2022年5月25日(水)~5…
2023年5月にCBGKシブゲキ!!で上演されたeeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』(脚本:吉岡茉祐/演出:田邊俊喜)のアフターイベントが、2023年8月19日(土)、Mixalive TOKYO B2F Hall Mixa(池袋)で開催されました。
eeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』(通称『あの星』)は「屋上」を舞台に、金田裕介、山口星羅、橋本健吾、西ノ森莉緒の4人の高校生たちの恋愛、友情といった青春と彼らの“10年後”を描いた群像劇です。
今回のアフターイベントでは、そんな公演を振り返るトークコーナーや吉岡さん書き下ろし脚本による朗読コーナーが行われ、来場した多くのファンを楽しませていました。
本記事では、アフターイベント2部(出演:吉岡茉祐さん、田邊俊喜さん[演出]、狩野翔さん、汐谷文康さん、笹翼さん、今井文也さん、入江麻衣子さん、長谷川芳明さん、南早紀さん)の模様を独占レポートでご紹介します。
▼グッズのご購入はこちらから ※8月28日(月)23:59まで▼
2023年8月19日(土)全3部 ※終了
Mixalive TOKYO B2F Hall Mixa
https://hall.mixalivetokyo.com/floor-guide/
【1部出演者】
吉岡茉祐、田邊俊喜(演出)、狩野翔、汐谷文康、青山吉能、一村すみれ、松本ひなた、小林未季(音楽)
【2部出演者】
吉岡茉祐、田邊俊喜(演出)、狩野翔、汐谷文康、笹翼、今井文也、入江麻衣子、長谷川芳明、南早紀
【3部出演者】
吉岡茉祐、田邊俊喜(演出)、狩野翔、汐谷文康、今井文也、伊藤彩沙、入江麻衣子、美藤大樹、野本侑歩、荒井瑠里、祐花、Sachi、南早紀
最初に行われたのは、公演をじっくりと振り返る「あの星振り返りトーク」のコーナーです。事前に『あの星』公式X(Twitter)で募集したファンからの質問に、田邊さんを含めキャスト陣がそれぞれ回答していくというもの。
吉岡さんと田邊さんがMCを務めながらスタートした1つ目の質問は、「主人公たちにとっての楽園は屋上でしたが、皆さんにとって楽園とは?」という質問。
狩野さんは“楽園”にちなんだ代表曲を持つアーティスト名を発言するもやや滑り。苦笑が漏れる中、汐谷さんは「コンビニで買える“楽園”っていうお酒」と回答。深夜徘徊(深夜のお散歩)が好きという汐谷さんが、声優仲間と立ち寄ったコンビニにあったそうで、何気なく手に取って飲み、楽しんだそう。
笹さんは自身のマネージャーさんの影響でサウナにはまったそうで「最近はサウナが楽園ですね」と話し始めると、田邊さんが「各所からあなたのマネージャーさんと遭遇した、って話がなぜか僕のところにくるんだけど!」とクレーム。笹さんのマネージャーさんは全国のいろいろなサウナを回っているそうで、「マネージャーに会いたいときはサウナへ」とマネージャーさんを宣伝していました。
入江さんは「心が伴っていれば、どこでも楽園」と回答。「今、ここ(ステージ)も楽しいから楽園だし、家にいても今日いいことあったな~って思ったら楽園」と回答すると、客席から大きな拍手が! 入江さんの、質問に対するあまりにも正しい回答に、これまで回答してきた面々はお互いをいじりあう一幕も。
長谷川さんはバイクに乗るのが趣味だそう。「アクセルを回しているときは楽園です。そのまま止まらずに……」と話し始めると「それはシリウスルートじゃん!(笑)」とキャスト陣からツッコミが飛びました。
南さんは「私も汐谷さんと同じく、深夜徘徊が大好きで、歌舞伎町でアフターに……」と話し始めると、出演者陣からは「え……この話、大丈夫……?」と戸惑いの声が。「話、聞いてください!」と言いながら南さんは「アフターに行く人たちを見ながら、この人たちはどういう関係なのかな? これからどこに行くのかな? と想像するのが楽園です!」と続け、会場からも動揺の声が。天然(?)発言に惑わされるキャスト陣と客席でした。
