eeo Stage action 劇団MNOP#2『悪を以って愛と成す』より鵜飼主水&おだともあき&萩原成哉による対談インタビューをお届け!

 2022年10月26日(水)~10月30日(日)にCBGKシブゲキ!!で上演されるeeo Stage action 劇団MNOP#2『悪を以って愛と成す』。

 本公演は、株式会社A3による事業「Joy Creation Platform『eeo』」が贈る、新たなショーエンターテインメント「eeo Stage」シリーズと、俳優・殺陣振付師である鵜飼主水さん、脚本家・演出家、俳優である萩原成哉さんによる団体「もんどなるやオリジナルプロジェクト」通称「MNOP」がタッグを組んで行うもので、11人の男たちが魅せる“action”に期待が高まる公演です。

 今回、主演の鵜飼主水さん、おだともあきさん、脚本・演出を担当する萩原成哉さんに直撃インタビュー! 萩原さんが語る『悪を以って愛と成す』という公演タイトルの意味、舞台初出演となるおださんの意気込み、そして主演の鵜飼さんの舞台にかける想いとは……? 最後まで必読です!!

eeo Stage action 劇団MNOP#2『悪を以って愛と成す』公演概要

<日程>
2022年10月26日(水)~10月30日(日) 全7公演

<会場>
CBGKシブゲキ!! 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム 6階

公演公式ウェブサイト:https://eeo.today/stage/title/akuai

チケットの一般販売(先着)は、明日10月4日(火)18時から!
先行販売でチケットをゲットしていない方はこの機会にぜひご購入ください。

“俳優・鵜飼主水”の誕生を祝うための舞台に

――萩原さんにお伺いしますが、今回の舞台『悪を以って愛と成す』の企画を立ち上げたきっかけを教えてください。

萩原:10月は我らが鵜飼主水の誕生月、そして、35歳を迎えるということで、「MNOP」としてでっかい花火を打ち上げられたらいいなと思い、企画しました。でっかい花火を打ち上げるためには、僕の力だけでは不十分なので、今回はご縁がありまして「eeo Stage」さんと一緒に公演を実施させていただくこととなりました。

――タイトルの響きだけでもシリアスな展開が想像できますが、どのような思いを込めたタイトルなのでしょうか?

萩原:作品に登場する男たちは一見すると“ダサい”と思われる行動をとる男たちで、そんな男たちがダサいなりに良かれと思って自分の正義を貫きます。彼らは自分が正しいことをしている、自分が正義だ、と思って行動したのに、他人から見るとじつはそれが“悪”に見えてしまう……。
人間、生きていたら、自分が正しいと信じた行動でも、他者から見たら“悪”に見えてしまうことってあると思うんですよね。でもそれって「悪いこと」だと認識して行動しているわけではなく、自分はそれが「正しいこと」だと思って行動しているわけです。どうして正しいと思うのか、それは自分の信念や“愛”ゆえにだったりもする。ネタバレになるので、あまり詳しくは言えませんが、そういう思いを込められたと思い、『悪を以って愛と成す』というタイトルにしました。

また、主水の生き方を投影した物語になっていて、舞台ではその生き方を深く突き詰めて表現できたらと思っています。もちろん主水がスーツを着て日本刀で戦うような人生を送ってきたわけではありませんが(笑)、そこは舞台ならではの演出です!
物語のスタートとしては、あらすじを公開しているので読んでいただくとわかりますが、もともと“ある男”が絶対的な存在として頂点にいることで世界は平和になっていたのに、その男が“ある真実”を知って世界のトップにいることに意味を見出せなくなってしまい……という展開を考えています。頂点にいた絶対的存在の男を知らない若い世代が、世界を自分のものにしようと奮闘していく、でもその裏には頂点にいた男の……みたいなお話になります。

鵜飼:そうなの?

萩原:そう。このインタビューを受けた段階では、まだ全部を台本に落とせてないけど、僕の頭の中にはあるから!

――おださんが演じるキャラクターは「戦いを好まない人」という設定があるそうですね。

萩原:はい。とんちゃん(おださんのあだ名)の顔を見ていただいたらわかると思いますけど、とんちゃん自身、優しい人なんです! とんちゃんの本職はシンガーソングライターで、これまで「MNOP」の舞台に楽曲を提供してくれていまして。そんな彼がついにステージに出てくれることになりました! 初舞台だもんね、とんちゃん。

鵜飼:我々で初舞台バージンをいただいちゃってもいいのかしら??

