【舞台】eeo Stage comedy コントライブ『区立すーぱーうるとらスゲェふぁいやーこんと小学校ざ・ふぁいなる』公演直前!図師光博&羽谷勝太&萩原成哉による稽古場対談インタビューを公開!!

2022年8月31日(水)からスクエア荏原ひらつかホールで開幕する、eeo Stage comedy コントライブ『区立すーぱーうるとらスゲェふぁいやーこんと小学校ざ・ふぁいなる』(通称:『す小』)。

『す小』は、小学生の遊びのような無邪気なビジュアルで、大人が本気のコントを魅せる舞台です。本公演は『す小』シリーズ第3弾です。

公演間近に迫る中、図師光博さん、羽谷勝太さん、萩原成哉さんによる稽古場対談インタビューを実施しました。

『す小』シリーズには初演以来の劇場出演となる図師さん、シリーズ初出演の羽谷さん、そして出演者でもありながら演出・脚本も務める萩原さんのテンポ感あふれるインタビューは必見です!

公演チケットも好評発売中です。グッズ販売も通販で実施中ですので、ぜひご利用ください。

▼チケットご購入はこちら▼

●まるでコントのような(!?)インタビュー

――まずは図師さん、羽谷さんにお聞きしますが、本公演への出演が決まったとき、どのように思いましたか?

羽谷:僕は小学生の頃から人を笑かすのが大好きで、みんなの前で笑わせるようなことをするのが好きだったので、コントライブへの出演が決まったときは嬉しかったです。ですので、今、燃えてます!燃えすぎて、本番までにガス欠にならないようにセーブしながら燃えていこうと思っています。

図師:僕はオファーをもらったときに、ついに来たなと思いました。『す小』に出るのが夢だったので……。

萩原:図師さん、出演するの2回目だよ!

図師:ん?

萩原:初演(1回目)に出演したでしょ!?記憶とんでる??

図師:違う違う。もう1回、『す小』に出るのが夢だったってこと!前回は出演できなかったから、3回目があったらいいな、ぜひ出たいな、声がかかったら嬉しいなと思っていて……。そうしたら声がかかったので、僕の夢を形にしてくれて嬉しいですし、とはいえ、それだけで終わらせないというのが『す小』の醍醐味だなと思っています。本当に楽しみです!

萩原:こんなこと言ってますけど、オファーして4か月くらい、保留にされましたからね。

図師:(笑)。オファーにびっくりしちゃって、連絡が遅くなっただけだって!

羽谷:……にしても4か月は長いっすね(笑)。

一同:(笑)。

――図師さんは2回目、羽谷さんは初出演ということで、萩原さんにお聞きしたいのですが、今回の『す小ふぁいなる』への出演オファーをお二人にした理由を教えてください。

萩原:図師さんは、僕が勝手に師匠のように思っていると言いますか、リスペクトしてる役者なんです。彼は天才です。コメディアンとして尊敬していて、僕の中のコメディを作っているといっても過言では……過言なんですけど。

図師:(笑)。

萩原:でも、本当に素敵な俳優さんで、コメディをやらせたら右に出る者はいないという役者です。そもそも『す小』は図師さんがいないと始まらないのに、前回の公演に出ていただくことができなくて……。映像では出てもらいましたけど、今回はオファーしまして、「この日程を抑えてください!」ってお願いしたら、4か月後にOKいただけたので嬉しかったですね。

図師:(笑)。ちゃんとスケジュールは空けてましたって!

萩原:(笑)。出てもらえるのは本当に嬉しいです。
勝太くんとは共演経験がなく、今回が初めましてなのですが、じつはトシくん(田邊俊喜)が勝太くんのことを紹介してくれたんです。そのあと、僕の団体・MNOP(「もんどなるやオリジナルプロジェクト」)の鵜飼主水が勝太くんと共演して、主水が「勝太は向上心があって、めちゃくちゃいいやつだよ」って話をしてくれたんです。そこからしばらくして今度は秋葉友佑が勝太くんと共演して、友佑も「勝太はマジでいい」って言っていて。トシくんも主水も友佑も褒めた役者なんだから、ぜひ『す小』に出演してほしいと思って、オファーしました。

羽谷:いや~今、めっちゃプレッシャー感じてます!

