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国内随一の復刊リクエストサービス・復刊ドットコムを運営する株式会社復刊ドットコムは、ボカロPでもあり小説家としても知られる悪ノPさん(mothy)による小説「悪ノ大罪シリーズ」を、2025年3月以降順次、復刊することを発表しました。
「悪ノ大罪シリーズ」は、復刊ドットコムに、「悪ノ大罪シリーズ」の復刊リクエストが初めてあったのは2021年。以来、小説の元である楽曲を聴いてさらに楽曲の世界に浸りたいと思ったファンから熱いリクエストが相次ぎ、そのリクエストに応える形で今回の復刊が決定しました。
今回の復刊にあたり、PHP研究所から出版されていた初版の風合いをいかしつつ、新たな造本、装丁により「悪ノ大罪シリーズ」(全8巻)が紙の書籍として蘇ります。なお、追って電子書籍化も予定されているとのこと。
「悪ノ大罪シリーズ」は、音声合成技術VOCALOIDを使った作曲家、悪ノPさん(mothy)により、2012~2017年にかけてPHP研究所より出版された小説シリーズ。中世から近代を舞台に、キリスト教における罪の根源とされる七つの欲望や感情、悪徳をテーマに作られた楽曲たち「七つの大罪シリーズ」が小説化されたものになります。
【各巻あらすじ】
■1巻:『悪ノ大罪 ヴェノマニア公の狂気』
「さあ、踊ろうか」
シリーズのうち【色欲】をテーマにした楽曲「ヴェノマニア公の狂気」をノベル化。
エヴィリオス歴136年、ベルゼニア帝国アスモディン地方にて女性連続失踪事件が発生。その犯人は領主のサテリジアス=ヴェノマニアであった。過去の痛ましい事件により心を閉ざした彼がなぜ狂気に溺れたのか……【大罪の悪魔】が引き起こす、悠久の悲劇が幕を開ける。
■2巻:『悪ノ大罪 悪食娘コンチータ』
「さあ、残さず食べなさい」
シリーズのうち【悪食】をテーマにした楽曲「悪食娘コンチータ」をノベル化。
エヴィリオス歴325年、ベルゼニア帝国コンチータ領にて女領主バニカ=コンチータが失踪。食文化を中心に私領の発展を目指した彼女は、自身の夢を叶えるために悪魔と契約を交わしてしまう。この世の美食を極め、まだ見ぬ食材を求めた悪食娘はどこへ消えたのか。これは「悪ノ娘」へと続く物語。
■3巻:『悪ノ大罪 眠らせ姫からの贈り物』
「さあ、眠りなさい」
シリーズのうち【怠惰】をテーマにした楽曲「眠らせ姫からの贈り物」をノベル化。
エヴィリオス歴609年、エルフェゴート国トラゲイにて連続怪死事件が発生。新聞社に勤める記者ハンネ=ローレは「プラトーの花」について取材を行う過程でトラゲイへと足を踏み入れる。巻き込まれた怪死事件の調査を進める中で彼女が辿りついたのは、マルガリータ=ブランケンハイムと名乗る伯爵夫人だった。
■4巻:『悪ノ大罪 五番目のピエロ』
「もしも、生まれ変わらなければ」
シリーズに関する楽曲「五番目のピエロ」をノベル化。
エヴィリオス歴610年、トラゲイ連続怪死事件後に犯罪組織「ペールノエル」の活動が深刻化。女性貴族ジュリア=アベラールに養子として引き取られた孤児の少年・レミー=アベラールが殺人鬼「五番目の道化師」として夜の街を駆ける姿を描く。悪い子にはお仕置き、それがピエロの仕事。
■5巻:『悪ノ大罪 円尾坂の仕立屋』
「さあ、仕立てを始めましょう」
シリーズのうち【嫉妬】をテーマにした楽曲「円尾坂の仕立屋」をノベル化。
エヴィリオス歴842年、蛇国(じゃこく)にて呉服屋一家連続殺人事件が発生。円尾坂で仕立屋を営む女主人・首藤禍世は、連続殺人事件が起きる4年前に大火事で家族を全員失った。心の傷が癒えない彼女は「愛する人」のため、母の形見の裁縫鋏(さいほうばさみ)片手に今日も仕事に精を出す。
