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就職・転職活動中のZ世代597名、その40%が「推し活しやすい会社を選ぶ」と回答【株式会社UZUZ調べ】

第二新卒・既卒・フリーター・新卒を中心とした20代若手に特化した就業支援事業、IT分野の教育研修事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)より、「推し活」「オタ活」と就職に関するZ世代の意識調査の結果が発表されました。

この実態調査は、株式会社UZUZの自社ユーザーに定期的にアンケートを取ることでデータを収集し、公開されているもの。今回はキャリア面談の予約時にアンケートが実施され、既卒・第二新卒、新卒として就職活動中の20代男女597名からの回答がまとめられています(調査実施日:2024年5月21日~6月19日)。

「推し活」「オタ活」と就職に関するZ世代の意識調査について

「推し活」「オタ活」が世代を超えた社会現象となっています。経済的な市場規模は7,000億円に上るとの予測も。いまや特定の人に限らない「生きがい」として市民権を得た印象ですが、就職・転職活動中の20代は「推し活」「オタ活」をどの程度重視しているのでしょうか。
今回、株式会社UZUZでは第二新卒や既卒、新卒のZ世代を対象に意識調査が実施されました。

【調査概要】

■調査の方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
■調査の対象:既卒・第二新卒、新卒として就職活動中の20代男女
■有効回答数:597名(既卒者:82名、第二新卒:489名、新卒:26名)
■調査実施日:2024年5月21日~2024年6月19日

※本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義しています。
※各回答結果の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります。

【調査結果サマリー】

■「『推し活』『オタ活』をしているか?」の問いに、全体の42%が「している」と回答。

■活動しているジャンルは、トップが「アニメ・漫画」。続いて「アイドル」「歌手・アーティスト」「ゲーム」という結果になりました。

■活動のため1年間に使う金額でもっとも多かったのは「1〜5万円未満」で約4割。全体でみると、約85%が年間20万円以下という結果になりました。一方「50万円〜100万円未満」は約3%、「100万円以上」は0.7%にとどまっています。

■就職・転職で会社を選ぶ際、「推し活」「オタ活」のしやすさをどの程度考慮するかという問いに対して、約4割が「活動しやすさを重視する」と回答。「重視しない」という回答は約3割でした。

■会社に求める理解やサポートでもっとも多かったのが「有給休暇の取りやすさ」「残業が多すぎない」「フレックスタイム制」など、時間の確保に関わるもの。ほかに「プライベートに干渉しないでほしい」「推しをイメージしたファッションができたらいい」「理解者がいればいい」など、個の尊重を求める思いも伺えました。

Q1.現在「推し活」「オタ活」をしていますか?【単一回答】

■している…42.0%
■していない…47.1%
■どちらともいえない…10.9%

Q2.「している」と答えた方は、ジャンルは何ですか?【複数回答】

■アニメ・漫画…112
■アイドル…96
■ゲーム…76
■YouTuberなど動画配信者…58
■歌手・アーティスト…88
■車やバイクなど物…18
■スポーツ選手…19
■そのほか…20

Q3.【「している」と答えた方のみ】推し活・オタ活のために使う金額は年間いくらですか【単一回答】

■0〜1万円未満…15.3%
■1〜5万円未満…39.6%
■5〜10万円未満…16.0%
■10万〜20万円未満…14.5%
■20万〜30万円未満…5.1%
■30万〜50万円未満…5.8%
■50万〜100万円未満…2.9%
■100万円以上…0.7%

Q4.【「している」と答えた方のみ】働く会社を選ぶ上で、「推し活・オタ活のしやすさ」は、どの程度考慮しますか?

■全く重視していない…18.1%
■あまり重視していない…12.3%
■どちらでもない…29.0%
■少し重視している…24.6%
■すごく重視している…15.9%

※調査アンケートでは「まったく重視しない」〜「すごく重視する」まで5段階の数値1・2・3・4・5で選択

Q5.【「している」と答えた方のみ】推し活・オタ活と仕事を両立させるうえで、どのような会社の理解やサポートがほしいですか?

