2022年5月25日(水)~5…
2023年5月にCBGKシブゲキ!!にて上演されるeeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』(脚本:吉岡茉祐/演出:田邊俊喜)。
5月25日(木)からの開幕を控え、稽古場にてキャスト陣にインタビュー! 今回は礒部花凜さん(西ノ森莉緒役)、笹翼さん(橋本健吾役)、松本ひなたさん(中野風太役)の対談をお届けします。
>>eeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』稽古場対談インタビュー<狩野翔&汐谷文康&田邊俊喜編>
>>eeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』稽古場対談インタビュー<笠間淳&入江麻衣子編>
※以下敬称略
――本朗読劇に出演が決まったときの気持ちを教えてください。
礒部:もともと吉岡さん……まゆしぃとは交流がありまして、朗読劇の脚本を執筆しているお話を聞いたことがありまして。まゆしぃすごいなと思っていたんです。そんななか、今回、まゆしぃが手掛ける『あの星』への出演のお話をいただき、まゆしぃが書いている世界の一員になれることがとても嬉しかったです。
私はこれまで朗読劇に出演する機会が少なく、つい先日、初めて朗読劇に出演させていただいたのですが、とても楽しくて、マネージャーさんに「朗読劇やりたい!」とお話していたところでもあったので、ポジティブな気持ちで、朗読劇とはどういうものなのか、少ない経験を活かしつつ、勉強させていただこうと意気込んで稽古に臨ませていただいています!
笹:『あの星』は初演が4年前で、僕はそのときにも橋本健吾役で出演させていただきました。脚本のまゆしぃはよく「青春を取り戻せ」という言葉を使っているのですが、ろくな高校生活を過ごしていなかった僕にとっては、ようやく青春を過ごしているみたいな感覚です。
今回、再演ということで、改めて『あの星』に出演する機会をいただけて、嬉しさとともに怖さがありました。楽しい瞬間が来る、ということは終わりもやってくるわけで、演出のトシさんが「幸せな瞬間は、その瞬間から不幸が近づいてきているから、ある意味不幸の始まりだ」とよくおっしゃっているのですが、まさにその心境なんです。毎日の稽古が楽しくて、幸せで、苦しくて、でもみんなで切磋琢磨して、頑張ってもやがて終わりが来てしまう。それは僕にとって不幸で……。きっと本番中はそんな気持ちを忘れていると思いますが、千秋楽では寂しさを感じているかもしれませんね。
前作から4年経った分、自分に対するプレッシャー、怒り、焦り、そして、いとしさとせつなさと心強さと、それらすべてを内包して、台本と向き合っていけたらと思っています。
松本:オファーをいただいたときは嬉しかったです。『あの星』には初演があったということで、そこに新メンバーとして加わるのはプレッシャーでしたし、不安もありましたが、尊敬している方々と作品作りができるのは嬉しいですし、リスペクトしている吉岡さんの脚本、トシさんの演出、といち出演者として参加できるのは幸せなことなので、毎日壁にぶつかりながらも稽古に挑んでいます。
壁にぶつかることは苦しいですが、こうやって苦しめることは幸せなことなんだというのも感じていて、自分を成長させていただける現場であり、一緒に成長してくれる素敵な仲間がいる環境なので、ある意味これも青春なのかなと。
――田邊さんの演出についてはいかがでしょうか?
笹:トシさんとは出会ってから10年ほどになるのですが、トシさんが見据えている景色は常に上で、現状に満足しない方。そんなトシさんのことを僕は大好きですし、リスペクトしていますし、そんな方の身近でお芝居で苦しむことができるのはこれ以上ない幸せですし、日々が刺激に溢れていますね。他の現場で刺激がないというわけではなくて、この現場でしか味わえない刺激がすごくあります。
松本:ゴールがない、と思いますね。「ここまで出来たらいいよ」という着地点がなくて、一旦ゴールまで行ったら、さらに上を目指す……ゴールの先もまだまだ続いていくみたいな感じです。
礒部:私は田邊さんの演出で朗読劇に参加するのは初めてなのですが、お二人のお話を聞いてちょっと緊張してきました(笑)。
笹:とにかく突き詰めていく人なんですよ、トシさんって。作品ひとつひとつに強いこだわりがありますし、自分の世界をはっきり持たれているので、曖昧な部分が全くない人。作品に対しても、役者に対してもすごく愛を持って接してくださるので、プレッシャーになるかもしれないですけど、学ぶことが多いなとは思いますよ。令和の世には珍しいくらいに熱い方です。
礒部:なるほど……。
松本:情熱がありますよ、すごく。
笹:すべての状況を鑑みつつ、冷静な脳を持って、熱い魂で指摘してくれるので、熱量が人一倍あると思います。すべての役が演じられるくらい、すべての役に寄り添って考えてくれている方なので、尊敬しかない。
松本:一緒に作品作りができて、素直に楽しいなと思えますしね。一緒に作品を作っている感じもしますし、目線が役者と一緒なので稽古がすごく楽しいです。
――作品全体や今回演じられる登場人物について、どのような人物だという印象を受けられましたか? また、ご自身に似ている点や相違点がありましたら教えてください。
礒部:作品全体の印象としては、自分の学生時代のことを思い出すなと。学校の匂いとか、休憩時間のワイワイがやがやした感じとか、思い出が蘇ってくる作品だなと思いました。ただ、私は女子校だったので、男女の日常的なグループはアニメのなかでしか体感したことがなくて……。自分が『あの星』の登場人物になって台本を読むとなると、どこか非現実的な部分がありましたね。その非現実的な感じに新鮮さを感じています。「青春を取り戻せ」というまゆしぃの言葉通り、私は『あの星』で別ルートの青春を体験している気持ちです。
演じている莉緒と似ているところは、基本的には明るい性格なところでしょうか? 明るい中にも繊細なところも持ち合わせている子だと思うので、稽古で探っていきたいと思います!
