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劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』江口拓也&櫻木優平監督が登壇! キャスト登壇スぺシャル応援上映会のオフィシャルレポートが公開

10月25日(金)に全国公開となる劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』。9月29日(日)にグランドシネマサンシャイン池袋で行われた、声優・江口拓也さんと監督・櫻木優平氏が登壇したキャスト登壇スぺシャル応援上映会のオフィシャルレポートが公開されました。

劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』キャスト登壇スぺシャル応援上映会のオフィシャルレポートが公開!

※以下、オフィシャルレポート原文ママとなります。

仲間と共にボートに情熱を注ぐ女子高生たちの青春物語、上映終了後には大きな拍手も沸き起こり、爽やかな余韻に包まれる中で登場した江口拓也と櫻木優平監督。完成披露上映会に続き、一般の方へは2度目の作品お披露目ということで、「徐々に皆さんに観ていただく機会が増えて、気が引き締まる思いです」と櫻木。そして、二人はプライベートでも親交が深く仲が良いということで、江口は「個人的に櫻木監督とは“飲み友”だったんですけど、(この作品の製作時に)苦悩の日々を送っているということを仰っていたので、そんな結晶の作品が遂に皆さんにみていただけるということで嬉しいです!」と、櫻木監督の苦労と努力の結晶がついに世に届くことに喜びのコメント。客席からの温かい拍手と声援に包まれる中でのイベントスタートとなった。

行きつけのお店がたまたま一緒だったということをきっかけに仲を深めたという二人。「頭が緑の奴いるな~(笑)」と、髪色が衝撃的だった第一印象を明かして会場を笑わせた櫻木に対して、江口は櫻木のことを“漫画から出てきたみたいな不思議な空気感”と表現し、「櫻木監督は、いつも変わらないこのままの人なんですけど、そこが面白くて」と親し気な様子。本作の制作中には、女子高生たちの物語を作り出すにあたり「女の子同士の感情のぶつかり合いみたいなものはどう表現したらいいんだろう」と悩む櫻木に江口が相談に乗ることもあったという裏話も明かした。

過去に実写映画化、ドラマ化もされている傑作同名小説の初のアニメーション作品として、目を奪われるような美しい映像とキャラクター達の繊細な心理描写で見事に紡がれる本作。完成した作品を見ての感想を聞かれた江口は「めっちゃくっちゃ、刺さりました!!」と開口一番に興奮気味のハイテンションぶり。さらに、「悦ネエの行動一つとっても、誰しもが悦ネエみたいな時があったと思うし、そこに寄り添ってくれる友達も秀逸で、(作品で描かれる)距離感の描き方がめちゃくちゃ心地いいなと思って」と、自分自身の友達関係とも照らし合わせながらキャラクター達への共感を熱弁。次から次へと出てくるお気に入りの部分の話しに、「好きなところいっぱいあるんですけど、止まらなくなりそうなんで今日はやめておきます(笑)」と、魅力あふれる本作が、出演しているキャストとしてだけでなく、一人のお客さんとしてとにかく心に刺さったことを熱量込めて伝えた。また、プライベートでも仲の良い櫻木監督の作品に参加することについては、もちろん嬉しかった半面、「お互いお酒の入っていないシラフであったことがなかったので……(笑)」と、仲がいいからこそのどこかよそよそしい雰囲気でのアフレコ現場になったエピソードで会場の笑いを誘った。

江口が演じた二宮隼人は、ボートに部の女子高生たちの活躍が描かれる中で、初めは全くボート初心者である彼女たちにボートを教え、その成長を支える唯一の男子部員という重要なキャラクター。二宮について「めちゃくちゃカッコいいキャラクターというわけではないけれど、誰が見ても親しみのあるキャラクターにしたかった」という櫻木。そんな二宮に声を吹き込んだ江口は「熱いところは熱く、鈍いところは鈍いと思っていて。彼は女子生徒達の中に一人男子として放り込まれても、ボートを通して情熱を持ってフラットに溶け込めるキャラクターだなと思って、そういう部分は意識してアフレコしました」と、自身が演じたキャラクターを分析しながら作り上げていったと語った。
また、自身の学生時代や青春時代に対して、櫻木は「青春らしい青春はしていないかもしれない」と話す中、江口は「青春とは心の動きが活発であることだと思います。大人になっても心が動けばそれは青春。マイナスに動いていても、それは自分を見つめる指標になるものなので」と自身の考えを語り、作中で心が浮き沈みする主人公の悦子を軸に描かれる物語はまさに青春だと表現。「転生したら悦ネエになりたい! あそこに青春が詰まっている!」と、作品の世界に想いを馳せた。