萩原:(笑)。でも、稽古の様子を見させてもらって、みんなが「勝太はいい」と言っていた意味がわかったので、本番が楽しみです。

●男性ばかりの稽古場と笑いの原点

――オムニバス形式ということですが、どのように配役を決めていったのでしょうか?

萩原:図師さんに関してはほぼあてがきですね。「これは図師さんにやらせよう」と思って書いたものが多くて。主として出てもらうというよりは、ポイントポイントで出てきて“美味しくしてくれる”方なので、そういうところを当て込みました。勝太は顔がイケメンなので、イケメンを生かしつつはっちゃけられるようにしました。勝太は関西人なので、お笑いの血をたくさん出してもらったら嬉しいなと思って、トシくんと話し合って配役を決めました。

図師:僕は年齢的にも座組の中で最年長なので、先生やお父さんという役柄が多いのですが、みんなを“美味しく”できるようにがんばりたいです。それは年を重ねた醍醐味ですね!

羽谷:僕は配役を見た時に、わかってんなぁと思いました(笑)。関西人という味もありますし、それを全面に出して、僕のいいところをキャラに落とし込めたらいいなと思います。

――登場人物がどんどん多くなっていますね。

萩原:初年度は6人でスタートして、前回は10人とどんどん大きくなってきて、今回は16人いますから。人数が多いなりの構成もありますし。コントの本数も過去最大です。ちなみに今回は15本のコントをご用意しました!大変でしたけどね……。

――稽古場の様子はいかがでしょうか?

図師:意図して笑わせようとするのって難しいんですよ。笑わせようとしている人を見ると笑わないし、でも見ている側には笑おうという気持ちが必要で。若い子たちもその意欲をぶつけあっている感じが伝わってきました。まじめにふざけてるな~というのを感じます。

萩原:僕たちのコンセプトは「役者がやるコント」なので、芸人さんとの違いを出していけたら、また、感情のこもったお芝居としても作っていけたらと思います。

羽谷:僕はとにかく楽しくて、昔を思い出しました。小学生の頃に、人を笑かそう!どうやって笑かそうかな?って、頭の中で練ることをしていたのが懐かしいです。

――図師さんと羽谷さんは今回が初共演とのことですが、お互いの第一印象を教えてください。

図師:僕は最初の真面目さを見た時から、達者な人だなと思いました。舞台も多少なりともある程度の経験もあるでしょうし、人を笑わせるのが好きなんだという気持ちも伝わってきました。主水や秋葉友佑が言っていたように、僕も稽古でそれをすごく感じました。

萩原:1日目の稽古で面目さが伝わってきましたし、役にすっと切り替わるところがすごく好感度の高い子だなと思いました。今はYouTubeでの配信をメインに頑張っていることも知っていますし、舞台経験自体はそこまで多いわけではないということも知っていますが、物事に対してまっすぐに向かっていって、ここはこういう方向でやってみようかって頭の切り替えが早いです。役者ってじつはその切り替えが難しくて、自分が考えてきたことに対して、違うアプローチを求められると迷ってしまうんですよ。図師さんがまさにそのタイプで、勝太はすぐにそれができるというのがすごい。

羽谷:いや~今、超ニヤニヤしてます!マスクで隠れてますけど(笑)。

図師:羽谷くんもだけど、今回、結構初共演という人が多いです。僕は人見知りな方なので、初対面ですんなりとは喋れないんですが、演劇の面白いところで稽古をすると空気感とかこの人こういう人かな?というイメージがわかったりするので、非常にありがたいですね。

萩原:図師さんは本当に人見知りで、なかなかなじまないんですよ(苦笑)。それは図師さんがもうベテランだから、こういった若い子たちが多い環境下では難しいとは思うんですけど、稽古で図師さんと絡んだら、この人、面白い人だなというのがわかるので、みんな図師さんと絡みたくなるんですよ。

図師:そのためにがんばってるんだよ!

羽谷:僕もまさにそうでした!稽古してみたら図師さん、超面白くて……。役的にあまり笑っちゃいけないところがあったので、笑いをこらえるのに必死でした。

図師:稽古をするとすぐに仲良くなれます!

