フォローする

推し活インフルエンサー・うさこさんのインタビュー“前編”をお届け!「推しよりも自分自身に寄り添う」マインドの作り方とは?

アニメショップ「eeo Store(イーオストア)」から生まれた推し活ブランド「OSHI+(推しプラ)」のアンバサダー&編集部員としても活躍中のうさこさん(Instagram:@sugarrabbit_usako)。

心理学講師ならではの視点から「自分らしく楽しむ」大人の推し活ライフを発信している、うさこさんにインタビューを実施しました! うさこさんが推し活の発信を始めた経緯や、今すぐできる自己肯定感を高めるためのノート術など内容盛りだくさん♪  
ぜひ最後までチェックしてください!

推し疲れ経験者必見の、より推し活を楽しむ方法は後編から! 下記リンクよりご覧いただけます。
▶後編はこちらから

推し活情報をチェック

心理学講師と、推し活情報発信の両立

――もともと一般企業に勤められてたと思うのですが、そこからインフルエンサーになられた経緯を改めてお聞かせいただきたいです。

うさこさん:自分としてはインフルエンサーという認識はないのですが、恐縮ながらここ2年でそういったお仕事もいただけるようになりました。フリーランスになった当初は「頑張り屋の女性」に向けて、心理学の発信をしていました。一方でわたし自身オタク気質なところが大きかったので、そちらに向けても発信を始めたいと思い、2019 年頃から YouTube でオタ活の発信も始めた事が最初のきっかけです。発信を続けていく中で、心理学講師としてのお仕事でも、オタク女子の方が生徒さんとして多く来てくださるようになっていきました。「だったらもっとオタク女子さんとも関わっていきたいな」と思い、そちらに注力していって、今のようにオタ活(推し活)発信が中心になりました。

――高校生時代までは周囲にはオタク趣味を秘密にしていて、大学に入られてからオタクであることを公言し始めたんですよね。

うさこさん:高1でオタクになった当時はいじられキャラだったので、「いじられる要素を増やしてはいけない」と思って、高校3年間は黙っていました。
大学に入ってもともとずっとテニスをやっていたんですが、集まっていた先輩方がオタクの方が多くて。テニスプレーの話ももちろんできますし、当時だと『マクロスF』や『けいおん!』あたりが流行っていた時期だったので、「後ろめたさもなくこんな風にオタクを楽しんでいいんだ」と初めて感じられたのが、大学に入ってからでした。

――それは時代的なものなのか、それともみんな思春期を過ぎてある程度気にしなくなったのか、どちらなんでしょうか。

うさこさん:両方だと思います。いくつかアニメ作品が流行ってオタクが後押しされていったのと、大学に入ってから関わるコミュニティが中・高ほど閉鎖的ではなくなったので。
ですがもともと結構自己肯定感が低かったタイプで、いじられることによって愛情を感じるとか、自分が自虐的な表現をすれば周りが笑ってくれるから、みたいな気持ちがあったりして。結局オタクを隠してた時とオープンにした時で、あまり人間性みたいなのは変わらなかったんじゃないかなと思います。

▲大学に入ってからは、仲間とオープンに趣味を楽しむことができた。

まず自分自身に寄り添うことで、推し活もより楽しめる

――今は自己肯定感を上げる方法もYouTubeに投稿されて、同じように悩んでいる方に向けて発信されていますよね。

うさこさん:そのあたりも一番悩んでいた部分だったので、いろいろ学んで実践してきました。
推し活への熱量が高い人は、おそらく自分ご自身のことを見る時間よりも、推しとか界隈(趣味のコミュニティ)等の外側に視点が向く方が多いと思うので、必然的に自分に対して内観するとか、そこにかけるエネルギーが減ってしまう方多いのかなと思います。

――自分を内観するために、推しと対話されてるというお話もされたと思うんですが、対話相手が自分ではなく推しになることによって、より前向きに考えられたりするんでしょうか。

うさこさん:自分で自分に寄り添うとか、自分の話を自分で聞くっていうことが苦手に感じる方も多いのかなと思います。なので推しという第三者を登場させて、そこから客観的に見てもらうようなイメージができるようになるといいかなと。
心理学的な用語ではメタ認知とも言ったりするんですが、自分の感情や考え方を客観的に見る練習にもなったりするので、私は推しさんとのやりとりがすごくおすすめかなと思います。

――推しを通して自分自身と対話することが、推し活をする多くの方にどのようなメリ ットがあるのでしょうか。

うさこさん:わたしの場合はセルフコーチング(自分自身の内面と向き合うこと)を通して、「推し(他者)中心」「現実逃避」という状態から、「自分が主軸となり、人生を進んでいくために推し活を楽しむ」方向へ変化できました。
もし以前の私のように「推し活は楽しいけれど、自分のことがおそろかになっている気がする……」という方がいたら、セルフコーチングを通して、推し活とご自身の人生のバランスを整えていけるのではないかと思います。

自己肯定感を高めたい方必見のノート術

――自分と向き合うために、ノートも付けられてるとお聞きしました。ノートについて具体的にお伺いしたいんですが、日記とはまたちょっと違うんでしょうか?