笹:健吾は一見、お調子者、おバカさんですが、じつはすごくカッコいいんです。すべてを語らない男……特に今回の健吾にはそれを感じられて、自分のやりたいこと、自分の好きな人、自分の思うこと、たくさん思っていることがあるのに、それらに蓋が出来る人。僕は蓋がなくて、これからホームセンターに買いに行こうと思っていますが、健吾はただカッコいいだけではなくて、僕としては「お前、もうちょっとうまいやり方あるじゃん!」ともだもだ思ってしまう部分もあるような、すごく人間味を感じる人物ですね。
彼と似ているところは、執念深いところでしょうか。この表現が正しいか分かりませんが、僕は過去にあったマイナスなことをずっと引きずってしまうタイプなので、10年も過去に囚われている健吾と似ているかなと。
松本:風太とは似ているところが全くなくて、だからこそ役作りに苦戦しています。人への声のかけ方だったり、物事の考え方だったり、僕にはないものが彼にはたくさんあるので、稽古をしながら壁にぶちあたっているところです。
風太は結構こじらせていて、でも思ったことを素直に言うところがあるので、それはうらやましい。そんな風太を自然に出せるよう、今、自分のなかの引き出しを開け続けています。まだまだ苦戦中ですが、田邊さんからはアドバイスをいろいろといただいていまして。ただ、これという答えを教えてくれるわけではなくて、自分の中の答えにたどり着くためのヒントをくださいます。答えを教えてもらったら、僕がここにいる意味がないですしね。自分自身で、風太とはどういう人物なのかを探し出して「松本ひなたが作り出した中野風太」を本番では表現できるよう頑張ります。
――ありがとうございました。それでは最後に本朗読劇の見どころ、聴きどころとあわせてファンへのメッセージをお願いいたします。
礒部:親近感があるような世界観のなかで、日常的な会話が繰り広げられていて、でもストーリーの展開的には非日常的で……とても複雑な内容になっています。
『あの星』はエンディングが2つあるということで、途中から物語が分岐していきます。まゆしぃが一生懸命、脚本を書いているというのを聞いていたので、そんな素敵な脚本でお芝居ができることはとても嬉しいです。エンディングが2つある=皆さんにも2倍、楽しんでいただけると思います! 私はルートが分岐するような作品に参加したことがないので、私自身楽しみですし、皆さんにもぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
笹:ご来場予定の皆さんにはそれぞれ好きな演者がいて、もしかしたら、この座組が好きで見に来てくださる方もいるのかなと思っています。が、この朗読劇においては、自分の好きな役者を見に行こうというよりは「この世界を覗きにいこう」という気持ちで来ていただけたら、これまでとは違う視点で朗読劇を楽しむことができると思います。
もちろん推しにフォーカスを絞ってみることも楽しみのひとつだと思いますが、いっそ別の人物を見るくらいの気持ちで来てほしい……。カッコいい推しが見たい、可愛い推しが見たい、その気持ちも大事ですが、その推しが作った世界観を見る、というところに注視してもらえたら嬉しいなと。でも「いや、俺は……私は……絶対に推しを見るね!!」という方は、その気持ちを貫いてお越しください。
松本:ストーリー展開がかなり苦しいので、皆さんにも一緒に苦しんでほしいなと。
どんな作品にも「主演」がいます。『あの星』に関しても「主演」はいますが、僕としては全員が「主演」だと思っていて、それは今回のお話が全登場人物それぞれの視点で物語を体感できる内容になっているからです。
それぞれ苦しみや葛藤を持ちながらも、彼らが彼らなりの人生を生きているので、そのなかで訪れるいろいろな幸せに共感していただき、大きな意味で楽しんでもらえたら嬉しいです。
<あらすじ>
屋上。
誰もが一度は憧れる未開の地。
彼らは、そこを『楽園』と呼び、憩いの場にしていた。
――あれから10年。
健吾と莉緒、裕介の3人は、彼女の手紙に書かれた約束を果たすため、再び集まった。
高校生たちの青春と、その少し後の不完全なものたちのお話。
<公演日>
2023年5月25日(木)~5月28日(日)
