『黒子のバスケ』の新作グッズが…
アニメーション監督・細田守の最新作『果てしなきスカーレット』の公開を記念して、SHUBUYA TSUTAYA 地下1階で開催中の「細田守監督作品と思考実験展」。(開催期間:2025年11月21日~12月21日)
本イベントは、『時をかける少女』『サマーウォーズ』など細田守監督の名作7作品を象徴するエリアを巡りながら、登場人物たちが作中で直面した“選択・決断”を来場者自身が体験できる没入型体験エンターテイメントです。今回、そのオフィシャルレポートが新たに公開されました!
没入型体験エンターテイメントを提供する株式会社NO MOREと、スタジオ地図・細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』がコラボした体験型リアルイベント「細田守監督作品と思考実験展」。2025年11月21日から開催中の本イベントより、オフィシャルレポートが新たに公開されました。(チケット情報は公式サイトにて)
■没入型空間で「選択」を体験
会場では、細田守監督の各作品を象徴するエリアを巡りながら、登場人物たちが作中で直面した“選択・決断”を来場者自身が体験。案内人が物語世界へと引き込み、選んだ答えによって体験の印象が変化する仕掛けが随所に盛り込まれています。
■初回「思考実験展」開催の反響を受け、スケールアップして再登場
本展示は2025年5月の初回開催で約12,000枚のチケットが完売し、SNS総再生数400万回以上を記録するなど大きな反響を集めました。今回は『果てしなきスカーレット』の公開にあわせて細田守監督作品とコラボレーションし、さらなる没入感を追求。
※以下、プレスリリース原文ママとなります。
細田守監督の作品には、いつも“選択”があります――。
本イベントでは『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』、『未来のミライ』、『竜とそばかすの姫』、そして『果てしなきスカーレット』を題材に、各作品の世界観を再現。各所でキャストが演じる“案内人”たちが気さくに、ときに胸の内に語り掛けるように、あなただけの物語作りをサポートしてくれる。
また他の参加者との交流も楽しみのひとつだ。様々な交流を重ねながら、自分の中にある思考を洗い出していく……そんな非日常を感じられるプレミアムなイベントとなっている。
まずは自分の名前を入れるための「名札」と、イベント中に配られる、選択肢に回答した際のカードを収納する「カードホルダー」を受け取り、いよいよ体験がスタート!
最初に通されたのは、作品のポスターが所狭しと掲出された、映画館のロビーを思わせるような空間。チュートリアル担当のキャストから、どの細田作品が好きかを聞かれたり、参加者同士で簡単な自己紹介をするなど、和気あいあいとした雰囲気の中でイベントが進行。そんな中、本イベントの目的が「参加者自身が監督・主演となり、自分の作品を創り出すこと」と改めて告げられる。
高揚感が高まる中、最初の部屋を後にし、続いての部屋に入るとキャストから「自分にとって大切な人は?」という問いが。日常生活ではあまり考えることがない、それでいて人生の節目には避けては通れないような問いかけだ。
そんな大事なことを改めて考えさせてくれる機会を与えてもらえたことに感謝をしつつ、いざ“選択”へ。「パートナー」や「母親」、「父親」、「仕事仲間」など、いくつかの選択肢の中から一つ(1人)を選ばなければならないのだが、即答はやはり難しい。
続いて「“大切にする”とは何か?」という問いを、こちらも「贈物」や「誠実」、「救済」など、複数用意された選択肢の中から3つだけ選ぶ。参加者の中にはすぐに選ぶ人もいれば、記者のように腕を組み、頭を悩ませながらも何とか選びだす……といった人も。
イベント冒頭から大事な選択を迫られつつ、ここからは本格的に細田作品の世界に入っていく。そこには作品を履修してきたファンにとってはたまらない、見事に再現された舞台と、それぞれの世界の住人たちとの交流が待っていた。
物語をなぞりながら作品を追体験しつつ、こちらに向かってコミュニケーションをとってくる各世界の住人たち。イベントの最大の魅力である「没入感」を存分に感じながら、やはりここでも究極の選択を迫られていく。
どの選択肢ももちろんそう簡単には決められないのだが、それぞれの扉の先にいる住人たちの自然体での問いかけや、参加者の発言に対するリアクションが自然と自分の心の扉を開いてくれるのを感じ、気づいたら先ほどよりもスムーズに選択カードを受け取ることができた。
作品に登場するキーアイテムを使った演出も本イベントの魅力のひとつ。キャストから『時をかける少女』で登場した、タイムリープのトリガーとなる「クルミ」を手渡され、それを持って本作の舞台へと進むという仕掛けも。
このように何度もイベントに通いたくなるようなギミックもありつつ、いよいよ最後の部屋へ。ここでは「大事な人の死」について考えさせられるという、ここまでに選んできた“問い”に輪をかけて重い選択を迫られる。
最後は究極の2択を回答し、体験は終了。スマホの専用フォームに、これまでに選択してきた回答を打ち込んでいくと、自分だけの物語が完成。と同時に「思考実験」も完了。物語が刻まれたスマホの画面を見せると、キャストから「あなたが集めたフィルムの結果」として映画のタイトルが書かれたカードがプレゼントされた。
記者の作り上げた映画のタイトルは「孤高の天才」。「群れない。媚びない。けど、心の奥は誰より熱い~」という言葉から始まる内容で、思考が似ているキャラクターは『サマーウォーズ』の侘助とのこと。
自分の奥深くにある才能を見出してもらえたという、すがすがしい気持ちを感じつつ、同時に大事な人にも想いを馳せながらイベント会場を後にした。
なお、最後のスペースには細田監督が実際に体験した結果が克明に記されたボードも掲出されている。監督の“思考”を覗き見ることができるので、ファンの方はぜひ体験してみてほしい。
また本展示は10分間隔のグループ制で進行していく。定刻通りに公演がスタートするため、案内通り各回開始時間の20分前には会場に到着しておくようにしよう。
イベント会場に併設された、細田作品のクリアファイルやTシャツ、トートバックなどが購入できる「グッズショップ」は、チケット未購入の方でも利用できる。多くの作品、そしてグッズのラインナップが揃っているので要チェックだ。
<イベント名>
『果てしなきスカーレット』公開記念「細田守監督作品と思考実験展」
<コラボレーション作品>
『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』『竜とそばかすの姫』『果てしなきスカーレット』
<開催期間>
2025年11月21日(金)~12月21日(日)
<開催時間>
10:00~21:40
※最終公演は20:30スタート
※入場無料の物販コーナーへの最終入場は21:00まで
<定員>
1公演最大8名まで
<体験時間>
約70分間
<会場>
SHIBUYA TSUTAYA 地下1階「SHIBUYA IP SQUARE」
(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-6 Q Front, B1F)
<公式サイト>
https://shikoujikkenten.com/scarlet
<チケット情報>
■チケット価格:3,900円(税込)
■チケット販売サービス(プレイガイド)
【日テレゼロチケ】https://l-tike.com/ntvzero/event/scarlet.html
【ローソンチケット】https://l-tike.com/scarlet/
※日時指定券(10分ごとの日時指定)での販売となります。
※指定日時(各ご入場開始時間)の20分前にご来場ください。
<主催>
日本テレビ放送網、KADOKAWA、NO MORE
<制作>
NO MORE
<特別協力>
スタジオ地図有限責任事業組合/『果てしなきスカーレット』共同事業体(日本テレビ放送網/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/KADOKAWA/東宝/スタジオ地図)
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