萩原:本当にね(笑)。

おだ:(笑)。逆に「MNOP」さんじゃなかったら舞台には出ていなかったと思いますし、そもそも役者には挑戦できなかったかもしれないです。

――気心が知れているお二人がいるからこそ、役者という新しいことに挑戦する勇気が持てたということでしょうか?

おだ:そうです。

萩原:とんちゃんには「MNOP」のためにたくさん曲を作ってもらっていますし、普通にお友達としても仲良しです(笑)。
とんちゃんは、毎回僕たちの想像を超えた曲……想像を超えたうえで、さらに想像と違うところからインスピレーションを持ってきて楽曲を作ってくれるので、すごいなといつも思っています。彼は感性がいい意味でずれていて、そのずれた感性が天才的なんです。とんちゃんも僕のことを天才と言ってくれるので、天才と天才があわさったら天才だよな、と自分たちに言っています(笑)。

鵜飼:自分で天才って言うなって! あ~もうちょっと謙虚さがほしい!

一同:(笑)。

――ということは、鵜飼さんも天才ということですよね?

萩原:いや、こいつは天才じゃないんですけど(笑)。

鵜飼:そうね、そこそこね(笑)。

萩原:(笑)。主水はエンターテインメントの天才なので、僕にもとんちゃんにもできない表現をすることができる人です。自分で言うのもなんですが、僕もとんちゃんも主水も、誰にもできないエンターテインメント性を持っていると思うんです。だからこの3人が脚本&演出、楽曲制作、殺陣&主演をやることにすごく意味があるんじゃないかと感じています。

――今回の舞台では、おださんは主題歌を担当されるんですよね。

おだ:はい!

鵜飼:本編中に生歌を披露する場面があります!

おだ:え!?

萩原:じつはね……。今、初出ししましたが、とんちゃんには生歌を披露してもらおうと思っているので、来場される皆さんには楽しみにしていてほしいです。
とんちゃんは今回、すごく大変よ? 初めてのお芝居もあり、歌もあり、もしかしたら殺陣もあって……。

おだ:え……。

萩原:でも、僕はこの舞台でしか見ることができない“おだともあき”を見せたいと思っているんですよ。とんちゃんはシンガーソングライターとして本当に素晴らしい人です。でも、僕は自分の中での“おだともあき”という人をさらにアップデートしたいと思っているので、今回の舞台でそれができるように、とんちゃんにはぜひ存在感を示してくれたらうれしいなと思っています。

――かなりプレッシャーをかけられていますが、おださんは今回が初舞台です。出演が決まったときはどのように思われましたか?

おだ:もう、今、すでに緊張しています(笑)。

舞台に出演するのは新たな自分への挑戦でもありますし、自分の殻を破りたいとずっと思っていたので、本当にいい機会をいただけてうれしかったです。役者は自分にはできないと思っていたんです。でも、新たな一歩を踏み出すためには“何事にも挑戦してみる”ということが大切なので、せっかくいただいたこのチャンスを、舞台にも自分にもいい影響を与えるエッセンスになったらいいなと思っています。

「あなたのためのエンターテインメント」を見せつける!

――鵜飼さんとおださんにご質問ですが、ビジュアル撮影を終えてのお気持ちはいかがですか?

おだ:アーティスト写真はこんなにテイクを重ねることがないですし、たくさんポーズを取ることもないんです。それに、シンガーソングライター・おだともあきとしては、笑っている、柔らかいイメージがあるので、撮影中に「睨んでください!」と言われて、初めての経験で肩に力がすごく入りました(苦笑)。

今回はアコースティックギターを日本刀に持ち替えて、さらには睨みを利かせて撮影したので、客観的に見て恥ずかしくなってきちゃいましたけど、応援してくださっているファンの皆さんに新たな一面を見せることができると思って、頑張りました。

主水さんもなるさんも舞台に出ているとき、特に朗読劇では複数の役を担当していて、言葉ひとつ、表情ひとつ、仕草ひとつを変えることで、ちゃんとその役柄に聞こえるように、見えるようにコロコロ変えることができるんです。本当にすごい役者さんだ、と思っていつも見ていまして……。僕も現時点ではビジュアル撮影で、僕が思う詠詩(エイジ)を表現しましたが、舞台では動くわけなので、僕もなりきると言いますか、カメレオンみたいな力をつけないといけないんだなと感じています。

