1979年に放送され、高視聴率…
『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』の上映を記念し、10月28日(木)、新宿ピカデリーにてトークイベント「ヤマトーク」が開催。安田賢司(監督)、福井晴敏(シリーズ構成・脚本)、MCに岡秀樹(脚本)が登壇し、濃密なトークが展開されました!
さらに、イベント内では 2月4日の上映開始に先駆けて、『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』の冒頭11分の映像も上映されたとのこと。
以下、順に最新情報をご紹介します。ぜひご覧ください。
以下、原文のままお届けします。
■劇場 :新宿ピカデリー
■登壇者 :安田賢司(監督)、福井晴敏(シリーズ構成・脚本)、MC 岡秀樹(脚本)
■日時 :2021年10月28日(木)
『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』の上映を記念し、新宿ピカデリーにて、トークイベント「ヤマトーク」が開催された。
第1回となる10月28日は、安田賢司(監督)、福井晴敏(シリーズ構成・脚本)、MC に岡秀樹(脚本)が登壇し、濃密なトークを展開させた。
さらに、イベント内では2月4日の上映開始に先駆けて、『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』の冒頭11分の映像も上映された。
まずは、上映開始から3週間が経った『前章 -TAKE OFF-』の反響について、安田は「原作やリメイクシリーズを見てきたファンの方に受け入れられるか不安でしたが、多くの方にご覧いただけて驚いています。良い“旅立ち”になりました。」と安堵した様子を見せた。
続いて、本作の制作過程を振り返ることに。『2205』の物語を練り上げていったシナリオ会議には毎回、安田・福井・岡のほか、設定考証、メカニカルデザインなど 10 人以上のスタッフが集まり、長い時間をかけ行われた。安田は「これほど大人数でのシナリオ会議は初めて」と語り、贅沢なメンバーでおこなわれる形式に驚いたという。福井は「ヤマトをよく知る“ヤマト賢者”たちからアイデアを募り、議論しながら自分の考えと擦り合わせを行う必要がありました。」と説明した。岡は、「本作をご覧になったファンの方が、原作に対するリスペクトを感じたのは、“ヤマト賢者”の存在が影響しているかもしれないですね。」と分析した。
次に、Twitter で募集したファンからの質問に答えた。テーマは「#今さら聞けない 2205」。「安田監督の持ち味を一言で表すと?」という質問に対し、福井は「色々なところに気を回し、細かい部分まで詰めてくれる。“艦載機”のような存在です。」と答え、岡は「リテイク指示を出す際にも、現場を混乱させないよう我慢強くタイミングを見計らっています。“波動防壁の使い方がうまい艦長”という印象。」と評した。
「ヤマトが発進するシーンで、土門竜介が操縦桿を引けなかった理由は?」という質問に福井は「このままヤマトを座礁させてしまおうかという思いもよぎるが、(土門の)父のことを思い返し、そんなことをしても自分の気が晴れないと思い至る。様々な思いや葛藤から、ある種パニック状態になったのでしょう。土門がヤマトに乗り込んだ理由の根源に立ち返った瞬間です。」と、土門の胸中を明かした。
そして、『後章 -STASHA-』の冒頭 11 分を上映。安田は「『前章 -TAKE OFF-』のラストでヤマトが颯爽と登場したので、その勢いを損なわないよう意識しました。特に、コスモパイソンの機動力を魅せられるよう工夫しました。」と、迫力満点の冒頭シーンに込めた思いを語った。
最後に、安田、福井の挨拶でイベントを締めくくった。
安田賢司
「『前章 -TAKE OFF-』が多くの方に楽しんでいただけたことを実感し、感動しています。『後章 -STASHA-』は驚きの展開が待っていますので、楽しみにしていてください。」
福井晴敏
「古代がどのように人間的な復興を遂げていくかが、『後章 -STASHA-』のひとつの柱になっているのでご注目ください。今後とも応援をよろしくお願いします。」
◆第2回『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』ヤマトーク付き上映会
日時 :11月2日(火) 20時25分の回上映後
登壇者:安田賢司(監督)、福井晴敏(シリーズ構成・脚本)、岡秀樹(脚本)、明貴美加(メカニカルデザイン)
内容 :『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』本編上映
登壇者によるトークイベント ※『後章 –STASHA-』本編冒頭[11分36秒]の上映はありません
料金 :2,200 円均一(※前売券、各種ご招待券、株主券、SMTMembers クーポン、割引券はご利用いただけません)
劇場 :新宿ピカデリー (東京)
TEL:050-6861-3011 劇場 HP:https://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/
【タイトル】 『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』
【上映表記】 好評上映中
1979年に放送され、高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』 がモチーフに、全二章、完全新作で描く「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。〈前章 -TAKE OFF-〉は、10月8日(金)より劇場上映・Blu-ray 特別限定版販売・デジタルセル配信中。
◆ストーリー
白色彗星帝国との戦いから三年――。滅びに瀕したガミラス民族を救うべく、新たな母星の探索を続けていたデスラー総統は、天の川銀河の一画に条件に見合う星を見出す。が、そこは、強大な星間国家の領域内であった。銀河で勃発した領土紛争は、ガミラスと安全保障条約を結ぶ地球を否応なく巻き込んでゆく。地球に軍事的・経済的優位性をもたらしてくれた時間断層という魔法は、自分たちの命と引き替えに消滅してしまった――自責の念に駆られながらも、ヤマト新艦長の任についた古代進は、来るべき有事に備えて新クルーらと共に訓練航海に旅立つ。その中に、自分をつけ狙う何者かが紛れ込んでいるとも知らずに。
かつてない不安の時代に、新たなる旅立ちの時を迎えるヤマト。その行く手では、想像を絶する新たな敵が待ち構えていた……。
◆スタッフ
原作:西﨑義展/製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司/監督:安田賢司/シリーズ構成・脚本:福井晴敏/脚本:岡 秀樹/キャラクターデザイン:結城信輝/メカニカルデザイン:玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加/音楽:宮川彬良/音響監督:吉田知弘/CG ディレクター:後藤浩幸/アニメーション制作:サテライト
配給:松竹 ODS 事業室
◆キャスト
古代 進:小野大輔/森 雪:桑島法子/真田志郎:大塚芳忠/アベルト・デスラー:山寺宏一/スターシャ:井上喜久子/デーダー:天田益男/土門竜介:畠中 祐/徳川太助: 岡本信彦/京塚みやこ: 村中 知/板東平次:羽多野 渉/坂本 茂:伊東健人
■『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち』 公式サイト https://starblazers-yamato.net
■『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ 公式 Twitter https://twitter.com/new_yamato_2199
©西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会
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