株式会社A3による事業「Jo…
2022年10月26日(水)~10月30日(日)にCBGKシブゲキ!!で上演されるeeo Stage action 劇団MNOP#2『悪を以って愛と成す』。
本公演は、株式会社A3による事業「Joy Creation Platform『eeo』」が贈る、新たなショーエンターテインメント「eeo Stage」シリーズと、俳優・殺陣振付師である鵜飼主水さん、脚本家・演出家、俳優である萩原成哉さんによる団体「もんどなるやオリジナルプロジェクト」通称「MNOP」がタッグを組んで行うもので、11人の男たちが魅せる“action”に期待が高まる公演です。
稽古も佳境に入るなか、仁(ジン)役の星璃さん、陽(ハル)役の伊藤澄也さんに直撃インタビュー! お二人が演じる仁と陽の関係性から、本公演の見どころまでたっぷりと伺いました。最後まで読み逃しなく!!
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――本公演へのご出演が決まったとき、また出演を決めたときのお気持ちを教えてください。
伊藤:脚本と演出を担当するなるさん(萩原成哉さん)から直接オファーをいただいて、ぜひ! とすぐに出演を決めました。じつは、オファーをいただいたとき、どういった舞台なのか詳細は知らされていなかったんです。ですが、なるさんが演出を担当された別作品に出演したことがありますし、なるさんの脚本がどういったものなのかも知っているので、断る選択肢はなかったですね。きっと素敵な舞台になるんだろうなと思っていたら、スーツに日本刀に殺陣! そして僕が演じる陽という人物! めちゃめちゃカッコいいので、出演できることが嬉しいですし、テンションあがりました!!
星璃:MNOPさんのイベントに出演したことがあるので、なるさんのことは勿論知っていました。その時から「いつか一緒に舞台やりたいね」なんてお話もさせていただいていて……。ですので、オファーをいただいたときは、「男だけのキャストで、殺陣あり、バチバチのアクションありで、主水主演でやるよ」と概要だけ聞いて「出ます!」と答えていました(笑)。
――お二人がそれぞれ演じられる登場人物について、どのような人物なのか、また、ご自身と似たところがありましたら、あわせて教えてください。
伊藤:僕が演じる陽は明るくて、おちゃらけています。星璃演じる仁と基本的に一緒に行動していますね。彼のことは信頼していて、信頼しているからこそ仁には負けたくないと思っている子です。仁以外の第三者と絡むときは相手を警戒していたり、心を許していない感じがありますが、仁の前では素でいるし、楽観的でいられるので、それが陽の明るさに繋がっているのかなと思います。
――役作りする上で、萩原さんから何か指導はありましたか?
伊藤:そうですね、陽は“強い信念”を持っていて、絶対にそれがぶれないでいてほしいと言われました。周りからどう見えていようとも自分の正義を貫き、守りたいものを守る人、ですね。ただ明るいだけではなく、誰かが自分の大切な人を傷つけるなら、怒りをぶつけますし。素直な子です。
僕自身と似ているところは……素直なところですかね(笑)。と言いつつ、僕と初対面の方の第一印象が大体「陽気」「おちゃらけている」なんですけど、陽のイメージがまさにそれなんです。陽が僕そのものという感じで、普段の自分と近いので役作りがしやすかったです。
――星璃さんは、演じられる仁という人物についてどのような印象がありますか?
星璃:少年漫画に出てくる主人公、ヒーローみたいな印象です。なるさんも仁はヒーローみたいな子、と言っていて、いいことはいい、悪いことは悪い、白黒がはっきりしていて、悪を絶対に許さない人物ですね。若いながらも仁は陽と二人で頂点を目指す、という向上心があるので、そこは自分と重なります。人間の深み、みたいなところを出せたらいいなと思いつつなるさんからは「ナチュラルに演じてほしい」と指導いただいたので、いい塩梅を取れたらいいなと思っています。
――それでは、お互い演じる人物の印象も教えていただけますか?
伊藤:仁は面倒見いい子だなと思いますし、そこは星璃と似ています。星璃は殺陣の経験が豊富なので、僕が「ここはどうしたらいい?」と質問すると快く教えてくれますし、教えてくれますし、面倒見てくれます(笑)。あと、陽よりももっとまっすぐで、猪突猛進かな。さっき星璃が仁はヒーローみたいと言っていましたけど、そういうシーンは確かにあります。陽が敵から攻撃を受けそうになると仁が颯爽と現れて助けてくれて……。カッコいいんです! でも陽としては、助けてくれた感謝と「こんな敵、一人で倒せたよ」みたいな気持ちもあって。ただ親しいだけではなく、ライバル視しているところもありますね。
星璃:僕からしたら陽の方が面倒見がいいって思う! 仁ってちょっとアホなところがあるから、そんな仁の隣についてくれている陽の方が面倒見がいいはずだよ。
伊藤:そうかな?