■6巻:『悪ノ大罪 悪徳のジャッジメント』
「さあ、開廷の時間だ」
シリーズのうち【強欲】をテーマにした楽曲「悪徳のジャッジメント」をノベル化。
エヴィリオス歴983年、神聖レヴィアンタにてレヴィアンタ内乱が勃発。裁判官・ガレリアン=マーロンの度重なる不当な判決、賄賂による蓄財などの犯罪行為が火種となった。法の番人として正義の心を持っていたガレリアンがなぜ七つの【大罪の器】を集め、USE暗星庁最大の汚点と語られるようになったのか。彼の生涯が今明かされる。
■7巻:『悪ノ大罪 ネメシスの銃口』
「さあ、懺悔なさい」
シリーズのうち【憤怒】をテーマにした楽曲「ネメシスの銃口」をノベル化。
エヴィリオス歴983年、神聖レヴィアンタにてレヴィアンタ内乱が勃発。民衆の暴動で追い詰められた悪徳裁判官・ガレリアン=マーロンに拳銃を向けるのは、実の娘であるネメシス=スドウだった。ガレリアンを撃つ直前、ネメシスは彼に贖罪のチャンスを与えるが……崩壊目前の世界で物語は終焉に向かって動き出す。
■8巻:『悪ノ大罪 master of the heavenly yard』
「悪とはいったい何なのか」
シリーズ最終作。千年の物語が今、幕を閉じる。
エヴィリオス歴1000年、エルフェゴート総統ネメシスの手によって世界は滅亡した。冥界や天界との境目が曖昧となった空間で、歴史の中に消えていった英雄や大罪の器契約者の魂は地上へと戻り、様々な思惑を持って動き出す。かつて「悪ノ召使」と呼ばれた少年が決断を下すとき、壮大な物語はフィナーレを迎える。
【書籍情報】
■著者
悪ノP(mothy)
■サイズ
四六判
■仕様
並製
■刊行予定
2025年3月下旬より毎月刊行予定
■各巻情報(予定)
・1巻:『悪ノ大罪 ヴェノマニア公の狂気』2025年3月刊/予価:2,200円(税込)/288ページ
・2巻:『悪ノ大罪 悪食娘コンチータ』2025年4月刊/予価:2,200円(税込)/288ページ
・3巻:『悪ノ大罪 眠らせ姫からの贈り物』2025年5月刊/予価:2,420円(税込)/320ページ
・4巻:『悪ノ大罪 五番目のピエロ』2025年6月刊/予価:2,420円(税込)/320ページ
・5巻:『悪ノ大罪 円尾坂の仕立屋』2025年7月刊/予価:2,310円(税込)/304ページ
・6巻:『悪ノ大罪 悪徳のジャッジメント』2025年8月刊/予価:2,530円(税込)/352ページ
・7巻:『悪ノ大罪 ネメシスの銃口』2025年9月刊/予価:2,310円(税込)/304ページ
・8巻:完結『悪ノ大罪 master of the heavenly yard』2025年10月刊/予価:2,420円(税込)/320ページ
■出版社
復刊ドットコム
■URL
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68337460
ボカロP。2008年に鏡音リン、鏡音リンを使用したオリジナル曲をニコニコ動画に投稿。代表作としては200万再生を超える「悪ノ娘」「悪ノ召使」などが挙書影げられる。各楽曲が独立した物語性を持つだけでなく、相互に関連し合い、シリーズとしての一貫した展開がなされていることが多い。
2010年には小説を執筆し、「悪ノ娘」「悪ノ召使」の物語を発表。その後も楽曲や小説の制作を続け、大人気「悪ノ大罪シリーズ」のアルバムをワーナーミュージック・ジャパンからリリースしている。
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