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TVアニメ「佐々木と宮野」メインキャストの白井悠介、斉藤壮馬にインタビュー!むしろ「佐々木可愛い説」って!?

2022年1月9日(日)よりTOKYO MX、BS日テレほかにて放送予定のTVアニメ「佐々木と宮野」。
「はじまりは、憧れだった。」本作品はBL漫画が好きな腐男子の宮野と、ちょっとだけ不良な先輩、佐々木との出会いから始まる、男子高生の日常を描いた物語です。

今回はTVアニメ「佐々木と宮野」のメインキャストを務める佐々木秀鳴役の白井悠介さん、宮野由美役の斉藤壮馬さんにインタビューを実施しました。
放送がより楽しみになる、キャラクターの魅力や作品の見どころなどをたっぷりとお届けします!

白井悠介さん、斉藤壮馬さんにインタビュー!

このアニメで間違いなく大きく変わったのは……

―――ドラマCDとは違い、映像もあるTVアニメですが、収録する際に演技を変えたところなどはありますか?

白井さん:意識的に変えたところはあまりないかな。ただやっぱりアニメになると、尺の関係でテンポ感とかはドラマCDと変わってくる部分は自然とありました。
変えたというか意識していたり、ディレクションで言われたりしたことに関して言うと、モノローグ(心の内の声)のところで、最初のうちは気持ちを出しすぎないというか、宮野に対して明確に「好きかも」と自分の中で確信は持てないですし、そういうところをどれだけ出すのか、感情をどれだけ乗せるのかというところは監督さんと相談しながら進めました。
この作品はモノローグがとても多いので、意識してやらせていただきましたし、見どころの一つだと思います。

白井悠介さん


斉藤さん:ベーシックの部分は変わらないんですけど、ドラマCDとアニメでは尺やリズムが違うので、必然的に今回ならではの宮野を表現することになりました。先生の絵が綺麗だし、いろいろな角度でキュートな演出が入ってきたりするので、そこによりマッチするように「絵を見て声を想像したときに、思い浮かべてくれるような可愛らしさのある声にしてください」とのディレクションをいただきました。そこは意識してやってみましたね。

斉藤壮馬さん

斉藤さん:あと個人的にはですけど、ドラマCDも佐々木と全部一緒には録れていないんですよ。だから、このアニメで間違いなく大きく変わったのは佐々木と宮野の掛け合いの呼吸感ですね。もちろんそれぞれのキャラクターや芝居の感じは知っていたわけですが、毎週一緒の空間で掛け合いができたことによって、すごくいい流れで空気感を作っていけました。

―――白井さんは宮野の魅力、斉藤さんは佐々木の魅力、とお互いの演じるキャラクターの魅力を教えてください。

白井さん:宮野の魅力はいっぱいあるんですが、この作品においては「鈍感さ」かな(笑)宮野があれだけ鈍感じゃなかったら、この作品はやっぱり成り立たないですし……

斉藤さん:もっと早く完結しちゃってるかもね(笑)

白井さん:でもその中で宮野の葛藤があり、佐々木もそれに対して揺れ動く心情があって、手が届きそうで届かない、むずがゆい何とも言えないこの感覚、この作品ならではのものを生み出しているなって思います。
あとは自分が好きなものに対してめちゃくちゃ真っ直ぐに突き詰めていっているところは本当に素晴らしいことだなって。
とにかくただただ可愛い、見た目も内面も間違いなく可愛いです。

斉藤さん:僕が佐々木の一番好きだなと思うところは、本当の意味での寛容さがあるというか……BLに対してどうこうとかではなくて、「みゃーちゃん(宮野)がこれ好きなんだ」っていう判断基準、何かの概念に対して本当にフラットであるっていうところがすごく素敵だなって。
佐々木の基準ってもっとすごくシンプルで、人の好きなものに対してありのままに受け止めてくれるっていうのはやっぱりすごく素敵な人だなと思うし、僕がもし佐々木と付き合っていくなら、今後が見える人というか、大器の片鱗を感じますね。
でもやっぱり10代の男の子で、恋とか人を深く好きになるということに関するとまだまだ青さがあるっていうところで、僕はむしろ「佐々木可愛い説」っていうのをすごく感じてて!

白井さん:そうそう、それはそうなのよ!やっぱり佐々木も可愛いよね!?

斉藤さん:結構宮野ってサバサバしている部分もあったりするんですけど、佐々木は意外とちょっと迷いがちっていうか、頑張って自分を抑えなきゃって思ってるんですけど、モノローグではめちゃめちゃ気持ちが出ちゃうところが可愛い。
宮野も佐々木もタイプの違う可愛いさがあって、それが第三者的に見ていると、いじらしくてキュンとするな。ここから先も彼のことを見守りたいです!

学生に戻れるなら○○してみたい!