萩原:うらやましいですね~演出家ってその輪の中に入れないので……。今回は役者としても参加してますけど、演出家という立場では皆さんから一歩引いたところから見ているので、「あ、仲良くなってきたなぁ」と思いながら腕組んで見ています。

図師:お父さんじゃん。

萩原:そうそう、お父さんみたいな目で見てるよ(笑)。

●現実的に終わりにしたいこと

――お二人について、萩原さんからたくさん魅力を語っていただいたので、逆に図師さん、羽谷さんから、共演者でもあり演出家・脚本家でもある萩原さんへ一言、メッセージをお願いいたします。

羽谷:舞台経験は少ないですが、今回のコントライブ、すごく面白いものにしたいと思っています。ビシバシと、煮るなり焼くなりしてもらえたらと思っていますので、よろしくお願いします!

図師:付き合いが長い分、今更感もありますが、公演をやるときにこうやって呼んでもらえる、必要としてもらえるというのは役者をやっていて本当に生命線な部分もありますし、信頼関係があるからこそだと思っています。期待をしてもらっている以上のものを投げ返せるようにがんばりますので、これからも末永く……。

羽谷:急に今後のことですか!?

図師:(笑)。末永くよろしくお願いします!

萩原:こちらこそ今後もよろしくお願いします(笑)。

――「す小ふぁいなる」にちなんで、皆さんが「これはファイナル(終わり)にしたい」と思っていることはありますか?

萩原:僕はクーラーをつけっぱなしで、外出してしまうことですね……。普段は帰宅時間に合わせて、クーラーがつくようにタイマー設定をして外出するんですが、たまに電源を切るのを忘れてそのまま出てしまうことがありまして。そういうときは、「今日はタイマーでクーラーがついたんだな」って自分に言い聞かせています。

あと、今、ダイエット中でジムに通っているので、間食や夜食はやめようかなと思っています。やめたいと思っていますけど、ジムで走ってるから(食べても)いいだろうと、ジムを免罪符にして食べてしまってます……。

羽谷:プラマイゼロみたいなことっすかね?

萩原:実質マイナスかな……。だからやめたいです!

羽谷:『す小』の稽古場では起きていませんが、いつも集合時間のギリギリに現場入りしてしまうんです。いつも集合時間よりかなり早くに起きて準備して、絶対に間に合うようにしているんですけど、結局出るのがだんだんと遅くなって、現場に着くのがギリギリになるとか、早く外出できた!と思ったら、忘れ物に気づいて取りに戻ったせいで到着がギリギリになるとか……。萩原さん、もし僕が遅刻したらそういうことだと思ってください!

図師:うまいね!

羽谷:万が一のために保険をかけておこうかなと。

図師:(笑)。僕は41歳にして人見知りをやめたいですね!この年で人見知りをやめるのって難しいんですよ。僕、かなり先輩なので、若い後輩たちにガツガツ近づいたら、嫌な先輩になってしまいますからね。ちょうどいいラインを狙えるようにしたいんです……ですので、今日、僕はここに宣言します!僕は人見知りをやめます!人見知りを卒業です!

萩原:え、じゃあ勝太と二人きりでご飯行ってきてよ。

図師:そ、そうだね……あの、うん……。

萩原:人見知りの芝居、下手くそだな!(笑)

図師:(笑)。

――ありがとうございました。最後に公演を楽しみにしているファンの方へ、公演の見どころと合わせてメッセージをお願いします。

図師:笑うということは健康に非常にいいことだと思います。感情の中でも特別な感情だと思っているので、人を笑わせたいという気持ちがある役者がいて、笑おうと思ってきてくださるお客さんがいて、そのぶつかり合いが大きな笑いになると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

羽谷:「役者がコントをする」というコンセプトの通り、コントはもちろんですが、ガチのお芝居を見てほしいし、楽しんでほしいです。座組の雰囲気もすごくいいですし、稽古場の雰囲気のまま、見に来てくれる皆さんを笑わせられたらと!楽しませられたら!と思います!