萩原:そんなこと言うけどさ、とんちゃんは歌っているときに何十もの顔があるよ? 曲によって、歌い方によって表情は全然違うし、誰かを泣かせたり、感動させたりすることができる歌詞=言葉を持ってるんだからさ。この間、ライブに行って、改めてとんちゃんの持つ言葉の強さを感じたもん。その言葉の強さをセリフに入れてお芝居をしてくれたら、それこそ僕たちにはできないお芝居ができると思っているから、逆に僕としては、そこをうまく引き出せたらいいなって思ってるよ。とか言っちゃって、これは僕の技量が試されますね(笑)。

鵜飼:インタビューが世の中に出る頃には、もうビジュアルが公開されていると思いますが、このカッコいい衣装! 本当にスタッフさんのお力です。こんな素敵な衣装をありがとうございます! あとはこの衣装を着るだけの説得力のあるキャラクターになれるように稽古を頑張りたいです。

“主演”って、演劇で一生を生きていく人生の中でも回数多く巡ってくるものではないんです。出演者が10人いても、1人しかいないんですよ、主演って。もちろんそれぞれのキャラクターには絶対に意味があるので、全員が主演だとは思っていますけど、それでも出演者を代表してセンターで挨拶をする、となった場合には、やっぱりそのなかの1人だけしか立つことができないわけで。

そんな機会、役者人生の中であと数回もないでしょうから、そんな貴重な機会をいただけて、本当に幸せです。

矢面に立つ、舞台の看板を体現するためにも、また、とんちゃんにとっての初舞台であり、成哉の大切な表現の場でもあるので、いただいた貴重な機会を誰にとっても輝く時間になるよう、看板を務めたいと思います。

――ありがとうございました。最後に、公演を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

萩原:2022年、「MNOP」は5年目を迎えました。そして、10月は鵜飼主水の誕生月です。

盛大にお祝いすることができたらいいなと思い、僕の持てる人脈をすべて使ったキャスティングでこの舞台を作り上げます。主水を真ん中に立たせて、僕の本の中で彼を、彼らを生かしたいと思っています。

この作品は僕たちにとっても、そして見てくださった方にとっても、「何かのきっかけ」になる作品だと思います。「MNOP」としても、萩原としても、主水としても、とんちゃんとしても、その何かにつながる時間にできたらと思います。

皆さんの期待を裏切ることはまずありません。それは自信を持って言えますので、ぜひ劇場でご覧いただけたらうれしいです。時期もハロウィンなので、コスプレして来ていただいても構いません。

鵜飼:そうなると、どっちがステージかわからなくなっちゃうよ?

萩原:客席の方が派手だからね、きっと。

鵜飼:舞台上は黒一色だから(笑)。

おだ:なるさんの脚本はひとつでも気づきになる瞬間があって、「今回の脚本も楽しかった!」「キラキラしたお話だったなぁ」だけではなく、自分の中に答えを探せる素敵なものになると確信を持って言えます。今回はその中心に主水さんがいますので、誰の記憶にも残る舞台になるように僕も精いっぱい頑張ります。

鵜飼:ここまで僕たちのインタビューを読んでくれてありがとうございます! 今回の舞台は、成哉からもらった超スゴイバースデープレゼントだと思っています。想像以上に大きくて腰が砕けそうですが、出演者としてだけではなく、殺陣・振付師も担当させていただきます。全アクションを監修しますが、成哉ととんちゃんという両手に天才という最高の状態ですので、二人の天才の力を借りて、さらに素敵なキャスト様、スタッフ様の力をお借りして、公演を成功させたいと思います。

「MNOP」の掲げるテーマが「あなたのためのエンターテインメント」なので、皆さんひとりひとりのことを思って、「あなたのために」駆け抜けさせていただきます。劇場で「あなたのためのエンターテインメント」を体感していただけたら、これ以上の幸せはありません。ぜひ僕の誕生日を祝いにきてください!(笑)

eeo Stage action 劇団MNOP#2『悪を以って愛と成す』公演情報

<ストーリー>
全員悪者(な風貌)の登場人物が、皆、それぞれに戦う意味を持つ。
かつて、街はそんな男が頂点にいる事で平穏を保っていた。きっかけはなんだったのかわからない…その男は消えた。
絶対的存在のいなくなったその場所は無法地帯と化し、街には暴力が溢れていた。男たちは言う。守るべものがある…と。
彼らが守りたいものは何なのか?力・金・頭・技・心…何かを極めたものが頂点に立つ?
いや違う…頂点に立った者が何を持っているか…

