舞台『ガチアクタ』の新ビジュアル3点が解禁! キャスト&スタッフ公式インタビューも公開

講談社「週刊少年マガジン」にて連載中で、2025年7月よりTVアニメ化された世界的人気を誇る漫画『ガチアクタ』(原作・裏那 圭/graffiti design:晏童秀吉)。その舞台化作品、舞台『ガチアクタ』(2026年5月22日[金]~6月7日[日]東京・京都にて上演)の新ビジュアル3点が解禁されました!

また、今牧輝琉さん(ルド役)、立花裕大さん(エンジン役)、福澤 侑さん(ザンカ役)、星波さん(リヨウ役)、里中将道さん(タムジー役)、植木 豪氏(演出)、私 オム氏(脚本)の公式インタビューも公開に。

舞台『ガチアクタ』新ビジュアルが解禁! 来場者特典・舞台『ガチアクタ』オリジナルお菓子のパッケージにも使用!!

2026年5月22日(金)より上演となる舞台『ガチアクタ』。その新ビジュアルとして、「ルド奈落への追放ビジュアル」「前進ビジュアル」「原作コミックスコラボビジュアル」の3点が公開されました。

「ルド奈落への追放ビジュアル」には、身に覚えのない罪を着せられ、「天界」から誰もが恐れる「奈落」へ落とされるルドの姿が映し出されています。また「キャラクター前進ビジュアル」には、主人公・ルド(今牧輝琉さん)をはじめ、掃除屋のエンジン(立花裕大さん)、ザンカ(福澤 侑さん)、リヨウ(星波さん)ら主要キャラクターが登場。さらに、コルバス(磯野 大さん)、セミュ(青野紗穂さん)、タムジー(里中将道さん)、デルモン(新井 將さん)、グリス(寺山武志さん)と、砂漠の禁域“ペンタ”に暮らす少女・アモ(相馬結衣さん)、キャンバスタウンのまじない屋・レムリン(七瀬恋彩さん)、荒らし屋のジャバー(田中涼星さん)ら全12キャラクターが、それぞれの目的に向かって前進する姿が描かれました。

そして原作コミックスコラボビジュアルは、原作コミックスのルド・エンジン・ザンカと舞台のキャラクターとが融合した、ファンにはたまらないビジュアルに仕上がっています。なお、これらのビジュアルは来場者特典である、「舞台『ガチアクタ』オリジナルお菓子(ランダム4種)」のパッケージにも使用されているとのこと。観劇の際は、ぜひ会場でチェックしてみましょう!

来場者特典デザイン

今回公開された新ビジュアル3点に、「メインビジュアル」を加えた計4種が、来場者特典のパッケージデザインとして使用されます。

ルド奈落への追放ビジュアル

身に覚えのない罪を着せられ、「天界」から誰もが恐れる「奈落」へ落とされるルドの新ビジュアル。

キャラクター前進ビジュアル

グラフィティが散りばめられている壁面をキャラクターがそれぞれの目的に向かって前進する新ビジュアル。

原作コミックスコラボビジュアル

原作コミックスのルド・エンジン・ザンカと舞台のキャラクターが融合した新ビジュアル。

メインビジュアル

作品の顔であるメインビジュアル。

メインキャストとスタッフによる公式インタビューが公開!

舞台『ガチアクタ』の上演を目前に控え、今牧輝琉さん(ルド役)、立花裕大さん(エンジン役)、福澤 侑さん(ザンカ役)、星波さん(リヨウ役)、里中将道さん(タムジー役)による公式インタビュー、そして演出の植木 豪氏、脚本の私 オム氏による公式対談インタビューが公開されました。

※以下、公式インタビュー原文ママとなります。

メインキャストインタビュー

■インタビュー対象者
今牧輝琉さん(ルド役)
立花裕大さん(エンジン役)
福澤 侑(ザンカ役)
里中将道さん(タムジー役)
星波さん(リヨウ役)

──原作漫画を読んだ印象はいかがでしたでしょうか?