星璃:そうそう! でもまぁ澄ちゃんが仁は面倒見がいい、っていうなら仁にもそういうところがあるのかもね(笑)。
――星璃さんから見て、伊藤さんはどのような人ですか?
星璃:澄ちゃんも陽みたいに明るいですし、優しくて朗らかな人なのですぐ仲良くなりました。僕と澄ちゃんは同じ年ですし、仁と陽というコンビでいられることが嬉しいですね。共闘するシーンがほとんどなので、二人で立ち回るときにはこうしようか? とか一緒に考えたりもしていますし、すごく仲いいです!
――今回の公演は「action」とつくように、殺陣を含むアクションシーン満載な公演となります。実際に稽古をしてみて、いかがでしたか?
伊藤:じつは僕、日本刀で殺陣をするのが初めてで……。殺陣の経験はありますが、日本刀ではなく槍を使った殺陣で、長さが違う=相手との間合いも全然違うので大変だなと(苦笑)。しかも稽古初日にいきなり全員での乱戦の殺陣のシーンからで、マジか~! となりました。
あと、さっき星璃が仁と陽が立ち回るシーンを僕と一緒に考えている、と言っていましたが、共闘する場面が結構あって、呼吸や空気感、タイミングを二人であわせないといけないんですよね。相手を観察しないといけないですし、陽というキャラクターも維持しないといけないので大変です。ただ見せる殺陣をしている、というわけではなく、そこにいろいろな要素や感情がこもっているので、じっくり見てほしいですね。
星璃:僕は殺陣の経験がもともとあって、主水さんと一緒に殺陣振付もやってます。僕自身の勉強にもなるのでやらせていただいていますが、とはいえ、今、澄ちゃんが言ったように、ただ殺陣を見せているというわけではないんですよ。特に今回の舞台は、仁と陽のようにコンビで動くメンバーが多いので、そのコンビが「阿吽の呼吸で動ける」というのをしっかり表現できた方がいいなと。
ただ刀を振るって、アクションをしてだけだと面白くないですし、芝居の一部として「どうして刀を振るうのか」「どうしてここで殴るのか」、アクションに気持ちを乗せるということを考えながら自分もやっていますし、殺陣振付の際には主水さんに相談しながらやっています。
――ちなみに、稽古場の様子はいかがでしょうか? 何かエピソードがありましたら、教えてください。
伊藤:男子校みたいなノリでワイワイ楽しくやってます! 星璃と(富田)翔さんが結構ボケますね。お二人ともムードメーカーで、二人がボケたら僕らがツッコむという感じです。あとは、主演なのに主水さんが一番いじられているなぁと(笑)。主水さんの人柄もありますが、主水さんが和ませてくれるから、僕たちもすごくやりやすいですし、ありがたいです。
今回、僕や星璃の年代の方々と大人な先輩方とが共演していますので、いい先輩たちがいることで僕たちも楽しんで稽古に取り組めています。
――ずばり『悪を以って愛と成す』の見どころは?
伊藤:全部です! 物語の流れ、登場人物が“不変”なんです。それぞれが持っているもの、思っているものには形がなくて、正解がどこにもない。誰が正しいというのもない。どの人物の立場に立って考えるかによって、正しいことも違いますし、正義に見えてもじつはそれは悪だった、ということもあります。お客さんの数だけ、舞台を見終わった後の感じ方は違うかなと。そこが今回の舞台の面白いところだと思います。皆さんが色々と考える余白があると思いますね。
星璃:男11人それぞれが持っている信念や目標があり、それをこの舞台の中では「正義」と言っているのですが、11人全員それぞれ「正義」が違うので、その色の違いが見どころです。舞台の公演時間は決まっていますし、限られた時間の中で語れることは少ないので、澄ちゃんの言うように、余白みたいなところは皆さんそれぞれが感じて、楽しんでもらえたらいいなと思います。
――ありがとうございます。では、最後に公演を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
伊藤:ビジュアルを見て、皆さんすごく楽しみにしてくださっていると思いますが、キャスト全員が感情をぶつけて、熱い戦いと熱い掛け合いを繰り広げます。また、11人それぞれに物語がありますので、それを劇場で体感していただいて、「カッコいい!」でもいいですし、「物語に感動した……」でもいいですし、考える余白を含めて舞台を楽しんでいただけたら嬉しいです。
星璃:インタビューをご覧くださりありがとうございます。演劇は「総合芸術」で、稽古場では役者と制作さん、脚本家、演出家がいて作り上げ、劇場では照明が入って、音響が入って形が出来、本番当日はお客さんが入ってようやく「演劇」というものが完成します。シブゲキは渋谷のど真ん中ですが、ハロウィンの時期に男たちだけで頑張っていますので、ぜひ遊びに来ていただけたら嬉しいです。劇場でお会いしましょう。
<ストーリー>
全員悪者(な風貌)の登場人物が、皆、それぞれに戦う意味を持つ。
かつて、街はそんな男が頂点にいる事で平穏を保っていた。きっかけはなんだったのかわからない…その男は消えた。
絶対的存在のいなくなったその場所は無法地帯と化し、街には暴力が溢れていた。男たちは言う。守るべものがある…と。
彼らが守りたいものは何なのか?力・金・頭・技・心…何かを極めたものが頂点に立つ?