吉岡さんは「家で本を書いているときです」と答え、会場からは「お~」の声が。近年、本を書くスピードが上がったそうで、冒頭から少しずつ執筆し「エンドがどうなるか分からないまま書いています」とコメント。
2つ目の質問は、脚本を担当した吉岡さんへの質問で「プロキオンルートの最後は“大好きだよ”という言葉で締められていたのに、シリウスルートでは“大好きだったよ”と過去形なのはどうしてなのか?」というもの。
吉岡さんは「シリウスは初演になぞらえていて、プロキオンは今回、やるにあたって新しく書いたもので……でも、これは裕介にどう解釈したか聞きたい」と、狩野さんと汐谷さんに質問。
“大好きだったよ”のセリフで締められるシリウスルートを担当した汐谷さんは「(過去形だけど)僕は逆に“大好き”の意味だと思っていて。星羅との気持ちをある程度整理できたから“だったよ”なのかなと。ただ、答えを決めすぎないようにと思って、そこまでのお芝居をしてきた感情の流れでやりました」。狩野さんは「プロキオンは“今もずっと、大好きだよ”というセリフなのですが、裕介が何に対してケリをつけたのか、の違いかなと。シリウスは星羅を思い返し続けた過去や後悔、『過去の星羅』に対しての気持ち、プロキオンはこれからもずっと生きていこうねという『今いる星羅』に対しての気持ち、だと思って演じました」とコメント。
吉岡さんも客席も狩野さんと汐谷さんの答えに静かにうなずき、改めて本編を噛みしめたところで、最後の質問へ。「弘美さんがグレープフルーツジュースを小松先生におねだりしていたのは、弘美さんの好物だったから? また、グレープフルーツの花言葉は“乙女の無邪気”なのは、弘美さんを意識した意図的なもの? 偶然?」という内容。
これについて、入江さんは稽古期間中にどうしてグレープフルーツジュースなのかを吉岡さんに質問したそう。「弘美さんが心臓病で、グレープフルーツジュースは薬の飲み合わせがよくないそうで、それを聞いて、そういう意図があったのかと知って……」と明かし、吉岡さんは「花言葉は偶然です」と断言。また、「グレープフルーツジュースについては、このあとのショートストーリーコーナーでも出てきますので、聞いていただくと彼らへの理解がより深まるかなと思います」と続く朗読コーナーへの含みを持たせました。
続いて行われたのは、吉岡さんがアフターイベントのために書き下ろした脚本による「新作ショートストーリー朗読コーナー!」です。『プロポーズ?』『嫌いだった人』『雲雀ヶ丘高校体育祭』の3作品を以下の配役で朗読することに。
『プロポーズ?』:風太役 今井さん、莉緒役 吉岡さん
『嫌いだった人』:小松役 長谷川さん、弘美役 入江さん、健吾役 笹さん
『雲雀ヶ丘高校体育祭』:裕介役 狩野さん、星羅役 南さん、健吾役 笹さん、莉緒役 吉岡さん、放送の声 長谷川さん
『プロポーズ?』は、一緒に暮らす風太と莉緒が10年前の出来事を抱えながらも、本当の気持ちを伝えあい、心から結ばれるまでのお話。『嫌いだった人』は、本編で「なぜ人は人を好きになるのでしょうか?」と疑問をぶつけた健吾の問いに答えるように、小松と弘美が結婚に至ったエピソードが語られました。グレープフルーツジュースがじつは……という答えが判明します。そして、『雲雀ヶ丘高校体育祭』は高校時代の裕介、星羅、健吾、莉緒のお話で、星羅が体育祭の思い出を独白とともに静かに振り返るお話。
本編のステージを彷彿とさせるように感情を込めたお芝居、セリフとともに変わる表情、芝居相手に向ける目線など、登場人物たちの気持ちが伝わるような朗読劇に、客席からは物音ひとつ聞えず、聞き入っている様子でした。