今牧さん:まず作品に引き込まれるのがすごく早かったです。アニメより先に漫画から読ませていただいたんですが、今まで見たことないような画で、いい意味で少し荒々しさもあって本当に「アート」のような作品でした。
主人公がいわゆる「ザ・漫画の主人公」というタイプではなく、どん底から這い上がっていくところにも興味を惹かれました。第1巻で奈落に落とされてしまうシーンも印象的で、「ここから始まるんだ」と、衝撃と共に、読んでいてすごく楽しかったです。
またキャラクター同士の価値観の違いから生まれるすれ違いだったり、信念をぶつけ合って戦うところもすごく面白かったです。

立花さん:めちゃくちゃおしゃれでかっこいいですよね。画の力が本当にすごいなと思いました。
“アート”の要素も散りばめられていて、より一層引き込まれ、どんどん読み進めてしまいましたね。
エンジンの傘のグラフィティもしっかり見せていきたいです。責任重大だな(笑)。

福澤さん:僕はダークファンタジーの世界観がすごく好きなんです。もともと漫画を読ませていただいていたんですけど、1話から一気に引き込まれていきました。
こういったタッチの絵やキャラクターはあまり見たことがなかったので、表紙を見た瞬間に「あ、読みたいな」と思いました。
キャラクターそれぞれの個性がしっかり出ているところもすごく印象的で。服装もアクセサリーも本当に細かく作り込まれていて、そういった部分もすごく魅力的ですよね。

星波さん:まず、絵のタッチがすごい好みで。最初に惹かれたのはそこでした。
読んでみると、差別だったり重いテーマもあり、でもその中でアクションはすごく迫力がありますし、何より世界観が本当に素敵だなと感じました。物を大切にするという価値観、ずっと使ってきたものが「人器」になる点もすごく印象的で。ルドがチワにぬいぐるみを縫い直してあげるシーンも好きです。
ルドに関しては、人との関わり方は少し不器用だけど、本当に大切なものに対しての向き合い方がすごく素敵だなというのが、最初の印象でした。
登場するキャラクターもみんな個性的で、「この人はどんな人器を使うんだろう?」と、どんどん気になって、気がついたらすっかりハマっていました。
それが舞台化されると聞いたときは、本当に嬉しかったです。
あと私は、“目力”がすごく印象に残っていて。
アニメだと、能力を使う時に目の色が強くなったりするじゃないですか。漫画からも目に宿るエネルギーみたいなものをすごく感じました。

里中さん:世界観や絵のタッチ含めて、“刺さるかっこよさ”があると思います。男性はもちろん好きだと思いますし、女性にもきっと響く魅力がある作品ですよね。
そしてグラフィティもおしゃれですよね。
カルチャーが寄せ集まってできた作品というか、今っぽいかっこよさがあるなと感じます。
それと、(植木)豪さんとはこれまで何度かお仕事させていただいているんですけど、今回タムジーという役をいただいたときは、大役を任せていただいたなという気持ちがすごく強かったです。
今まで演じてきた役とは一味違うので、ある意味挑戦でもありますし、だからこそ役作りをするのがすごく楽しみですね。
とてもミステリアスなキャラクターだと思っています。

──原作のエピソードの中でお気に入りのシーンや、印象深いシーンを教えてください。

今牧さん:奈落に落とされるシーンは印象的でした。
漫画で読んでもアニメで見ても、迫力がすごくて、強く心に残っています。
ルドは何も間違ったことをしていないのに、冤罪なのに。人間ってここまで偏見や、「父親が殺人鬼だ」という先入観だけで残酷になれるんだなと感じさせられたシーンでもありました。
それに、ルドのブチギレた顔がすごかった!
僕は舞台『ガチアクタ』のPVを撮らせていただいた際に、奈落に落とされるシーンを演じたんですが、最初に演じるルドを全身全霊で挑ませていただきました。
自分の中でも特にお気に入りのシーンです。

立花さん:やっぱりルドとエンジンの出会いのシーンが印象深くて、僕の役割としても重要なシーンになってくると思っています。アクション含め、漫画でもアニメでも本当に鮮烈な印象を受けました。
そこがバチッとはまれば、お客さんもぐっと引き込まれて、その後の展開も楽しんで見ていただけるんじゃないかと。
どんな完成度になるのか自分でもすごく楽しみですね。

