TVアニメ「殺し愛」の原作者Fe先生に特別インタビュー! キャラクターの制作秘話も…!?

殺し屋たちが織りなす歪なサスペンスを描いた大人気コミックス『殺し愛』(著:Fe)。「月刊コミックジーン」で好評連載中の本作は現在コミックスが11巻まで刊行され、累計75万部を突破(2021年12月現在)しました。
そして、ついに2022年1月よりTVアニメの放送が決定!

今回は、放送を直前に控える「殺し愛」の原作者であるFe先生に特別インタビューを実施しました。
キャラクターたちの誕生秘話や作品の見どころなど、インタビューした内容をたっぷりとお届けします!

Fe先生のインタビューはこちら!

アニメ化されることが決定したときのお気持ちは…?

―――「殺し愛」という殺し屋のラブサスペンスを描こうと思ったきっかけや、理由を教えてください。

Fe先生:「殺し愛」という作品を描くきっかけとなったのが「デストロ246」という漫画です。第1話を読んだときに、ものすごい勢いがあって面白かったんですよ!
それを読んで「めっちゃ楽しそう!」と思って、そんな殺伐した感じの漫画を描きたくなり、そこからリャンハというキャラクターを考えました。

―――先にリャンハというキャラクターを作られたのですね!

Fe先生:そうなんです。シャトーかリャンハかといえば、リャンハの方が先行してできたキャラクターですね。

―――2018年にドラマCD化もされていましたが、アニメ化されると聞いたときのお気持ちを教えてください。

Fe先生:アニメ化に至るまで長い道のりだったので、ようやく形になるってなったときは純粋に嬉しくて安心した気持ちになりました。
TVアニメもキャラクターに合った実力のある声優さんを選んでいただけて、盤石の体制でいけたと思います。

―――TVアニメのご監修にも携わっているとお伺いしたのですが、実際にアニメ映像を見たとき、いかがだったでしょうか?

Fe先生:やっぱりアニメならではの演出や声、音楽がつくと漫画とはまた違った面白さがあるなと思いました。特にシャトーが動揺したり、気持ちが不安定になったりする場面で、ちょっとカメラがぶれたような演出があって、やっぱりアニメはいいなって……!
アクションのシーンも優先的に結構入れていただけたので、ありがたかったです。

思い通りに動かなかったキャラクターも結構います

―――シャトーやリャンハをはじめ、魅力的なキャラクターが多く登場しますが、キャラクター設定はどのように考えられたのでしょうか?

Fe先生:見た目から作り始めることが多いですね。特にリャンハとシャトーについては完全にビジュアル先行です(笑)何が好きで、身長体重は……みたいなキャラクターの細かい設定などは練らないで、こんなビジュアルのキャラクターができたので、名前を付けてとりあえず出してみて動かすことが多いと思います。突発的に出てきたキャラクターも、ちらほらいたり(笑)

―――先にキャラクターを作って動かしてみて、キャラクターの立ち位置や関係性なども当初の想定と変わることがあったりするのですか?

Fe先生:そうですね、いざ動かしてみて、思い通りに動かなかったキャラクターも結構います。本来ならこのキャラクターにこの役目をさせたかったけど、上手くいかなかった……ということもありました。

―――ちなみにお気に入りのキャラクターはいますか?

Fe先生:メインの2人はやはり大事なキャラクターですが、みんな可愛いなと思いながら描いています。他のキャラクターで言うと、ジノンがお気に入りです。

―――最後にこの記事を読んでいる読者に向けて、メッセージをお願いいたします!

Fe先生:色々な方がアニメ作品を作るために関わってくださったので、かなり華々しいと言える作品になったと思います。そして原作から応援してくださっているファンの方々には、本当に感謝しても足りないくらいです。
制作関係者の方々や漫画編集部の方々、プロデューサーの皆さんなど、たくさんの方が一生懸命協力して下さって、無事にTVアニメ放送間近のところまで来れました。
色々な要素があるアニメになっていますので、ぜひ最後まで見ていただければ嬉しいです。よろしくお願いします!

1月の放送が待ちきれない!

原作の漫画を読んだことがある方はもちろん、アニメが初めてという方も楽しめる作品となっているようですね!
もしかしたらあのキャラクターには違う役目があったかも……と想像してみるのも面白いかもしれません。
アニメならではの演出やアクションシーンなど見どころもたくさんあって、TVアニメの放送が今からとても楽しみです!

作品情報

<INTRODUCTION>
とある「仕事場」で対峙する 2 人の殺し屋。
クールな賞金稼ぎの女・シャトーと謎多き最強の男・リャンハ。
シャトーはこの交戦をきっかけにリャンハと敵対――するはずが、なぜか彼に気に入られ、つきまとわれることに。
彼女はなし崩し的にリャンハと協力関係を結んでしまうが、彼を狙う組織との抗争に巻き込まれていく。さらにその戦いは、彼女の過去とも関係しているのだった。
リャンハはなぜシャトーに接近するのか。シャトーに秘められた過去とは。
相性最悪の 2 人が織りなす、「殺し屋×殺し屋」の歪なサスペンス。
奇妙な運命の歯車がいま動き出す。

<STAFF>
原作:Fe(月刊コミックジーン/KADOKAWA 刊)
監督:大庭秀昭
シリーズ構成・脚本:久尾 歩
キャラクターデザイン:佐藤陽子
サブキャラクターデザイン:小林利充
総作画監督:佐藤陽子・小林利充
アクション作画監督:才木康寛
3D・プロップデザイン:杉村友和
美術監督:黛 昌樹
色彩設計:山上愛子
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:髙桑 一
音響効果:和田俊也
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:吉川 慶
音楽制作:TOY’S FACTORY
音楽制作協力:ミラクル・バス
アニメーション制作:プラチナビジョン
製作:殺し愛製作委員会

<CAST>
シャトー・ダンクワース:大西沙織
ソン・リャンハ:下野紘
エウリペデス・リッツラン:堀内賢雄
ジム:天﨑滉平
ホー:前野智昭
ジノン:村瀬歩
ニッカ:森田成一
ミファ:日笠陽子
ドニー:大塚芳忠

<放送情報>
TOKYO MX 1月12日より 毎週水曜 24:00~
サンテレビ 1月13日より 毎週木曜 24:00~
KBS 京都 1月13日より 毎週木曜 25:00~
BS 日テレ 1月12日より 毎週水曜 24:00~
AT-X 1月13日より 毎週木曜 22:30~
リピート放送:(月)10:30/(水)16:30

<配信情報>
dアニメストア 1月12日より毎週水曜 23:30~
その他サイトも順次配信予定
※放送・配信日時は番組編成の都合等により変更となる場合がございます。

<原作コミック情報>
「殺し愛」1~11巻好評発売中!
著 Fe(月刊コミックジーン/KADOKAWA 刊)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322103000364/

【TVアニメ公式サイト】 https://love-of-kill.com
【公式 Twitter】@LoveofKill_info (https://twitter.com/LoveofKill_info) / #殺し愛
【公式 TikTok】loveofkill_info (https://www.tiktok.com/@loveofkill_info)

©2022 Fe/KADOKAWA/殺し愛製作委員会

新着記事はこちら