素晴らしいお芝居で終わる……と思いきや、最後のショートストーリー『雲雀ヶ丘高校体育祭』では「…この程度じゃ、揺るがない、と思ってたんだけどなぁ」という締めのセリフを南さんが噛んでしまうというハプニングが。「揺らいでるじゃん!」と、狩野さんがすかさずツッコめば、「裕介が素晴らしすぎて揺らいでしまいました……」と南さん。
と、ここで田邊さんが「汐谷さんがまだ朗読してないんだよね~」とぽつり。まだ時間があるということで、汐谷さんは自身が演じた裕介役のまま、他のキャストは役を入れ替えて朗読をすることに。朗読劇に参加しない出演者陣はモーションアクターとして後ろでお芝居をする、という流れになり、吉岡さんが星羅役、南さんが莉緒役、今井さんが健吾役、笹さんが放送の声役としてマイク前に立ち、朗読劇特別編がスタート。
役を入れ替えてもお芝居は変わらず見事なものの、その後ろのモーションアクターを担当する田邊さん、狩野さん、笹さん、長谷川さんたちがフリースタイルで始めたため、芝居を凌駕する演技や動きに、セリフを読むキャスト陣もお客さんも大爆笑。
感動だけではなく笑いも提供してくれた朗読コーナーも終わり、いよいよアフターイベントもエンディングに。出演者陣からは本編やアフターイベントを楽しんでくれたファンへ一言ずつメッセージが贈られ、大きな拍手に包まれる中、イベントは終了しました。
アフターイベント開催を記念したグッズは、通販「eeo Store」で8月28日(月)まで発売中です。本編の複製台本も好評につき再販されていますので、この機会にぜひゲットを。
【グッズラインナップ】
・複製台本(ショートストーリー)
・ブロマイド4枚セット(4枚セット16名分/全64種)
・複製台本(本編)※再販
【通販受付期間】
受注期間:2023年8月10日(木)19:00~2023年8月28日(月)23:59
入金期限:2023年8月29日(火)23:59まで
お届け時期:2023年10月上旬以降予定
※通販サイト(eeo Store)にてグッズご購入の際は、登録無料の「eeo会員アカウント」が必要になります。
▼グッズのご購入はこちらから▼
<WEB関連>
eeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』公式サイト:https://eeo.today/stage/title/roudoku-anohoshi
eeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』公式X(Twitter):https://twitter.com/roudokuAnohoshi
eeo Stage公式X(Twitter):https://twitter.com/eeo_stage
(C)2023 朗読劇『あの星に願いを』 /eeo Stage
◆Mixalive TOKYO
「Mixalive(ミクサライブ)」は「ライブコンテンツをMIXする」という意味の造語です。
LIVEエンターテインメントが渾然一体となった新しいカルチャーの発信拠点として、2020年、東京・池袋に誕生しました。
地下2階から地上9階まで、ロマン漂う独特な雰囲気のビルの中に、4つのホールとグッズショップ、ライブカフェが集合したLIVEエンターテインメイントの複合施設ビルです。
それぞれの施設の特徴を生かし、多彩なライブコンテンツを発信しています。
◆Hall Mixa
Hall Mixaは、株式会社講談社が運営する多目的ホールです。
LIVEエンターテインメントビル「ミクサライブ東京」の地下2階にございます。
ホールミクサでは、講談社が主催するイベントのほか、舞台、寄席、トークショーなどの様々なプログラムをご紹介しております。また、試写会、作品発表会など、様々な用途でご利用いただいております。
Mixalive TOKYO公式サイト:https://hall.mixalivetokyo.com/
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