株式会社フロム・ソフ…
2026年9月4日(金)から全国劇場にて3週間限定で上映されるアニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』。本作の完成披露舞台挨拶が、8月14日(金)にユナイテッド・シネマ豊洲で開催されました!
完成披露舞台挨拶には、狼役・浪川大輔さん、九郎役・佐藤みゆ希さん、葦名弦一郎役・津田健次郎さん、エマ役・伊藤静さんに加え、沓名健一監督といった、豪華キャスト&スタッフが登壇。
原作ゲームから続投となるキャスト陣のアフレコ当時の様子やこだわりポイント、さらに全編手描きにこだわったという本作の制作の舞台裏などのさまざまなトークが繰り広げられ、また、作品の最新情報も解禁されました。
そんな完成披露舞台挨拶のオフィシャルレポートが公開されたので、ご紹介します。

《劇場アニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』完成披露舞台挨拶 概要》
【日時】8月14日(金)17:52~18:40 ※上映後舞台挨拶
【会場】ユナイテッド・シネマ豊洲 SC1(東京都江東区豊洲2-4-9三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲3階)
【登壇者(敬称略)】浪川大輔、佐藤みゆ希、津田健次郎、伊藤静、沓名健一(監督)
※以下、オフィシャルイベントレポート原文ママとなります。
株式会社フロム・ソフトウェアが手掛ける、戦国末期の忍びの戦いを描いたアクション・アドベンチャーゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を原作としたアニメ『SEKIRO: NO DEFEAT』。9月4日(金)からの公開に期待が高まる中、本日8月14日(金)に完成披露舞台挨拶が実施され、狼役・浪川大輔、九郎役・佐藤みゆ希、葦名弦一郎役・津田健次郎、エマ役・伊藤静、そして沓名健一監督が登壇した。

トークはアニメ化のキャスト決定時の心境について。浪川は「もちろん嬉しかったですし、また演じる機会をいただけるのは本当にありがたいこと。ゲームの時はかなり大変な収録だったので、アニメになってどうなるのか、うまくできるのかなという不安もありました。でも今回は『御意』以外のセリフも話すことができましたし、みんなと一緒に収録できたのが最高によかったです」と、約7年ぶりの狼役を振り返った。

佐藤は「とても嬉しかったです。もし私がキャスト変更されてしまったら、ぐれちゃうなと思っていたので(笑)。本当にお声がけいただいて、続投させていただけて嬉しかったです」と笑いを誘い、津田も「もう7年経つのかと。当時のことはあまり覚えていないんですけど(笑)」と正直に吐露するも「弦一郎はゲームで“世界一嫌われていた”ので。弦一郎が出てくるとみんな先に進めないから、いろんなところから『弦一郎、まじで強すぎますよ。なんとかしてください』と文句を言われて。こうして劇場アニメーションで演じさせていただけて本当によかったです」と佐藤の言葉を受けて続けた。

伊藤は「7年って自分の中ではものすごく前のことで、『今なんだ!』という気持ちもありつつ、やっぱり嬉しくて。ゲームは基本ひとり旅なので、みんなで声を、お芝居を合わせられるのがすごく嬉しかったですし、実際にゲームの時とは違った心持ちでできた部分もあって、嬉しい気持ちで挑めました」とゲームから続投して演じることになったキャスト陣は三者三様の喜びを露わにした。
また、沓名監督は収録現場について「セリフ量が普通のアニメと比べると圧倒的に少ない作品なので、一つひとつのセリフが重いんです。同じセリフを何回も録り直すことも起きがちでした。ただ、九郎だけは多分ゲームよりもたくさん喋っています」と明かし、佐藤は「ゲームではこんなに怒ったり泣いたり、感情が出ることは少なかったので、知らない九郎の一面がたくさん見られてすごく嬉しかったです」と応じた。