■土日が休みであればよい
■有給休暇が取りやすいこと
■平日でも休みを取りやすいこと
■ライブの日程や予定に合わせたお休みが取れること
■フレックスタイム制
■残業で夜遅くなることがない
■チケットを確保している場合は確実に見に行けるように、有給や半休を取らせてほしい
■グッズを会社に持って行ってもいい環境
■上司や同僚に自分がオタ活をしていることをしっかり理解してもらったり、それに関する雑談をする
■サークルのような仲間、理解者がいればいい
■自分の推しについて交流することで、より仕事がしやすくなる環境がほしい
■プライベートに干渉しない
■そういう趣味もあるんだと放っておいてくれるだけの理解があればいい
■推しをイメージしたファッションをしやすい環境
■人生で何よりも仕事が一番大事という押し付けのような価値観がなく、仕事は人生の一部であり、それぞれ大切にしているものが違うということを理解できる会社であれば良い
■有給休暇や仕事終わりに連絡が来るのは良いが「すぐに返信をしない」と文句を言わないでほしい
■服装の規律を守っているのにその他の持ち物などで文句を言わないでほしい
■推し活ができる給料

専門家コメント

※以下プレスリリース原文ママとなります。

筆者の会社でも一緒に働くメンバー(特に20~30代の女性)の間では『推し活』『オタ活』の話が日頃から盛り上がっている。調査結果を見ても約4割の人が『推し活』『オタ活』を行っており、会社に対して「活動のしやすさ」を求めている。人数ボリュームを考えても、会社として無視できない兆候だと言える。

これからの人手不足(採用難)の時代を考えると、こういった嗜好性を理解し、社内環境を整備していくことが必要不可欠になってくる。実際に弊社グループでも、オタク人材に特化したエンジニア採用を行う会社を立ち上げて、既に採用がうまくいっている。世の中のトレンドが変わるのであれば、まずは「理解」に努めて、可能であれば「適応」していくことが重要だ。

株式会社UZUZ 専務取締役/川畑 翔太郎
1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。2012年UZUZ立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターの就活支援実績は累計2,000名を超える。2024年2月より、株式会社UZUZ COLLEGE代表取締役。現在、東洋経済オンラインにて採用・就活関連の連載を行う。

株式会社UZUZ(ウズウズ)について

株式会社UZUZは、「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」をミッションに、第二新卒・既卒・フリーターを中心とした若者向けに就業支援事業、IT分野の教育研修事業を実施。キャリアに対する納得感が低い日本において、若者が自身のキャリアプランを考え、より満足度の高いキャリアを手に入れるための支援を、「就業支援」「学習支援」という切り口で提供しています。

<会社概要>
■会社名:株式会社UZUZ
■代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅
■本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
■設立:2012年2月
■事業内容:若手人材(第二新卒、既卒、フリーター、新卒)に特化した就業支援事業、IT分野の教育研修事業

<関連サイト>
■コーポレートサイト
https://uzuz.jp/
■グループ会社(株)UZUZホールディングス
https://uzuz-holdings.jp/
■グループ会社(株)UZUZ COLLEGE
https://uzuz-college.jp/
■グループ会社(株)ESES
https://eses-inc.jp/
■グループ会社(株)Otaks
https://otaks.jp
■キャリア情報メディア「第二の就活」
https://uzuz.jp/service/career-support/column/
■無料匿名でキャリア相談ができる「キャリエモン」
https://career-emon.com/c/
■YouTubeチャンネル「ウズウズカレッジ」
https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww
■YouTubeチャンネル「ひろさんチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCmAqktSctzCRCMQ_HEUjGnw
■YouTubeチャンネル「ITエンジニアch【ESES社長・白川】」
https://www.youtube.com/@itengineer-career/videos

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