2001年10月からテレビ東京…
2025年10月17日(金)より国内主要都市の劇場にて2週間限定上映、11月8日(土)よりPrime Videoで世界独占配信が決定しているアニメ『藤本タツキ 17-26』。
今回、8作品個別のキービジュアルが解禁に。さらに、7名の監督陣からコメントも届きました。
漫画家・藤本タツキ先生が17歳から26歳の間に描いた短編8作品をアニメ化した本作。今回、それぞれのエピソードに合わせた8枚の個別キービジュアルが公開されました。
キービジュアルは各作品でキャラクターデザインを担当したもああん氏(『庭には二羽ニワトリがいた。』)、小園菜穂氏(『佐々木くんが銃弾止めた』)、もりともこ氏(『恋は盲目』)、MYOUN氏(『シカク』)、島崎望氏(『人魚ラプソディ』)、徳岡紘平氏(『目が覚めたら女の子になっていた病』)、東島久志氏(『予言のナユタ』)、佐川遥氏(『妹の姉』)による描き下ろし。
SF、ラブコメ、アクション、ヒューマンドラマと、ジャンルも多岐にわたる本作の多彩な魅力が、作家陣の個性とともに表現された、バラエティ豊かなビジュアルとなっています。
本作の劇場公開と配信を記念して、8作品を手掛けた全7名の監督よりコメントが届きました!
藤本タツキ先生のデビュー作ですが、後の作品に繋がるようなエッセンスが各所に感じられます。初期衝動が炸裂しているので、その濃度を薄めないことに注力しました。結果的に、スタッフの皆さんの素晴らしい仕事ぶりによってそれは実現できたと思います! 作画、色彩、背景、撮影、音響、編集、すべてのセクションで、いかにその衝動を映像作品として表現できるか尽力していただきました。物語としては、ユウトとアミの関係性はもちろん、陽平と萌美の淡い恋模様の行く末にも注目してお楽しみください!
本作では、原作が持つ魅力的な登場人物のパッションをアニメーションでどう膨らませるか、さまざまな工夫をしました。感情がぶつかる場面では、舞台俳優の方々に原作を読み込んでもらい、実写で芝居を一度撮影。その映像を下敷きに、作画・演出チェック、作画監督の監修を経て、タイミングやポーズ、表情をアニメーション芝居として最適化し、映像に落とし込みました。さらに、色彩・美術・撮影・CG・音響・音楽まで各セクションで独自の魅力を追求し、作品を完成させました。
卒業したら海外の大学に行くという人望のない生徒会長の青年が、後輩に告白をする一大事感! キャラクター達の立ったままでほとんど移動のない会話劇なのですが、作品全体を覆うスピード感! 描かれた絵から受けたピュアな熱量感! クールに徹底された構成感!! はじめてこの作品を読ませていただいた時に感じたそんなイメージを、ストレートに演出したつもりです。視聴してくださる皆様、アニメの伊吹とユリのそんな姿に注目して観て頂けると嬉しいかぎりです。
『シカク』を初めて読んだときに、バイオレンスでダークでカオスなのに、この二人なんかかわいいな…と感じ、皆さんにもその感覚を味わってもらいたく映像に出力したつもりです。シカクはどんなことをして今まで生きてきたのだろう。どんなものが好きなんだろう。そう考えていくと、殺し屋という部分以外は案外普通の女子なんですよね。普通のマンションで、普通の女子の部屋なんだけど、その辺に銃が散らかってるみたいな…そんな感じでシカクとかユゲルの住んでる場所とかは、いろいろとこだわりの詰まった空間になりました。あと原作の最後に書いてありましたけど藤本タツキ先生は39度の熱があるときにこれを描いたらしいです。鬼才ですよね。皆さんもあまり深いことは考えず、感じるがままに見てください。
とある人に渡邉徹明には普通のアニメは作れないみたいな事を言われて、なにくそと作った作品です。普通って何なんでしょうね(笑)僕は人魚ではなく、魚が食べたいです。
コンピレーション形式での短編ということで、映像表現の幅を広げて画面作りにとりくみました。小物や背景の描写も色々と遊びが散りばめられていますので、よかったら色々見つけてもらえたら嬉しいです。また、先生が当時描かれていた時期から、作品内での時代設定も平成にしてみました。個人的に藤本先生の作品と平成J‐POPの相性が最高だと思っていたので、そちらも楽しんでいただけたら幸いです。
とある人に渡邉徹明は個性的なアニメを作れないと言われて、なにくそと作った作品です。僕もナユタは好きなキャラクターです。(ケンジくんも好きやで)血・飛・沫。切断眼球ゥ~。
今回、作品内で使うクロッキーを描くにあたって、高校時代に使っていたデッサン道具を引っ張り出してきました。蓋を開けた瞬間に漂ってきた鉛筆や練りゴムの匂いは、当時のままで――。焦りや楽しさ、悔しさといった、あの頃の純粋な感情が一気に蘇ってきました。『妹の姉』という作品は、そんな誰にでもある懐かしい気持ちを思い出させてくれる、そんな力のある作品になっていると思います。今回の企画で公開される8作品のうち、最後の1作となりますが、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。
■公開情報
10月17日(金)より2週間限定
【Part1】【Part2】2作同日公開
■配信情報
11月8日(土)Prime Videoで世界独占配信決定!