―― 俺はよぉ…ただ守りたかっただけなんだよ ――

<日程>
2022年10月26日(水)~10月30日(日) 全7公演
10月26日(水)19:00
10月27日(木)14:00/19:00
10月28日(金)19:00
10月29日(土)13:00/18:00
10月30日(日)12:00

<チケット価格>
SS席
【特典付き】10,500円(税込)
【特典なし】9,500円(税込)

S席
【特典付き】9,500円(税込)
【特典なし】8,500円(税込)

A席
【特典付き】8,500円(税込)
【特典なし】7,500円(税込)

※当日券の場合は、上記各種チケット代にプラス500円(税込)となります。

特典:非売品キャストブロマイド(2Lサイズ)

※特典付チケットをご希望の方は、公演日と席種をお選びいただき、特典メニューにて「あり」を選択してください。
※各キャストごと、公演回数分の種類をご用意いたします。各キャスト全7種(全席種共通)。
※特典のデザイン(使用写真)は、チケット申込時(購入時)にお選びいただいた応援キャスト単体のものとなります。
※ブロマイドのデザインは、各キャスト・各公演ごとにそれぞれ異なります。デザインはお選びいただけません。
※応援キャストの変更・払い戻し等は一切できませんので、購入時には必ず公演日時と座席・特典有無・応援キャスト名をご確認の上お求めください。
※特典は公演当日、劇場受付にて応援キャストのブロマイドをお渡しいたします。

<チケット販売スケジュール>
■FC先行販売(抽選) ※終了しました。
受付期間:9月15日(木)18:00~9月19日(月・祝)23:59
当落発表:9月21日(水)17:00 より順次メール
対象FC:鵜飼主水、中尾拳也、須永風汰、黒木文貴、富田翔

■先行販売(抽選)  ※終了しました。
受付期間:9月22日(木)18:00~9月27日(火)23:59
当落発表:9月30日(金)17:00 より順次メール

■一般販売(先着)
受付期間:10月4日(火)18:00~

※お申込みにはeeo会員のご登録(無料)が必要です。
※1会員につき1公演1席種2枚までお申込みできます。同じ公演日時の別席種が重複当選することはございません。
※同じ公演日時の同一席種は2回以上お申込みできません。
※チケットご当選のお客様には、公演約1週間前にメールにて座席番号を通知いたします。
※当日、受付にて「座席通知メール画面」と「身分証」をご提示ください。
※チケットを2枚ご購入のお客様は、同行者様と必ず同時にご入場をお願いいたします。
※本公演は紙チケットのご用意および発送はございません。
※上記内容につきましては、予告なく変更となる場合がございますので、予めご了承ください。

<会場>
CBGKシブゲキ!!
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム 6階

<キャスト>
享次(キョウジ):鵜飼主水

刻(トキ):中尾拳也
愚(オロ):須永風汰
仁(ジン):星璃
陽(ハル):伊藤澄也
純(スミ):黒木文貴

流(ナガレ):奥村等士
信(マコト):土田卓

祈(イノリ):吉田宗洋
詠詩(エイジ):おだともあき

公羊(クヨウ):富田翔

<スタッフ>
脚本・演出:萩原成哉
殺陣振付:鵜飼主水
楽曲提供:おだともあき

舞台監督:川畑信介(合同会社obbligato)
舞台監督助手:松谷香穂
美術:仁平祐也
音響:田中慎也
   中村光彩
殺陣効果音:原田朱理
照明:和田優也
収録:Hakua
デザイン:升田智美(Mdesign)
     大串潤也(mepakura)
     山下雄基
     世羅淳美
     中村美咲(A3)
衣裳:西田さゆり(Ns costume)
スチール:下條祐美
ヘアメイク:青山亜耶
      寺田さとみ

制作:宮田真由
当日運営:若林沙織(MNOP)
宣伝・広報:朝倉華奈子(A3)
      奥村寿代(A3)
商品企画:宮腰夏帆(A3)
WEB制作:青木隆志(A3)

プロデューサー:濱田優希(A3)
エグゼクティブプロデューサー:松本章宏(A3)
主催:eeo Stage/株式会社A3

<協力>
MNOP
ワタナベエンタテインメント
サムライロックオーケストラ
GVM
バッテリー
和奏AGENCY
サンミュージック

公演公式ウェブサイトhttps://eeo.today/stage/title/akuai

(C) 2022 MNOP『悪を以って愛と成す』/eeo Stage

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