仲本愛美ら豪華キャスト出演の映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?」完成披露試写会レポート!片山監督が語る裏テーマは…キャラの癖!?

2022年4月15日(金) より公開予定の映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?」完成披露試写会が東京都渋谷区で開催されました。
当日は監督の片山拓さんをはじめ、共演の仲本愛美さん、中川大輔さん、喜多乃愛さん、坪根悠仁さんらが勢ぞろい!
本編上映のほか、キャストらによるトークショーも行われ、ここでしか聞けない制作秘話や見どころなどが存分に語られました。

映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?」は日本の北東北で口寄せを行う巫女である「イタコ」を題材としたドタバタ青春コメディ映画です。
映画公開に先駆けて行われた完成披露試写会の様子をたっぷりお届けします!
最後にはグッズ情報もございますので、お見逃しなく。

映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?」概要

本作は青森県の下北半島、東京都の下北沢――ふたつの“下北”を舞台に、サブカルに傾倒する田舎女子高生の悩みと葛藤、そしてひょんなことから取り憑かれてしまった狐の霊との間で徐々に育まれる友情の“狐”軍奮闘ドタバタコメディ! 
仲本愛美さん(二本柳うつつ役)、重川茉弥さん(ユメ役)、中川大輔さん(蝶野春役)、喜多乃愛さん(菊池葉月役)、坪根悠仁さん(阿諏訪雄馬役)ら豪華キャストが出演します。

映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?」は登場人物の“癖” “個性”がきらりと光る作品

キャストトークショーは、うつつと葉月のような仲睦まじい仲本さんと喜多さんの姿があったり、片山監督のコメントにキャスト一同驚く場面があったりと、終始なごやかな雰囲気でした。
本記事では、仲本愛美さん、中川大輔さん、喜多乃愛さん、坪根悠仁さん、片山拓監督が完成披露試写会で語ってくれた作品への想いをたっぷりご紹介します。

主演の仲本さんは映画初主演とのことでしたがいかがでしたか?

仲本さん:
演技自体ほとんど経験がなかったので、台本をいただいたときにかなりのセリフ量で驚きました。今回はコメディということもあり、すごく現場の雰囲気がとても温かくとってもやりやすかったので皆さんには感謝しています。

喜多さん:
相当台本を読み込んで、難しいうつつって役を演じきったのは本当に素晴らしいと思います!

仲本さん:
のあちゃんに助けてもらったので、私こそ本当にありがたいなと思っています……!

片山監督:
最初の方はうつつがやりづらいキャラで、振り切るけど失礼じゃないバランスが難しそうでした。でも後半になると仲本さんの意見を聞いてそのままの演技をしてもらって、本当にうつつでしたね。パワフルで現場でも助けられてすごい役者さんでした。

監督の裏テーマに共演者一同びっくり!「今初めて知りました……(笑)」

各役の見どころポイント、作品の見どころポイントを教えてください

仲本さん:
うつつのすごいところはすぐ行動するところで、考える前に体が動いてしまうようなあの性格は、どこか皆さんも羨ましかったりとか、こういう部分があったらいいなと思うんじゃないかな。
コメディではあったんですが、じんわりとしたシーンもあったり、恋愛もあったりといった場面で、うつつの心情を見ていただければと思います。

中川さん:
蝶野春という名前の通り、明るい朗らかな役なのかなと思い、そこを意識して演じました!

喜多さん:
映画は全部良い意味でぶっとんだ作品なのですが、台本を読んだときに唯一葉月が言っていることだけまともかもと思いました。映画館で見るときに、普段のリアリティのラインを保ちつつ、この作品の変わった部分とのコントラストが明確に表せればいいなと思って今回あえてキャラクターに引っ張られすぎないように演じました。

坪根さん:
僕が演じる阿諏訪雄馬はロマンチストで若干ナルシストな部分もあって、最初は格好つけているんですけど、だんだんうつつの本性がわかっていくと引いちゃうちょっとチャーミングなところもあって、僕自身演じていてとても好きなキャラクターでした。

片山監督:
色々撮影中に考えていたのですが、例えば葉月は撮影次第によっては嫌われそうなので、いかに天真爛漫というか純粋で全く気づいてないように撮影しようとしたり、役柄のパーソナルな部分を出していきたいなと思いました。
うつつは個性しかないのかもしれないです(笑)

あと今回「癖」というのが裏テーマでもあったので、一つずつ入れることを意識していました。

キャスト一同:
今初めて知りました……(笑)

重川茉弥さん演じる狐のユメは声だけの出演ということでしたが、実際の現場ではどのように演じられていたのですか?