5月25日(木)15:30★/19:00
5月26日(金)14:00/19:00
5月27日(土)12:00/16:00/19:30★
5月28日(日)12:00/16:00
本公演:約110分
イベント公演:約90分
★=イベント公演
※上記の時間は【開演時間】です。開場時間などの詳細は公式サイトにてご確認ください。
<会場>
CBGKシブゲキ!! https://cbgk.jp/
<キャスト>
金田裕介:狩野翔、汐谷文康
山口星羅:青山吉能、南早紀
橋本健吾:濱健人、笹翼
西ノ森莉緒:吉岡茉祐、礒部花凜、一村すみれ
中野風太:今井文也、松本ひなた
山口聡:中神一保
小松弘美:伊藤彩沙、駒形友梨、入江麻衣子
小松幸助:笠間淳、長谷川芳明
<アンサンブル>
美藤大樹、野本侑歩、祐花、荒井瑠里、Sachi
<チケット情報>
チケット販売スケジュール
・当日引換券(eeo会員限定)
販売期間:5月22日(月)23:00~各公演前日23:00
入金〆切:各公演前日23:59まで
販売サイト:カンフェティ
※チケットをご希望される方は「eeo会員」および「カンフェティ」のご登録が必要です(無料)。
※キャスト出演回&組み合わせについては、チケットご購入前に必ず『あの星に願いを』公式サイトで事前にご確認をお願いいたします。
【通常公演(朗読劇)チケット料金】
■SS席(最前列~3列目)
特典付き:9,700円(税込)
特典なし:8,700円(税込)
■S席(4~7列目)
特典付き:8,700円(税込)
特典なし:7,700円(税込)
■A席(8列目~)
特典付き:7,700円(税込)
特典なし:6,700円(税込)
※当日券は、上記前売チケット料金に+500円(税込)となります。ご注意ください。
[通常公演チケット特典]
2Lブロマイド
※特典は公演当日、劇場受付にて1枚、お渡しいたします。
【イベント公演チケット料金】
■SS席(最前列~3列目)
特典なし:7,700円(税込)
■S席(4~7列目)
特典なし:6,700円(税込)
■A席(8列目~)
特典なし:5,700円(税込)
※当日券は上記前売チケット料金に+500円(税込)となります。ご注意ください。
※イベント公演は、チケット特典はございません。
【グッズラインナップ】
・アクリルスタンド(全15種)
・ブロマイド4枚セット(Aセット・Bセット・Cセット 全192種)
・ランダムブロマイド2枚入り(全32種)
・インスタントフィルム風ブロマイド(全32種)
・キャラクリアケース(全1種)
・パンフレット
・複製台本
■グッズ通販■
受付期間:5月16日(火)17:00~6月5日(月)23:59 ※お支払い完了まで
お届け時期:7月中旬発送予定
※通販サイト(eeo Store)にてグッズご購入の際は、登録無料の「eeo会員アカウント」が必要になります。
▼グッズのご購入はこちらから▼
■受注販売スケジュール■
<2次受注>
受付期間:5月18日(木)17:00~6月5日(月)23:59
入金締切:6月5日(月)23:59まで
※1次受注は終了いたしました。
■販売価格■
5,000円(税込)【受注販売/購入制限なし】※送料別
■返礼品■ ※後日配送お届け
ステラボード(A5アクリルボード[台座付]):1点
※当たりは、キャスト直筆サイン入りです(ランダム当選)。
▼ステラボード(公演応援グッズ)のご予約はこちらから▼
<WEB関連>
eeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』公式サイト:https://eeo.today/stage/title/roudoku-anohoshi
eeo Stage reading 朗読劇『あの星に願いを』公式Twitter:https://twitter.com/roudokuAnohoshi
eeo Stage公式Twitter:https://twitter.com/eeo_stage
(C)2023 朗読劇『あの星に願いを』 /eeo Stage
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