続けて、本作の中心となる狼と九郎、主従ふたりの掛け合いについて、沓名監督は「キャラクター性はゲームから継続しているので、大きなディレクションはしていません。ただ気をつけたのは、馴れ合いすぎないこと。狼と九郎の距離感が詰め切れないまま進んでいくことは意識していましたね。狼は感情を言葉にしないし、九郎も多少は言葉にするけれど、すごくいい人」と2人の関係性を理解した上でアフレコに挑んだことを明かした。さらに、「互いに内に秘めて、ひっそりと思い合っているようなお芝居をちゃんと選ぶことに気をつけました」と沓名監督ならではの演出意図を語った。
浪川は「忠義や覚悟をすごく大切にしている関係なので、恋や愛というものとは違う。そのバランスは意識していました」と応え、佐藤は「意外と九郎と狼って、最後のシーンは別として、あまり掛け合いがないんです。私が一方的に喋って、聞いていただくような(笑)。掛け合いで一番最初に思い浮かぶのは、最後の葦名を旅立っていくシーン。いろいろなことを経て、九郎も少しお兄さんになって、また違う視点で狼と話せた気がします」と印象的なシーンを挙げた。
口数の少ない狼の役作りについて、浪川は「喋る回数が少ないからこそ、喋らない時も大事にしようということ。役者として狼を形作っていく時に、言葉のない部分をいかに大切にするか。その“間”のようなものは意識しながら演じました」と振り返る。
その“間”について沓名監督は「ゲームは激しいシーンも多いですが、静かなシーンも多いんです。美しい世界を歩いていて、ふと見上げた崖からの景色が美しい――そういう側面もあるゲームなので、それを映像でちゃんと再現する必要があると思っていました。登場人物は全員、複雑な感情を抱いていて、言葉にするとどうしても陳腐になる。だから複雑な顔をして、複雑な時間を過ごすことで感情を表現する方法を取りました。“語らず表現する”ことを重要視していたので、間はたくさん入っています」と、本作の演出の核心を語った。また、本作では感情の起伏など、九郎の様々な一面が描かれる。佐藤は「大きく印象が変わったわけではないんですけど、演じていくうちに、九郎は狼のことが大好きなんだなとすごく感じて。本編でいろいろなセリフを言わせていただけてよかったなと思いました」とアニメ化による解釈の広がりに言及。さらに、狼に「ありがとう」と伝えるセリフについて「どう言えばいいかすごく悩んで。浪川さんに相談させていただいて、いろんな感情を、今までの流れを乗せて、大切に喋らせていただきました」と明かすと、浪川はすかさず「完璧です」と太鼓判を押した。そして、強敵らしい威圧感はそのままに、映像ならではの演技を見せた弦一郎について、津田は「弦一郎は、狼が喋らない分、感情を外に出せるので、叫んだりもできてすごくよかったですね。最初のアフレコの時、監督から『圧が強すぎないように』と言っていただいて。後ろに一番重厚な一心が控えていますし、あれだけまっすぐで、感情がしっかり表に出てくるのは若さなのかなと。ある程度の若さをキープしつつ、それでも強さもキープしつつ。雷を使ったり、いろいろな戦い方があって、本当に楽しかったです」と語った。さらに、九郎に最も近い場所で見守り、支えるエマを演じた伊藤は「私は常に、狼は置いておいて(笑)、九郎様をお守りしたい気持ちがすごくあって。狼は強いですから。辛い運命を背負っている九郎様の、心の支えに少しでもなれればという気持ちでずっと演じていました」とエマの心情を語り、弦一郎については「葦名への思いは理解するけれど、手段を選ばなすぎて『この野郎』っていう(笑)。一心様に抑えてほしいという気持ちもあったと思うので、結構複雑な思いがありました」と続けた。
自身が演じたキャラクター以外の“好きなキャラクター”を問われると、伊藤と佐藤が声を揃えたのは半兵衛。伊藤は「重厚なお話の中で、半兵衛がほわんほわんとしてくれるのが、アフレコ中いつも心の癒しでした」、佐藤は「ずーんと重い空気のまま演じていたので、(劇中で)帰ってきた時に半兵衛があたたかいご飯を作ってくれていて、『よかった、帰ってきた』とすごく思いました」とその魅力を語った。
津田は「やっぱり一心さんですよ」と即答。浪川は「みんな言ってくれないので、僕は狼です(笑)。あと、弦一郎も好きなんですよ。破天荒だけど、心にあるものは本当にまっすぐなんだなって」とコメント。
トークとフォトセッションの後には、完成披露の場にふさわしく最新情報が続々と発表された。まず、9月4日(金)からの上映第1週の入場者特典として、キャラクターデザイン・岸田隆宏の描き下ろしイラストを使用したビジュアルボードの配布が決定。何度でも劇場に足を運びたくなる特典となっている。
続いてコラボ情報も解禁。『SEKIRO: NO DEFEAT』と柿安「口福堂」のコラボおはぎの発売が決定した。劇中で狼と九郎が作ったおはぎを実際に再現したオリジナルメニューで、公開日の9月4日(金)に合わせて全国の「口福堂」にて発売。購入者には描き下ろしイラストを使用したポストカードもプレゼントされる。実はこの日、登壇直前までこのおはぎを味わっていたという津田は「もうずっとおはぎを食べたかったので。結構ボリュームもあって、かなり満足度の高いおはぎでした。すごく美味しかったです」と太鼓判。「登壇4分前まで、取り憑かれたようにおはぎを食べていた」とキャスト陣に暴露され、会場の笑いを誘う一幕もあった。
さらに、公開後の舞台挨拶の実施も発表された。9月5日(土)には大阪・名古屋にて、沓名監督をはじめアニメーション制作に携わったスタッフによる公開記念舞台挨拶を実施。9月6日(日)には新宿にて、キャスト陣による公開御礼舞台挨拶を実施。浪川、佐藤、伊藤に加え、一心役の金尾哲夫の登壇が決定している。
イベントの最後には、登壇者一人ひとりから観客へメッセージが贈られた。沓名監督は「クオリティも高く、結構いい作品になったなと思っています。あとはヒットするかどうか。今は口コミの時代なので、ぜひいろんな人にお勧めいただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
伊藤は「キャストのみんなと作品についてお話できて本当に楽しかったです。今日の話を聞いた上で、ぜひもう一度劇場でご覧いただいて、細かいところまで――あとは半兵衛の可愛さを再認識していただけたら嬉しいです」と“2周目”の鑑賞を勧めた。
津田は「こういう作品はなかなか観ることがないなと個人的に思っていて。非常にアートをしているんだけれど、エンタメもしている。どちらも兼ね備えた作品に出られて本当に嬉しいです。大胆な表現がありつつ、ものすごくこだわって丁寧に丁寧に作られた、すごくいい作品です。皆様の心に刺さったならば、ぜひSNSでつぶやいたり、お友達やご家族とまた観ていただけたら。劇場で観る価値のある映画だと思います」とアピール。
佐藤は「この作品は、どこを切り取っても美味しく食べていただける作品だと思います。楽しかったと思ってくださったら、ぜひSNSに感想を書いてください。スーパーエゴサをして、いいねを押しに行きます(笑)」と会場を沸かせた。
最後に浪川が「本日は暑い中、足を運んでいただき本当にありがとうございます。面白おかしく話したところもありますが、本当に命を削りながら、魂を込めて作った作品です。スタッフさんも、我々声優陣も、一言一言大切に演じさせていただきました。あとは、皆さんがこの作品をどう育てていってくださるか。津田さんが登壇4分前までおはぎを食べていたとか、本当になんでもいいので(笑)、多くの人に少しでも伝えていただければ嬉しいです。ゲームのように、何度も何度も劇場に挑んでいただければと思います。本日は誠にありがとうございました」と締めくくり、大きな拍手の中、イベントは幕を閉じた。

