2025.02.05

「BLアワード2025」2月9日(日)まで投票受付中！　商業BLの頂点に輝くのは…！？

株式会社サンディアスが運営するBL情報サイト「ちるちる」より、BL作品の最高峰をファンの手で決めるBL総選挙「BLアワード2025」のノミネート作品（BLソムリエ部門を除く全10部門）が発表されました！　また同時に、2025年1月31日(金)18時から特設サイトにて投票もスタート!!

「BLアワード」は前年1年間に発売されたBL作品を対象として、読者投票によってその年に輝いた商業BL作品を決定するランキング企画です。投票は2月9日(日)までとなりますので、まずはノミネート作品をチェック！

激戦必至の総選挙「BLアワード2025」投票は2月9日まで！

本年2025年の発表で16回目を迎える「BLアワード」は、発表前年の1年間に発売された商業BL作品の中から、最も輝いていたと思う「コミック」「小説」「CD」を読者が選び、投票によってBLの最高峰を決定する最大級の商業BLランキング企画です。

投票は、BL情報サイト「ちるちる」の特設サイトにて2025年1月31日(金)～2月9日(日)まで受付中。今回は全11部門が用意されており、本記事では10部門のノミネート作品をご紹介します（※）。なお、結果は4月18日(金)に「ちるちる」にて発表されるとのこと。

（※）「ちるちる」認定のBLソムリエによる投票で上位作品が選出される「BLソムリエ部門」のノミネート作品については、後日公開される予定。

総合コミック部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、単行本の1巻目が2024年に発売されたコミックスの中から選出。部門を超えて、1年間のコミックスを包括したランキングです。
※シリーズ部門を除くコミックスが対象の部門とは重複ノミネートの可能性がございます。

シリーズ部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、シリーズ（続刊）コミックスから選ばれます。

ラブコメ部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、コミカルなテイストのコミックスから選ばれます。

エモーショナル部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、キャラクターの心理描写や日常風景に重点を置いたコミックスから選ばれます。

フェチ部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、濃厚なシーン、特殊プレイ・特殊シチュエーションでのHなど、フェティシズムを刺激するコミックスから選ばれます。

ディープ部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、BLのディープな魅力が光るコミックスから選ばれます。

次に来る部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、商業BLデビューからおおよそ2年以内の作家のコミックスから選ばれます。

小説部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、紙書籍が発売されている小説作品から選ばれます。

BLCD部門ノミネート作品

ちるちるでの評価得点を基準に、BLCDを含むオーディオドラマ作品（※）から選ばれます。
※常時購入不可能なものは対象に含まれません。

webtoon部門ノミネート作品

2024年1月1日(月)～12月31日(火)までに更新があった、縦スクロール形式のwebtoonBL作品から選ばれます。
※日本語で読むことのできる作品が対象です。日本語版が配信されていないものは対象外ですのでご注意ください。
※2024年に紙の単行本が発売された作品については、通常のコミック部門等との重複ノミネートのため本部門の対象外となる可能性がございます。

「BLアワード2025」概要

▼投票期間
2025年1月31日(金)～2月9日(日)

▼投票対象
総合コミック・シリーズ・ラブコメ・エモーショナル・フェチ・ディープ・次に来る・小説・BLCD・webtoon
※BLソムリエ部門は、弊社認定のBLソムリエのみ投票対象となります。

▼対象作品
2024年1月1日～2024年12月31日に発売された紙書籍BL及び電子書籍BLの関連作品。
※webtoon部門のみ2024年1月1日～2024年12月31日の期間に日本語版最新話が更新された作品が対象となります。

▼投票資格／投票場所
ちるちるに会員登録されている方（会員登録無料）
「BLアワード2025」ノミネートページ：https://www.chil-chil.net/blAwardNominate/e/2025/

▼結果発表
2025年4月18日(金)
BL情報サイト「ちるちる」にて：https://www.chil-chil.net/

▼公式SNS
ちるちる催事部公式X：https://twitter.com/BLaward_chil
※ほか、ちるちる公式の各SNSでもノミネート作品を紹介。

2024年には4,000タイトル以上のBL作品が発売…その特徴は？

昨年2024年は、BL作品原作の実写ドラマやアニメーションが多数制作・公開されるなど、BLのメディアミックスが盛り上がりを見せる一年となりました。
特に、「BLアワード2024」シリーズ部門で1位を獲得した『ギヴン 9』の劇場アニメ『映画ギヴン海へ』はシリーズ最高興行収入を記録し、上映劇場が追加されるなど大ヒットとなっています。

また、ドラマ『２５時、赤坂で』のファンミーティングが韓国で開催されたり、ドラマ『ひだまりが聴こえる』が中国のSNS・Weibo（微博）内「超话」にて連日トップ3にランクインしたりするなど、国内BLドラマが海外でも根強い支持を獲得。
さらに、コミック『抱かれたい男1位に脅されています。』のタイでの実写ドラマ化も発表されており、今後ますます実写BL作品のグローバル化が進んでいくと思われます。

映像作品もさることながら、商業BLコミック・小説も年々人気を増しており、2024年には4,000タイトル以上（紙・電子媒体のコミック・小説を合算）のBL作品が発売。今年の「BLアワード2025」では、この膨大なBL作品の中から、2024年それぞれの部門で最も輝いていたBL作品を決めることになります。

2024年は感情を揺さぶる切ない作品が人気に

2023年同様、2人が出会い幸せになるまでの様子を描いた“光”作品の人気が継続。しかし、2023年に比べ、「あまあま」な恋模様を描いた作品より、紆余曲折やトラウマを乗り越え、2人が幸せを掴む切ない作品が支持される傾向となりました。重厚で“泣ける”ストーリーが、ちるちる内でも高く評価されています。

webtoonがグローバルな人気を獲得

縦スクロール形式の電子マンガ作品「webtoon」が、昨年に続き安定した支持を獲得。特に、前回の「BLアワード2024」webtoon部門は海外ユーザーからの得票数が多く、世界中で人気を博しています。

BL作品のシリーズ化が定番に。名シリーズの最新作も話題

これまで1巻完結の作品が多かった商業BL作品。しかし2024年は、作品の人気を受け、2巻以降も刊行が継続される「シリーズ作品」の台頭が際立つ一年となりました。
また、単行本1巻が発売されてから10年以上が経過している名シリーズの最新作も話題に。長年のファンはもちろん、最新作発売や完結をきっかけに初めて手に取るという、新たなファンも増加しています。

BLアワードが最新BLトレンドの指標として活用されている

昨年「BLアワード2024」の投票数は2.2万を突破。好きな作品を応援することはもちろん、新たな作品との出会いを創出するイベントとして、毎年世界中のBLファンから多くの投票と熱いメッセージが寄せられます。

さらにBLアワードにランクインした作品が続々とメディアミックスを果たすなど、ユーザーのみならず企業の方々が最新BLトレンドの指標として活用することも。
なお、今年の結果発表と同時に大手電子ストアなどで「BLアワード2025」キャンペーンの開催も予定されています。今後の続報も楽しみに待ちましょう！