■原作情報
原作:藤本タツキ『藤本タツキ短編集 17-21』『藤本タツキ短編集 22‐26』(集英社ジャンプコミックス刊)
■制作統括
FLAGSHIP LINE
■製作
「藤本タツキ 17-26」製作委員会
■配給
エイベックス・ピクチャーズ
■あらすじ
『チェンソーマン』、『ルックバック』を生んだ藤本タツキが17歳から26歳までに描いた短編8作品が、6つのスタジオと7名の監督により待望のアニメ化。漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』から、『予言のナユタ』、『妹の姉』まで、思春期の恋、暴走、狂気、絆を描いた多彩な物語が、今鮮やかに映像となって動き出す。
■各作品紹介
・『庭には二羽ニワトリがいた。』
宇宙人との戦争に敗れ、人類は滅びた——とされている地球。そこで暮らす宇宙人の学生・陽平は、学校で二羽のニワトリを世話していた。だが、そのニワトリには秘密があった。
【STAFF】監督・脚本:長屋誠志郎 キャラクターデザイン:もああん 制作:ZEXCS
【CAST】小野賢章、桜井しおん、浦和希、斉藤貴美子、岩田光央
・『佐々木くんが銃弾止めた』
春休みの補修、担任の川口先生に会いたい一心で参加した学生・佐々木。そこに突然の銃声が響く。教室に現れたのは、かつて川口先生に振られた男だった——。
【STAFF】監督:木村延景 脚本:内海照子 キャラクターデザイン:小薗菜穂 制作:ラパントラック
【CAST】熊谷俊輝、安済知佳、岡野陽一
・『恋は盲目』
高校卒業の前日、生徒会長の伊吹は、想いを寄せるユリを下校に誘う。長年秘めてきた恋心を彼女に伝えようとするが、様々な障害が現れては、伊吹たちの下校を阻む!
【STAFF】監督:武内宣之 脚本:内海照子 キャラクターデザイン:もり ともこ 制作:ラパントラック
【CAST】堀江 瞬、若山詩音、森川智之、山本高広、諏訪部順一、能登麻美子
・『シカク』
殺し屋としてその名を馳せている少女・シカク。吸血鬼・ユゲルは、3500年にも及ぶ不死の生活に退屈し、シカクに自分を殺すよう依頼する。
【STAFF】監督・脚本:安藤尚也 キャラクターデザイン:MYOUN 制作:GRAPH77
【CAST】花澤香菜、杉田智和
・『人魚ラプソディ』
海辺の町に暮らす少年・トシヒデの宝物は、海の底に捨てられている人魚のピアノ。ある日、いつも通りピアノを演奏していたトシヒデは、隠れて聴いていた人魚の少女・シジュと出会う。
【STAFF】監督:渡邉徹明 脚本:小林達夫 キャラクターデザイン:島崎望 制作:100studio
【CAST】菊田千瑛、幸村恵理
・『目が覚めたら女の子になっていた病』
ある日、目が覚めたら女の子になっていた少年・トシヒデ。クラスの男子たちの嫌がらせの標的にされてしまったトシヒデを助けたのは、恋人・リエの兄・アキラで…。
【STAFF】監督・脚本:寺澤和晃 キャラクターデザイン:徳岡紘平 制作:スタジオカフカ
【CAST】榊原優希、河瀬茉希、山下誠一郎
・『予言のナユタ』
ケンジの妹・ナユタは「世界を滅ぼす」と予言された悪魔の子として、周囲の人々から忌み嫌われていた。ある日ついに、ナユタが大事件を起こしてしまう…。
【STAFF】監督・脚本:渡邉徹明 キャラクターデザイン:東島久志 制作:100studio
【CAST】咲々木瞳、松岡洋平
・『妹の姉』
ある朝、光子が美術学校に登校すると、玄関に自分の裸の絵が飾られていた! それは光子の妹・杏子が描いた作品で、1年間も学校に飾られることに。屈辱を晴らしたい光子は…。
【STAFF】監督:本間修 脚本:米内山陽子 キャラクターデザイン:佐川 遥 制作:P.A.WORKS
【CAST】中島瑠菜、中井友望、今井朋彦
■WEB関連
公式サイト:https://fujimototatsuki17-26.com
公式X:@17_26anime_PR
(C)藤本タツキ/集英社・「藤本タツキ 17-26」製作委員会
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