■タイトル
【日本国内】SEKIRO: NO DEFEAT
【海外】Sekiro: No Defeat
■作品概要
【全世界で評価されたアクションゲームついにアニメーション映画化!】
全世界で多くの賞を総なめにした和風アクションゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(株式会社フロム・ソフトウェア)を原作とする全編手描きによるフル2Dアニメーション映画『SEKIRO: NO DEFEAT』がついに公開!
本作で長編初監督を務めるのは、WEB系アニメーターとして日本の作画アニメーションシーンをリードしてきた沓名健一。脚本に佐藤卓哉(『あさがおと加瀬さん。』(’18))、キャラクターデザインに岸田隆宏(『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(’24))とベテランが脇を固める。
キャストは、原作に引き続き狼役を浪川大輔、九郎役を佐藤みゆ希、葦名弦一郎役を津田健次郎が務める。
本作の音楽を担当するのは、国内外で活躍し近年様々なメディアに活躍の場を広げる蓮沼執太(『花緑青が明ける日に』(’26))。また主題曲には、本作の持つ美しさと孤高をさらに際立たせる坂本龍一の「Blu」(「The Best of ‘Playing the Orchestra 2014’」)が起用された。
気鋭のスタッフが世界に向けて放つ、切なく、美しい物語。日本のアニメーション映画に新たな輝きが誕生する――
■ストーリー
時は戦国。雪深い峠を越えた先に、「葦名」という国がある。
狼は、葦名の戦場で拾われ、忍の技を仕込まれた熟達の忍びである。狼が仕える少年・九郎は、「竜胤(りゅういん)」と呼ばれる特別な血を引く一族の末裔。二人は寄る辺なき孤独な主従であった。
九郎の竜胤の血は、人を不死に変える力を持つ。それを狙う葦名の侍から逃れる狼と九郎だったが、そのさなか竜胤が不死の見返りに人々に「竜咳(りゅうがい)」という致死の病をもたらしていることを知る。
竜咳を治める方法を探す九郎は、自らの命を代償にそれがなせることを知り、苦悩の末に竜胤断ちを決意する。一方、九郎が隠していた覚悟を知った狼は、独り九郎の運命を変えるべく苦難に満ちた戦いへ――
■スタッフ
原作:SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(株式会社フロム・ソフトウェア)
監督:沓名健一
脚本:佐藤卓哉
キャラクターデザイン:岸田隆宏
副監督:福井俊介
総作画監督:茂木海渡
アクション作画監督:向田隆
美術監督:金子雄司
色彩設計:佐々木梓
撮影監督:野澤圭輔
編集:村上義典
リキッドアート:ハラタアツシ
カラーグレーディング:福本達也
音楽:蓮沼執太
主題曲:坂本龍一「Blu」(「The Best of ‘Playing the Orchestra 2014’」より)
音響監督:名倉靖
音響効果:川田清貴
プリプロダクションポストプロダクションプロデュース:スタジオベタ
プロデュース:ARCH
アニメーション制作:Qzil.la
配給:ANIMEC
■キャスト
狼:浪川大輔
九郎:佐藤みゆ希
葦名弦一郎:津田健次郎
仏師:浦山迅
エマ:伊藤静
半兵衛:高瀬右光
梟:土師孝也
葦名一心:金尾哲夫
■公式サイト
アニメ:http://sekiro-anime.jp/
原作:http://sekiro.jp/
■公式X
@sekiro_nd_anime
■公式Instagram
@sekirond_official_studiobetta
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(C)KADOKAWA/Sekiro: No Defeat PARTNERS
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