2024.11.15

推し活層210名が回答、1年間で推しグッズにかける平均金額は約4万円【株式会社Oshicoco調べ】

SNS総フォロワー10万人の「推し活応援メディア」と推し活専門オンラインストアを運営する株式会社Oshicocoより、推しグッズの消費行動に関するアンケートの結果が発表されました。

同調査は、推し活層210名を対象に行われたもの（調査期間：2024年9月5日～9月9日）。今回は、「1年間で推しのグッズにかける平均金額」や「推しグッズを購入する際に最も重要視されるポイント」などの回答結果がまとめられています。

【株式会社Oshicoco調べ】「推しグッズの消費行動に関するアンケート」調査概要

■調査期間：2024年9月5日～9月9日
■調査方法：インターネット調査
■調査対象：Instagram「推し活応援メディアOshicocoのアカウント」をフォローしている推し活層210名

1年間で推しグッズにかける平均金額は3～5万円

1年間で推しのグッズにかける平均金額を調査したところ、最も多い層は「0～3万円」で26.5%を占めています。次に多いのは「3万〜5万円」で22.3%、続いて「8万〜10万円」が16.6%という結果になりました。

全体として、5万円までの範囲でグッズに費やす人が多いことが分かりますが、中には20万円以上を使う高額消費者も一定数存在することが伺えます。

さらに上記の結果から、推しのジャンルを2次元推し（アニメ・キャラクター）と3次元推し（アイドル）で分けると、3次元推し（アイドル）では「0～3万円」の層が33%と最も多く、グッズへの支出は控えめです。

一方で、2次元推し（アニメ・キャラクター）では「30万円以上」の層が22.2%を占め、支出が高額になる傾向があります。

3次元推しはコンサートやイベントが活動の中心であるため、グッズにかけるお金が比較的少ないのに対し、2次元推しではグッズが推し活の主軸となっていることが明らかになりました。

推しグッズを購入する際に最も重視するのは「推しのビジュアル」

推しグッズを購入する際に、最も重視するポイントについて調査したところ、半数以上が「推しのビジュアル」を最重要視していることが明らかになりました。

「推しのビジュアル」とは、推し（推しているアイドルやキャラクター）の外見的な魅力や見た目を指しますが、3次元アイドルと2次元キャラクターではその意味が少し異なります。

例えば3次元推しの場合は、「表情」「仕草」「髪型」「衣装のコンセプト」など。2次元推しの場合は、それらに加えて「作画」もビジュアルの要素に入ります。

続いて、グッズを購入する際に“2番目に重要視するポイント”を尋ねると、「価格」が28.4％、次いで「デザイン」が26.1％という結果に。

反対に、推しグッズでも「購入しない理由」を聞いたところ、ここでも「推しのビジュアルがいまいち」という理由が最も多い結果となりました。

これらの結果から、ファンにとって「推しのビジュアル」がグッズ購入の決定的要因であることが分かります。ビジュアルの良し悪しが、購入の動機にも、購入しない理由にも直結しており、価格やデザインよりも優先される傾向が強いといえるでしょう。

ランダムグッズは1度で2個以上購入が当たり前！？

「中身の絵柄がわからないランダムグッズを1回で平均何個購入するか」という調査では、2～5個購入する人が40％と最も多く、1個のみ購入する人は11％と最も少ない結果となりました。
また、一度に20個以上購入するという消費者は全体の16％にも上ります。

ランダムグッズとは、購入時に中身が分からない形式で販売される商品のことで、複数の絵柄や種類の中から無作為に1つが手に入る仕組みです。推しグッズでは、缶バッジやトレーディングカード、クリアファイルなどがランダムグッズとして多く取り扱われています。

今回の結果から、ファンは狙った推しの絵柄を手に入れるために一度に複数購入する傾向があり、特に熱心なファンは大量購入していることが分かりました。

一度に購入したグッズの最高金額は平均4万円

これまでに一度に購入したグッズの最高金額を調査したところ、平均で44,000円という結果がでました。また、購入したグッズの内容として特に多かった回答は以下の3つです。

■高単価である推しコラボのアパレル商品
■コンサートなどイベントの記念グッズのまとめ買い
■缶バッジの大量買い

株式会社Oshicoco調査での最高金額は、なんと缶バッジ1,200個の購入で60万円でした！　なお、缶バッジが大量購入される理由として、「痛バッグ」の流行があげられます。

「痛バッグ」とは、推しの缶バッジやアクリルスタンドなどを大量に飾り付けるファンアイテムで、推しを全力でアピールするグッズの一つです。
ファンは推しを応援する気持ちを目に見える形で表現するため、同じデザインの缶バッジを何十個も購入して「痛バッグ」を完成させます。

推しグッズの発売情報はX（旧Twitter）で知る人が多数

続いて、推しのグッズ情報を知るメディアについて調査したところ、最も利用されているメディアはX（旧Twitter）であることが分かりました。

Xは公式アカウントの情報やファンの反応が瞬時に更新され、推しグッズの発売情報をいち早くキャッチできるのが特徴です。また、Xではファン同士で情報の共有ができ、グッズを交換するためのコミュニティも活発に形成されています。
リアルタイムでの情報共有や交流が、ファンにとって大きな魅力といえるでしょう。

株式会社Oshicocoについて

株式会社Oshicoco（所在地：東京都渋谷区、代表者名：多田夏帆）は、”推し活”女子をターゲットに、オタク領域でオンラインストア・メディア運営を実施。また、日本一の「推し活」データベースを活用し、企画からマーケティングまで一貫した『推し活総合プロデュース』を行っています。

■会社HP：https://corp.oshicoco.co.jp/
■公式Instagram：https://www.instagram.com/oshikatsu_media/
■公式オンラインストア：https://oshicoco.co.jp/

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