息の合ったトークで盛り上がる中、最後に会場に詰め掛けたファンと、映画の公開を楽しみにしている人々に向けて、江口は「映画ってやっぱりどこを切り取るかで、その人が得られるものは観れば観るほど変わってくると思います。僕が大好きなシーンは悦ネエが観覧車に乗るシーンなんですけど、悦ネエの上がったり下がったりする繊細な心情を上がって下がる観覧車に例えられているようで印象的でした。」、櫻木は「この作品は自分にとっても特別な作品になると思っていて、自分の前作から5年、自分ができることは全て詰め込んでいます。劇場で一度観るだけでなく何度も何度も楽しんでいただきたいです」と自身も勝負をかけた作品と位置付ける本作が多くの人々に届いていくことを願って締めくくった。

大盛況となったトークを終え、この日は、客席を背景に詰めかけたファンと共に写真撮影を行った江口と櫻木。最後には、本作のタイトルでもあり、主人公たちが通う三津東高校お馴染みの「がんばっていきまーっしょい!」という江口の掛け声に対して会場も「しょい!」と声を揃え、声優、監督、ファンが一体となり盛り上がったイベントは幕を閉じた。

劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』作品情報

■公開日
2024年10月25日(金)全国公開

■STORY
あきらめない。みんなとなら言える。

学校をあげてボートのクラスマッチを行っている三津東高校。誰もが全力で競技に挑む中、2年生の村上悦子はひとり醒めた表情だ。才能もないのに頑張ったって仕方ない……そう気づいてからの悦子は、勝負をあきらめてばかりいる。そんなある日、悦子のクラスに高橋梨衣奈という転入生がやってきた。クラスマッチのボートに感動した梨衣奈は、悦子と幼なじみの佐伯姫を巻き込み、廃部状態だったボート部の復活に奔走する。同学年の兵頭妙子と井本真優美が入部し5人になると、名義貸しのつもりだった悦子も渋々、初の大会に出場することに。試合当日、理想と現実の差に打ちのめされてしまった悦子たち。全員がゴールをあきらめかけた瞬間、悦子がオールを再び握りしめる。「私、もっと上手くなりたい」という悦子の言葉で、5人の気持ちはひとつになる――!

■声の出演
雨宮 天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美、江口拓也、竹達彩奈、三森すずこ、内田彩

■スタッフ
原作:敷村良子『がんばっていきまっしょい』(幻冬舎文庫)(松山市主催第4回坊っちゃん文学賞大賞受賞作品)
監督:櫻木優平
脚本:櫻木優平、大知慶一郎
キャラクターデザイン:西田 亜沙子
CGディレクター:川崎 司
色彩設計:田中美穂
美術監督:平良晴佳
撮影監督:権田光一
アニメーションプロデューサー:佐久間周平
アニメーション制作:萌、レイルズ
音楽:林イグネル小百合
主題歌:僕が見たかった青空「空色の水しぶき」(avex trax)
協力:松山市
製作幹事:松竹
製作:がんばっていきまっしょい製作委員会(松竹/バップ/テレビ東京/愛媛新聞/南海放送/テレビ愛媛/あいテレビ/愛媛朝日テレビ/エフエム愛媛)
配給:松竹

■WEB関連
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/ganbatte-anime
公式X:https://twitter.com/ganbatte_anime
公式Instagram:https://www.instagram.com/ganbatte_anime_boat/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@ganbatte_anime

(C)がんばっていきまっしょい製作委員会

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