いや違う…頂点に立った者が何を持っているか…
―― 俺はよぉ…ただ守りたかっただけなんだよ ――
<日程>
2022年10月26日(水)~10月30日(日) 全7公演
10月26日(水)19:00
10月27日(木)14:00/19:00
10月28日(金)19:00
10月29日(土)13:00/18:00
10月30日(日)12:00
※上演時間は、110分を予定しております。
<チケット価格>
SS席
【特典付き】10,500円(税込)
【特典なし】9,500円(税込)
S席
【特典付き】9,500円(税込)
【特典なし】8,500円(税込)
A席
【特典付き】8,500円(税込)
【特典なし】7,500円(税込)
※当日券の場合は、上記各種チケット代にプラス500円(税込)となります。
※チケット完売公演および完売席種につきましては、当日券の販売は予定しておりませんが、状況により変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
※ご来場者全員に限定の「公演記念ポストカード」をプレゼントいたします。
特典:非売品キャストブロマイド(2Lサイズ)
※特典付チケットをご希望の方は、公演日と席種をお選びいただき、特典メニューにて「あり」を選択してください。
※各キャストごと、公演回数分の種類をご用意いたします。各キャスト全7種(全席種共通)。
※特典のデザイン(使用写真)は、チケット申込時(購入時)にお選びいただいた応援キャスト単体のものとなります。
※ブロマイドのデザインは、各キャスト・各公演ごとにそれぞれ異なります。デザインはお選びいただけません。
※応援キャストの変更・払い戻し等は一切できませんので、購入時には必ず公演日時と座席・特典有無・応援キャスト名をご確認の上お求めください。
※特典は公演当日、劇場受付にて応援キャストのブロマイドをお渡しいたします。
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※お申込みにはeeo会員のご登録(無料)が必要です。
※同じ公演日時の同一席種は2回以上お申込みできません。
※チケットご当選のお客様には、公演約1週間前にメールにて座席番号を通知いたします。
※当日、受付にて「座席通知メール画面」と「身分証」をご提示ください。
※チケットを2枚ご購入のお客様は、同行者様と必ず同時にご入場をお願いいたします。
※本公演は紙チケットのご用意および発送はございません。
※上記内容につきましては、予告なく変更となる場合がございますので、予めご了承ください。最新情報は公式サイトならびに公式Twitterにてご確認をお願いいたします。
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<会場>
CBGKシブゲキ!!
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム 6階
<キャスト>
享次(キョウジ):鵜飼主水
刻(トキ):中尾拳也
愚(オロ):須永風汰
仁(ジン):星璃
陽(ハル):伊藤澄也
純(スミ):黒木文貴
流(ナガレ):奥村等士
信(マコト):土田卓
祈(イノリ):吉田宗洋
詠詩(エイジ):おだともあき
公羊(クヨウ):富田翔
<スタッフ>
脚本・演出:萩原成哉
殺陣振付:鵜飼主水
楽曲提供:おだともあき
音楽:黒木脩平
舞台監督:川畑信介(合同会社obbligato)
舞台監督助手:松谷香穂
剣帯製作:斉藤なぎ
美術:椎橋蘭奈
音響:田中慎也
中村光彩
殺陣効果音:原田朱理
照明:和田優也
収録:Hakua
デザイン:升田智美(Mdesign)
大串潤也(mepakura)
山下雄基
世羅淳美
中村美咲(A3)
衣裳:西田さゆり(Ns costume)
スチール:下條祐美
ヘアメイク:青山亜耶
寺田さとみ
制作:宮田真由
当日運営:若林沙織(MNOP)
宣伝・広報:朝倉華奈子(A3)
奥村寿代(A3)
商品企画:宮腰夏帆(A3)
WEB制作:青木隆志(A3)
プロデューサー:濱田優希(A3)
エグゼクティブプロデューサー:松本章宏(A3)
主催:eeo Stage/株式会社A3
<協力>
MNOP
ワタナベエンターテインメント
サムライロックオーケストラ
GVM
バッテリー
和奏AGENCY
サンミュージック
公演公式ウェブサイト:https://eeo.today/stage/title/akuai
(C) 2022 MNOP『悪を以って愛と成す』/eeo Stage
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