萩原:舞台のキャッチフレーズ「バカになれる天才であれ。」の通り、全員が一斉にバカになってます。20を超えた大人たちが真剣にバカになる、という公演はなかなかないと思っています。

また、役者がやるコント舞台の中では一番クオリティが高いと自信を持って言えるメンバーが揃っていて、さらに信頼する演出家の田邊俊喜もいます。そこは自信をもってやっていかないと、出てくれている役者にも失礼なので、声を大にしていいます。安心して楽しんでいただけたらと思います。

コントも多いので、どこかで必ずツボに入る瞬間があると思います。いろいろなパターンのコントが揃っていますので、ぜひ楽しんでください。劇場でお待ちしています。

eeo Stage comedy コントライブ『区立すーぱーうるとらスゲェふぁいやーこんと小学校ざ・ふぁいなる』公演概要

<日程>
8月31日(水)~9月4日(日) 全7公演予定

<会場>
スクエア荏原ひらつかホール(東京都品川区荏原4丁目5−28 品川区立荏原平塚総合区民会館)

公式ウェブサイト:https://eeo.today/stage/title/susyofinal

▼チケットご購入はこちら▼

通販サイトではグッズ販売も実施中!

■通販サイト受付期間■
・1次受付:8月2日(火)20:00~8月19日(金) 23:59(お支払い完了まで)
(お届け時期:9月下旬頃より順次発送予定) ※終了いたしました。

・2次受付:8月20日(土) 0:00~9月19日(月・祝)23:59(お支払い完了まで)
(お届け時期:10月下旬頃より順次発送予定)

※通販サイト(eeo Store)にてグッズご購入の際は、登録無料のeeo会員アカウントが必要になります。

▼グッズのご注文はこちら!▼

■劇場物販■
各公演、ロビー開場~開演前&終演後に実施いたします。
該当公演の観劇チケットをお持ちの方がご利用可能です。

公演日程

8月31日(水) 19:00
9月1日(木) 19:00
9月2日(金) 19:00
9月3日(土) 13:00/18:00
9月4日(日) 12:00/16:00
※公演時間:約120分(休憩なし)

<一般販売(先着)>
・日程:7月28日(木)12:00~各公演前日18:00まで

チケット料金
S席チケット【特典付】 : 8,510(こんと)円
S席チケット      : 7,510(こんと)円
A席チケット【特典付】 : 7,510(こんと)円
A席チケット      : 6,510(こんと)円
※全席指定・税込

【チケット特典】

2Lブロマイド(非売品/キャストビジュアル使用)

チケットご購入はこちら▼

【公演概要】

<ストーリー>
小学生の遊びのような、無邪気なビジュアルで、大人が本気のコントを魅せる!

「バカになれる天才であれ。」をキャッチフレーズに、小学校の生徒として校歌斉唱から始まる公演。配信を含め大好評で幕を閉じた『す小』が2022年8月に帰ってくる!

<日程>
8月31日(水)~9月4日(日) 全7公演 ※公演時間:約120分

<会場>
スクエア荏原ひらつかホール(東京都品川区荏原4丁目5−28 品川区立荏原平塚総合区民会館)

<キャスト>※出席番号順
秋葉友佑
綾切拓也
五十嵐啓輔
稲葉光
鵜飼主水
氏家蓮
A.rik(円神)
上遠野太洸
白間太陽
図師光博
田邊俊喜
中林登生(円神)
萩原成哉
羽谷勝太
堀田竜成
松本ひなた

<スタッフ>
演出・脚本:田邊俊喜
      萩原成哉
音楽:manzo
舞台監督・美術:渡邉勝樹
音響:田中慎也
   池田菜々子
   長谷川愛
照明:村山寛和
照明オペレーター:鈴木杏里
映像:内田圭
収録:Hakua
生徒会長・宣伝映像:寺木慧佑
デザイン:升田智美(Mdesign)
     大串潤也(mepakura)
     山下雄基
     世羅淳美
     小関妃奈(A3)
     乙幡雅俊(A3)
     近藤有紗(A3)
     中村美咲(A3)
衣装:うちだなな
スチール:下條祐美
ヘアメイク:堀口裕美子

制作:宮田真由
当日運営:若林沙織
宣伝・広報:朝倉華奈子(A3)
商品企画:宮腰夏帆(A3)
WEB制作:青木隆志(A3)
プロデューサー:濱田優希(A3)
エグゼクティブプロデューサー:松本章宏(A3)
主催:eeo Stage/株式会社A3

【協力】
劇団CATMINT
舞夢プロ
和奏AGENCY
POLON
MNOP
吉本興業
Showtitle
toshiLOG
GROVE
エーディープロジェクト
Rush Style

公式ウェブサイト:https://eeo.today/stage/title/susyofinal

(C)2022 『区立すーぱーうるとらスゲェふぁいやーこんと小学校 ざ・ふぁいなる』 /eeo Stage

新着記事はこちら