仲本さん:
私がユメのセリフを全て覚えたうえで、独り言のように演じていました。はまっている映像を見てこんな風になっていたんだ!という状態でした(笑)

主人公うつつの魅力を教えてください

仲本さん:
最初に台本を読んだときに、純粋でまっすぐな子なんだという印象を受けました。まっすぐに物事を見つめられる子だなって。相手に面と向かって思いを伝えられるところはうつつに憧れますし、まっすぐなところがいいなと思います。

中川さん:
自分の好きなことにまっすぐなところや、周りに言われても関係なく進んでいける強さを持つところが魅力かなと思います。

喜多さん:
魅力的すぎて、最初に台本を読んだときに「すごく好きだなこの子」と思った記憶があります。仲本さんが演じるにつれて「なんて可愛いのうつつ!」と日々思いました。
適当に見えて、意外と自分が大切にしたいものは大切にするところが素敵だなと思いました。

坪根さん:
自分の意志がしっかりしていて、曲げないところが素敵だなと思いました。心が強い人だなって。

片山監督:
うつつは僕も大好きで、ピュアでまっすぐな人なんだなと。でもピュアゆえに周りや自分も傷つけてしまうんですけど、そんな中成長が見られて可愛らしなと思っていますね。

役柄を演じる際に気を付けたことや意識したことは?

仲本さん:
撮影前日まで監督とうつつのキャラについて綿密に打ち合わせしたんですけど、やっぱり個性的というのが私の中でテーマとしてあったので、個性的ってなんだろうと思い返してみて、私の周りの方たちの癖を全部集めたのがうつつなんです(笑)
癖を大集合させて癖ある人物を自分の中で作り上げて、役を一から作ったなという感覚でした!

中川さん:
蝶野春くんは一途なところを大事にしました。中学生のときはサブカル、高校生のときは彼女のことがずっと好きなところを大事にしました。彼女が好きな自分が好きなのではなく、本当に彼女が好きという純粋さが出ればいいなと。

喜多さん:
うつつに友達がいない中で、何で葉月だけ仲良くするのかの理由になる、今まで一緒に過ごしてきた時間を想像して、仲を本物にしようと気を付けました。

坪根さん:
地方から出てきて、どこか田舎が抜けてない感を意識しました。うつつと話していて、結構雄馬もぶっ飛んだキャラクターだと思っているので、そこをどう会話で表現したらいいのかなと思いながら演じました。

片山監督:
演出の際に気を付けたことは、全体を通した演出で言うと、コメディとシリアスのバランスです。

題名の「味噌カレー牛乳ラーメン」ようにうまみが凝縮されたコメディとシリアスのバランスが絶妙な作品

最後にここにいる皆さん、これから観てくださる皆さんに一言メッセージをお願いいたします!

坪根さん:
観ていただいてありがとうございます!感想も#みそめんを付けて投稿してもらえれば。

喜多さん:
何も考えずに、ただ楽しむジェットコースター乗るような気持ちで映画館に足を運んでくれたら嬉しいです。

中川さん:
この題名の味噌カレー牛乳ラーメンようにいろんなうまみが凝縮されたこの映画を一人でも多くの方に観ていただけたらいいなと思っています。

仲本さん:
本来なら去年公開予定でしたので、ついにこの日を迎えられたことがとても嬉しいです。感想などもいただけたら嬉しいです!

片山監督:
本日はありがとうございました。癖っていうところでいうと、登場するキャラクターたちにもそれぞれの癖がありますし、癖は人を見てないと気づかないし、その人を受け入れて見ていないと気づけないと思うので、気づけるくらい愛でていただいてしっかり観てもらえたら嬉しいです!

グッズ情報

映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ~の?」の人気イラストレーター世紀末さんの描き下ろしイラストグッズが登場!
うつつとユメがキュートなグッズになりました。集めて楽しいバッジやアクリルキーホルダー、普段使いにぴったりなレザーフセンブックがラインナップ。

作品情報

■映画概要
この映画はAbemaTVの恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」への出演をきっかけに10代を中心に人気を集めるモデル・インフルエンサー仲本愛美(まなまな)が主演を務め、青森県のご当地グルメ「味噌カレー牛乳ラーメン」をタイトルに冠しながら、日本の北東北で口寄せを行う巫女である「イタコ」を題材としたもの。
仲本愛美は東京にあこがれる青森県・下北半島在住の女子高校生役を務め、「イタコ」の継承者としての道と、あこがれの上京生活への道との板挟みや葛藤、たまたま憑りつかれてしまった狐の霊と育まれる友情、そして様々な困難やトラブルに巻き込まれながらもそれらを乗り越えていく様子を描いたドタバタ青春コメディを繰り広げる。
監督はロシア五大映画祭の一つであるアムールの秋 映画祭のノミネート・上映作品「歪な体温」などを手掛けた写真家・映像作家の片山拓が担当。

■制作概要
タイトル:味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ~の?
公開  :2022年春予定
出演  :仲本愛美、重川茉弥、中川大輔、喜多乃愛、坪根悠仁、他
監督  :片山拓(440Project)
原作  :石黒志玖夢「下北沢で出会った君の話」
脚本  :静森夕
制作  :株式会社440Project
脚本協力:monogatary.com
協力  :WEGO下北沢店、青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会、I LOVE 下北沢

■関連サイト
HP:https://misomen-movie.com
Twitter:https://mobile.twitter.com/misomen_movie
Instagram:https://www.instagram.com/misomen_movie

©2022映画「味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ~の?」製作委員会

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