うさこさん:日記とも近いんですけれど、どちらかというと出来事というより、自分の思ったことや感じたこと等、考えの方を優先して付けています。いわゆる「ジャーナリング」という方法なんですが、その中で起こった出来事よりも「どう自分が感じたか」、「それに対してどうしたいのか」を多めに書いています。

――客観的な事実よりも、主観的な事を書いていくんですね。書き方は文章か箇条書き、どちらがいいんでしょうか。

うさこさん:書きやすい形であれば、何でもいいと思っています。
自分の頭の中でもやもやしていたものを一回外に吐き出して、それを見て客観視することができる時点で、かなりスッキリする感覚があります。
その上で読み返す事もすごく大事にしていて、毎月月末に必ずノートに読み返しをしています。そこからまた振り返りをして、この時こういう考え方だったからここがうまくいかなかった。じゃあ次はこうしていこうっていう改善の方法も、外側に求める答えを求めるのではなくて、自分の中で解決できるようになってきました。

――そもそも文章を書くことが得意じゃない人もいっぱいいると思うんです。書き方のコツとか、こうして書いたらいいよみたいなのってあったりしますか?

うさこさん:まずは縛られない方が一番いいかなとか思うんですけど、最初難しい場合は箇条書きからスタートするのがわかりやすいかなと思います。
今日あった出来事をとりあえず書いて、その下に感じたことを一言ずつでもいいから書くっていうところから始めていくといいかなと思います。私のノートも見せられるものではなく、日によって書いていることとか、記録した内容とか全く違ったりするので、あんまりこだわらなくてもいいんじゃないかなと思います。

「自分軸」での推し活とは

――”自分の「好き」を楽しむことが「最高の自己肯定」”という言葉をホームページで拝見しましたが、なかなか好きなことを素直に好きだと言えない人も多いかと思います。そんな人が自分の気持ちに素直になれるコツはありますか?

うさこさん:自分の気持ちに素直になるのが難しいとき、多くの方が自分ではない誰かの言葉に引っ張られている印象があります。まずよかったらご自身の心の声をノートに書き出して、たくさん聞いてあげてほしい
です。あとは「好き」を楽しんでいる人たちを見て「自分にはできない」と一線引くのではなく、「ど
うしたらこの人のように自分も楽しめるかな?」と少しずつ取り入れてみるのも大切かと思います。

――自分軸、他人軸という言葉がうさこさんの中でキーワードなのかなと思っているんですが、自分軸を持った推し活がどんな推し活なのか教えていただきたいです。

うさこさん:自分軸であるかどうかっていうのは、「自分が楽しめているかどうか」とか、「自分自身が幸せを感じられているかどうか」が一つの基準になるかなと思います。例えば「サイクルが早いけど推しのために頑張って」とか「みんながやっているから」とか、あとは場合によって「他のオタクさんに負けないように」みたいな気持ちも、ご本人が幸せであれば全然問題ないのかなと思うんですけど、やっぱりどこかでしんどさを感じているのであれば、それは他人軸の推し活になっているのかなと思います。

――配信者とか、夜から早朝まで配信をしていたりしますよね。配信見たいけど早く寝なきゃいけない、みたいな気持ちにはどう折り合いをつけるのがいいんでしょうか。

(自分軸で推し活をするための考え方とは……? 後編に続く)

3月23日まで池袋PARCOにて推し活ブランド「OSHI+」がPOPUP開催中! 新作グッズのお試しも◎

「推しプラ」初のPOPUPが、池袋PARCO本館 B1Fコンコースにて3月14日(金)~23日(日)の期間限定で開催中です!

“あなたの推し活にプラスになる”推し活グッズが大集合!!
新作推し活グッズを実際にお試しすることができます。ぜひ推しのグッズと一緒に遊びに来てください♪

詳細:https://eeo.today/pr/oshiplus-ikebukuro/

「OSHI+(推しプラ)」とは

OSHI+は、アニメショップ「eeo Store(イーオストア)」から生まれた推し活ブランド。推し活をもっと楽しく、充実させたいあなたへ、推しへの愛を全力で応援!  推しのジャンル、ファッションの系統、年齢にかかわらず、すべての人が推し活を楽しめるよう、推し活最新情報の発信やあなたの推し活にプラスになる推し活グッズの企画・販売を行っています。

公式サイト:https://eeo.today/store/101/specialfeature/oshiplus
公式Instagram:https://www.instagram.com/oshiplus.official/

新着記事はこちら