2023年4月から放送予定のT…
2023年4月7日から放送中のシーサイドラブコメアニメ『女神のカフェテラス』。
そこで本記事では、ヒロインの1人である幕澤桜花(まくざわおうか)役の青木瑠璃子さんにインタビューを実施! 桜花の魅力や意外な一面、演じるうえで大切にしたこと、印象に残っているシーンなどをたっぷりと伺いました。
TVアニメ『女神のカフェテラス』は、東大現役合格の秀才・粕壁 隼と、亡き祖母が営んでいたカフェ「Familia」を舞台に、“おばあちゃんの家族”を語る見知らぬ美女5人との出会いから始まる、運命の人×5との贅沢すぎる共同生活を描いたシーサイドラブコメです。
5人全員「正ヒロイン」!? ここでしか読めない“作品の魅力”をたっぷりお届けします。
―――最初に本作品の原作を読まれたときの印象を教えてください。
幕澤桜花役 青木瑠璃子さん(以下、青木さん):
オーディションのときに初めて読ませていただいたのですが、ラブコメディーということで結構お色気シーンもあり、「ラブコメがメインの感じなのかな?」と思っていたら意外とギャグパートもしっかりあって……! 主人公の隼が秋水に容赦なくツッコミを発揮していて、こういう感じのシーンもあるんだと思いました。そのテンポの良さが面白かったです。
―――出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
青木さん:
他の役も受けさせていただいていて、桜花役で決まったと聞いたときに「この年で、このタイミングでやらせていただけるんだ……!」と思いました。自分の中では挑戦になるので少し緊張しましたが、一番は嬉しかったです。
―――本作で初めての経験だったこと、今回挑戦してみて改めて気づいたところがあれば教えてください。
青木さん:
女の子がいっぱいいて、男の子がその中にひとり、というハーレムものの作品にヒロインのひとりとして参加するのは初めてでした。隼の感じを聞きながらお芝居ができたので、自分の中で「こういうものだろうな」というのはあまりなく、その場で役を作りながらお芝居するのは新鮮で楽しかったです。
―――キャラクターに関しての挑戦はいかがでしたか?
青木さん:
女の子に対してはすごく優しくて可愛いけれど、ヒロインの中でも桜花は隼に対しての当たりが強いじゃないですか。特に最初の方は、異常に攻撃的な部分が(笑)。
▲青木瑠璃子さん演じる幕澤桜花
1・2話くらいのアフレコのときに、台詞も攻撃的だし私も攻撃性を出すと良くないかなとちょっとマイルドめに演じたら、音響監督さんに「もう恋に落ちてそうだから」と言われました。最初ヒロインたちは、おばあちゃんを蔑ろにしていた“嫌なヤツ”として隼を見ているので、もっと嫌なヤツだと思って「攻撃しちゃっていいです」と。だから最初の方は、より尖っているかもしれないですね。
私の気持ちとしては「こんなに攻撃していいものなのか」と(笑)。結構敵対パートが長めに続くので、アニメの中で徐々に仲良くなっていきますが、最初は探り探りで演じました。
―――青木さんが演じる「幕澤桜花」を改めてご紹介いただけますでしょうか。
青木さん:
服飾系の専門学校に通っているので衣装を作ることにすごくこだわりがあり、喫茶店「Familia」の衣装も桜花が作っています。ちょっと家庭的かなと思わせておいてそうではない一面もありつつ……。
あとは隼に対しての当たり方とか、ちょっと小学生っぽいところもあるんですよ(笑)。逆に女の子たちとは仲良く優しく、たぶん母性みたいなのがあると思います。特に女性同士のコミュニケーションの取り方というか、秋水と結構仲良くしているんですけど、秋水がやらかした時に「ダメよ」というときはちょっと“お母さんみ”があるのかなと思います。
また私以外の方もディレクションの際に言われていたのですが、隼に対してのラブコメなので、関係性としては一緒に住んでいるイチ男性というよりお父さんに対して「一緒に服を洗濯しないで!」みたいなイメージで最初はいきましょうと。
そういう風に捉えていただくと、反抗期の娘のような感じのトゲなのかな。たぶん桜花は隼に対して特にそういう面が出ている子です。
―――最初は恋愛というよりかは家族愛ですか?
青木さん:
そうですね。おばあちゃんとヒロインたちで築き上げてきた家族という関係を、隼は一番早く離脱しているわけじゃないですか。こんな大切にしてくれたおばあちゃんにヒドイことをしたヤツということで、出戻りのお父さんみたいな(笑)。その後徐々に「あ、そういうことがあったのか」と納得していったり、自分たちを気遣ってくれたり、色々あって仲良くなっていく過程も見どころだと思います。
―――キャラクターを演じる上で大切にしていることはございますか?
