2025.06.04

ミステリーや江戸川乱歩をテーマにした「としま乱歩フェス」が開幕！　旧江戸川乱歩邸では吉野裕行が『幽霊』特別上演

ミステリーや推理作家・江戸川乱歩先生に関わる様々なアトラクションやイベントを楽しめる「としま乱歩フェス」が、2025年5月15日(木)からスタート。

開幕日には、旧江戸川乱歩邸で人気声優の吉野裕行さんが出演した朗読劇『幽霊』が特別上演されました。また今後も、本フェスでさまざまなコンテンツが実施されることが発表に。

「としま乱歩フェス」では様々なコンテンツが登場！

本フェスは、立教大学の敷地内にある旧江戸川乱歩邸のリニューアルオープンにあわせて開幕。5月15日(木)の開幕日には、旧江戸川乱歩邸リニューアルオープン記者発表会が開催されました。

西原廉太さん（立教大学総長）、金子明雄さん（立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター長）、高際みゆきさん（豊島区長）、乱歩のご令孫である平井憲太郎さんも出席。

高際区長から挨拶で述べられたのは「私は小学生の時から乱歩先生の大ファン。旧江戸川乱歩邸のリニューアルオープン、そしてとしま乱歩フェス、こういった取り組みを通して池袋をミステリーで盛り上げていきたい」との意気込み。また、旧江戸川乱歩邸で育った平井さんからは、江戸川乱歩先生や邸宅での思い出が語られました。

乱歩作品『幽霊』の朗読劇が旧江戸川乱歩邸内で上演に！

リニューアルオープンを記念し、同邸宅の応接間では、江戸川乱歩先生の『幽霊』がノサカラボ企画・制作の朗読劇として特別上演されました。朗読劇には、人気声優の吉野裕行さんが出演し、1人で様々な役を演じ分けながら、乱歩作品の世界を見事に表現。

また、旧江戸川乱歩邸は5月19日(月)から一般公開されて、見学が可能になりました。邸内に新設される展示室では「作家・乱歩と人間・太郎の二つの人生に出会う場」をコンセプトに、乱歩自筆の年譜やミステリー作品のトリックを体系化した欺瞞系譜など、これまで展示されてこなかった貴重な所蔵資料が展観されるそうです。

「としま乱歩フェス」で展開されるコンテンツは？

「としま乱歩フェス」では多数のイベントが開催されるそうなので、その中から一つピックアップしてご紹介します。詳細は特設サイトで！

回遊型アトラクション～失踪した先輩記者の足取りを追う～・ミステリーウォーク

こちらのコンテンツは、池袋駅周辺での回遊型アトラクションです。池袋に点在するふくろう像には、ある順番に巡ると行方不明になるという都市伝説が。実際に行方不明になってしまった新聞記者の足取りを追い、池袋の街を歩きながら真相解明に挑むウォーキングアトラクションです。

「回遊型アトラクション～失踪した先輩記者の足取りを追う～・ミステリーウォーク」概要
■開催日：2025年5月15日(木)～2025年6月30日(月)
■料金：無料（参加には、音声ガイドアプリのダウンロードが必要です）
■パンフレット配布場所：東武百貨店池袋本店2階5番地、12階特設会場【5月15日(木)～5月24日(土)】ほか

＜WEB情報＞
旧江戸川乱歩邸リニューアル記念としま乱歩フェス：https://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/7751