―――キャラクターたち、もしくは作品全体がご自身にもたらしたプラスの変化などがありましたら教えてください。

白井さん:さっき壮馬も話してた、佐々木が自分の好きな人が好きなものを受け入れられるその寛容さっていうのもそうですし、佐々木と宮野のやり取りを見ていて自分が触れて来なかったものとかでも見てみようという気持ちになりましたね。
僕はなかなか人から勧められたものに対して「触れてみようかな」ってならないタイプなんですけど、最近は人に勧められたものや広告などで気になったものを一回触れてみようとする機会は増えたと思います。

斉藤さん:半澤がオリジナルエピソードのみんなが騒いでいるシーンで「こんなのはいくつになったって何度やったっていいんだよ」みたいなことを言っていたのが印象的で……。
彼は達観してる部分もあるんですけど、達観してる人って常に俯瞰でものごとを見ているだけじゃなくて、一番等身大でその場にいられると思うんですよ。本当に達観してる人って、一周した上で一番楽しめる人なんだなって。今ならそれも分かりますけど、高校生で分かっている半澤はすごいです。半澤の言葉を借りるなら、なにかを分かったり納得したりするのは、いくつになったって決して遅くはないんだと思いますね。

―――本作品は男子高校が舞台となっていますが、もしお2人が学生に戻れるとしたら何をしたいですか?

白井さん:毎日学校終わってゲーセン行って帰るの繰り返しで、高校時代あまり青春をしてこなかったので、学生でしかできない青春、もっと全力で高校生活を楽しめていたら良かったのかなって思いますね。

斉藤さん:僕が一番やりたいことは学校をさぼること!

白井さん:え!さぼったことないの?

斉藤さん:なかったなあ。
まず僕のプランでいくと、軽音部に入りたい。軽音部に入って、学校さぼってスタジオ行ったり街ぶらしたりしてみんなでだらだら遊ぶ。あとは学園祭のステージ発表……には参加せずに、みんなが盛り上がっている中、不思議な雰囲気のある先輩と部室でさぼってギター弾きながらしゃべりたいな。

白井さん:青春だわ~(笑)不良になりたかったんだね。

斉藤さん:ちょっとあるかもね(笑)。ルールや決まりにただ無条件に従わない人に憧れがあったのかも。でも青春というものにすごく期待や執着があったのはよく覚えてるなあ。今もそうだけどね。

―――いよいよ2022年1月よりTVアニメがスタートしますが、見どころをネタバレぎりぎりで教えてください!

白井さん:待ちに待ったアニメがスタートします!アニメの展開は原作も意識してなぞっているんですけど、テンポ感が早いんですよね。でもそう感じさせない穏やかな映像になっていると思います。
めちゃくちゃ見やすいアニメだと思うので男子高校生の日常をのぞいてみるような感覚で楽しんでいただけるんじゃないかな。原作に触れたことがない方もぜひアニメから観始めてみてはいかがでしょうか?よろしくお願いします!

斉藤さん:原作の美しいイラストや繊細な感情表現をアニメーションの形でお届けできるよう、監督をはじめスタッフの皆様が非常に心配りしてくださっていることを感じながら収録をさせていただきました。
きっと皆さん経験されたことがある、簡単には言葉にできないような、でも確かに自分の心の内に沸きあがってくる感情を感じてもらえたら。
アニメで初めましての方も、原作からのファンの方もぜひ我々と一緒に毎話楽しんでいただけたら嬉しいです!よろしくお願いします。

TVアニメ「佐々木と宮野」作品情報

<放送情報>
TOKYO MX 1月9日より毎週日曜24:30~
KBS京都1月9日より毎週日曜24:45~
サンテレビ1月9日より毎週日曜25:00~
テレビ愛知1月9日より毎週日曜25:35~
BS 日テレ1月10日より毎週月曜24:00~
AT-X1月11日より毎週火曜22:00~※リピート放送:毎週木曜10:00~/毎週月曜16:00~

<配信情報>
U-NEXT1月9日より毎週日曜24:00~
その他サイトも順次配信予定
※放送・配信日時は変更になる可能性がございます。

<Staff>
原作:春園ショウ
(『佐々木と宮野』MFCジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)
監督:石平信司
助監督:上野壮大
シリーズ構成:中村能子
キャラクターデザイン:藤井まき
美術監督:黛昌樹
色彩設計:桂木今里
撮影監督:近藤慎与
編集:白石あかね
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
音響制作:スタジオ・ドンファン
音楽:澁江夏奈
音楽制作:日本コロムビア
アニメーション制作:スタジオディーン
製作:「佐々木と宮野」製作委員会

<Cast>
佐々木秀鳴:白井悠介
宮野由美:斉藤壮馬
平野大河:松岡禎丞
小笠原次郎:小野友樹
半澤雅人:内田雄馬
暮沢 丞:新井良平
田代権三郎:市来光弘
鍵浦 昭:島﨑信長

<Story>
女顔がコンプレックスな腐男子の宮野由美は、ある夏の日、校内で喧嘩の場に遭遇してしまう。
勇気を出して止めに入ろうとしたとき、宮野の肩を押し留め、代わりに向かってくれたのはちょっとだけ不良な先輩・佐々木秀鳴だった。
それ以来、なぜか佐々木に気に入られてしまう宮野。
あろうことか「好きなマンガを貸してくれ」と言われ――!?
そして佐々木は、瞳を輝かせてBLを語る宮野に、少しずつ惹かれていく…。

<公式HP・Twitter・Instagram>
■公式サイト:https://sasamiya.com/
■公式Twitter:https://twitter.com/sasamiya_anime
■公式Instagram:https://www.instagram.com/sasamiya_anime/
推奨ハッシュタグ:#佐々木と宮野

©2022 春園ショウ/KADOKAWA/「佐々木と宮野」製作委員会

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