青木さん:
ツンデレな部分もあって、本音で話すことも多く“ツン”が強めに出てしまうこともあるんですけど、「こういう気持ちで言っているんだから」とちゃんと言うところは、あまりツッパリ過ぎないようにしようと思っていました。自分が思っていることを、特に隼に対しては、そのまま言うのはあまり得意じゃない。そこをどういう言い方で伝えようかな、というのはギャグとコントラストが出るように考えながら演じました。
―――ご自身が演じるキャラクターとの共通点を教えてください。
青木さん:
私も編み物とか、あと小さいころからやってる羊毛フェルトとか、服を作るまではいかないですけど、結構手芸が好きなんですよ。そんなに頻繁にやるわけじゃないんですけど、そういう細かい作業をしていると没頭できて楽しいです。可愛いものが出来たら嬉しいという桜花の気持ちは分かるので、そこは共通点かなと思います。
―――ヒロインたちの印象も聞かせてください。
青木さん:
みんなやっぱり可愛いくて、それぞれ性格の方向性も違っていて。
一番多く一緒にアフレコできた方は、秋水役の鈴代紗弓さんなんですよ。原作を読んだときも「この子一番好きだな」と思ったのが秋水で、面白くてスッキリした性格というか、分かりやすいので「いい子なんだろうな」って思いました。
あと流星ちゃんは、見た目が可愛い部分もあるんですけど、自分のことを犠牲にしがちなので、「苦労してきた子なんだろうな」と原作読んでいくうちに感じて……。ちょっとギャルぽい雰囲気を原作読んだときに感じたんですけど、演じているのを聞いていて、ギャルっぽさと真面目さとのギャップがあって、そこは声がついて一番印象が変わりましたね。一番深みが出たかもしれません。「あぁ、こういうことだったんだ」と自分の中で納得した部分がありました。
白菊さんは結婚したいな~みたいな(笑)! 料理上手ですし、一途ですしお酒も嗜むので一緒にいたら楽しそうだなとは思いました。あと紅葉さんは、私もコーヒーが好きなので、コーヒーを美味しく淹れる方法を教えてほしいですね。良い豆を買ってもイマイチ淹れ方が分からなくって……。
―――収録現場の雰囲気はいかがでしたか? もし「これは公表できる」というエピソードがございましたら、教えてください。
青木さん:
漫画では後ろでバタバタしているだけで特に台詞がないシーンを、アニメだとその裏で騒いでいる部分を声で表現しないといけなくて、そこのアドリブが難しかったですね。特にそのドタバタしているシーンはだいたい秋水が絡んでくるんですけど、よく分からないことをしていて(笑)。
それに対して「ダメでしょ!」みたいな台詞があるんですけど、秋水がすごいことをやりすぎていて「なんて叱るんだろう?」というシーンが結構ありました。衣装の中に「こういうものを仕込んでくれ」とお願いされたときは「ミサイルはつけられないでしょ」と言ってみたり(笑)。そういうのもあって難しかったですが、事前に打合せをして決められたので、そこは楽しかったです。秋水と一緒にいるときは、お姉ちゃんであり友達のような……。
―――演じていて楽しかったシーンや、印象に残っているシーンはございますか?
青木さん:
やっぱり……秋水とのやり取りは印象的ですね。秋水がふざけているときに一緒にふざけるときもあれば、「それ以上はダメよ」とちゃんと言う子なので、そういうギャグシーンは結構面白かったです! でもやっぱり掛け合いをしていくと、みんなドンドン高まっていくので、はしゃぎやすいというか「コラ!」と他の人に言われたくなってしまって(笑)。
みんなでバカやってるシーンは、自分一人で台本を読んでいるときとは違う感情で演じられて、「私もこんなに楽しそうにできるんだ」と心の底から楽しかったです。
―――本作品において仲良くなりたい、気になるキャラクターはいますか?
青木さん:
仲良くなりたいのは紅葉さんですね。一番大人ですし、一緒にいて気を遣わなくて良さそうというか、お互いに無言でも居心地が良さそうな気がします。大人っぽいんですけど、まだ未成年なんです(笑)。
―――本作は喫茶店「Familia」が舞台となっていますが、青木さんが好きな喫茶店のメニューを教えてください。
青木さん:
いわゆる昔からある喫茶店に行くとデザート系を頼みたくなり、プリンを食べます。もしくは、サクランボが乗っているメロンクリームソーダを飲みたくなるんですよね! あとパンケーキがあればパンケーキも食べたくなるし、カレーやナポリタンも……食べたいものが多くてすごく迷いますね(笑)。悩んでいる時間も楽しいです。
―――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
青木さん:
最初は隼に対してお父さんを攻撃するみたいに、「なんだコイツは!」というところから始まりますが、徐々に和解して“みんなでどういうカフェ運営をしていくのか” となっていくところが見どころだと思っています。この先も可愛い女の子にあわせて物語がどう進んでいくのか、楽しみにしていてください!
■イントロダクション
――どこかの海辺にある、古びた喫茶店。そこには…女神様がいるらしい――
ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」。
「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と
主人公、粕壁 隼が3年ぶりに帰省をすると
そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人のカワイイ女の子が!!
いきなり下着? 全裸!? ちょっとまて、誰が空き巣だ!
ここはオレの家だ! 絶対に追い出してやる!
最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ!
5人全員「正ヒロイン」の、夢のハーレム共同生活!
ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ!!
■放送情報
2023年4月7日(金)から毎週金曜深夜1時25分~
MBS/TBS系 全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送
BS日テレ:2023年4月10日(月)から毎週月曜夜11:30~
AT-X:2023年4月12日(水)から毎週水曜夜9:30~
※リピート放送 毎週金曜午前9:30~・毎週火曜午後3:30~
■配信情報
DMM TV、ABEMAにて最速配信
dアニメストアほか各配信サイトでも配信予定
■スタッフ
原作:瀬尾公治(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:桑原 智
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:野口征恒
音楽:兼松 衆、櫻井美希
アニメーション制作:手塚プロダクション
■キャスト
粕壁 隼:水中雅章
小野白菊:和氣あず未
月島流星:山根 綺
鶴河秋水:鈴代紗弓
鳳凰寺紅葉:瀬戸麻沙美
幕澤桜花:青木瑠璃子
粕壁幸子:伊倉一恵
■音楽
オープニングテーマ:音莉飴「運命共同体!」
エンディングテーマ:佐藤ミキ「ドラマチック」
■WEB関連
【公式サイト】https://goddess-cafe.com/
【公式Twitter】https://twitter.com/goddess_cafe_PR
(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS
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