福澤さん:やっぱりザンカとジャバーの戦いです。僕の中ではすごく熱いシーンだなという印象があります。
ザンカにとっても前半の大きな見せ場のひとつですし、「あ、こいつ推そう」って思ったきっかけがまさにこのシーンでした。
僕の推しはザンカなんですけど(笑)。
もうそのまま文句なしに、「はい推します」と思ったシーンですね。

星波さん:一番最初に荒らし屋と出会い、グリスが大切にしてたお守りを使わせてもらうところですね。
その中でも、ルドとザンカが一緒に力を合わせて戦うシーンが特に好きです。
まだその頃は教育係と新入りの関係で、息が合いそうで合わないというか、ちょっと噛み合っていない感じなんですけど。
でもジャバーを倒すために二人でどうにかしようと力合わせていて。「ルドを攻撃したら、ザンカの敵意に反応して飛んでいくんじゃないか」みたいなやり取りから、「思いっきり殴っただろ!」となる掛け合いのシーンが好きです。
冒頭のトイレのスッポンのくだりもそうなんですけど、あの二人のテンポ感は面白いですよね。

里中さん:やはり砂漠の禁域「ペンタ」でタムジーとザンカが二人で力を合わせるシーンですね。
舞台上で、糸巻き含め、あれらのシーンをどう演出するのかすごく気になっていますし、楽しみな部分でもあります。

──ご自身が演じられるキャラクターの魅力は?

今牧さん:ルドはいわゆる「ザ・主人公タイプ」ではないと思うんです。
奈落に落とされ、ゼロからいろんなことを知っていく中で、多くの人と出会い成長し、どんどん頼もしくなっていくんですけど、どこか年相応の不安定さもあって。
そういった不安定なルドを、周りのキャラクターたちが支えてくれたり、新しい価値観を与えてくれたりすることで、彼が一歩ずつ成長していくのが印象的でした。
物語が進むにつれて、ルドの「角」が少しずつ取れていっているように感じるんです。
それはルド自身が成長しているからですし、「成長しよう」「変わろう」としているからこそ生まれる魅力だなと思いました。

立花さん:やっぱり圧倒的な「お兄さん感」でしょうか。
しっかりした人っていう感じでもないんですけど、ちゃんと責任感があって。
いい塩梅で突き放したり、時には友達みたいな感じで絡みに行く雰囲気も、人としてかっこいいなと思っています。
自分も現場では、そういうふうに振る舞えるように努めています。少し年上でもありますしね。ただ現場には頼もしいメンバーがすでに沢山揃っているんで、どうでしょうか(笑)

福澤さん:ザンカはすごく「リアルなキャラクター」だなと思います。
世の中にはすごいスキルや実力を持っている人たちがたくさんいると思うんですけど、そういった人達って生まれ持った才能だけじゃなく、自分がその仕事や物事にどう向き合うかで今の自分があるんじゃないかって僕は思っているんです。
ザンカはまさにそういうタイプのキャラクターで、そこは自分と重なる部分ではあるのかなと。
特にザンカの「俺は天才じゃない」という言葉や、「超凡人」という在り方にはすごく痺れましたね。
最後に勝つのはきっとそういう人なんじゃないかなと僕は思ってるんです。
好きなことや、自分がやりたいと思ったことを続けた結果が「今」に繋がっているんだろうなって。
もちろん現実ではなかなか報われないことの方が多いと思うんですけど、漫画やバトルファンタジーの中では、努力してきたキャラクターがかっこよく強く描かれるところが魅力だと思います。
ザンカも掘り下げていくと彼なりの葛藤があって、とても人間味のあるキャラクターですよね。
慕っているエンジンに認められているのに、「もっと頑張らなきゃ」「まだ上に行けるはずだ」と思っている。ザンカの「今が最強じゃない」っていうところに僕はすごく惹かれます。

星波さん:普段のふわっとした可愛らしいリヨウと、戦うときのキリッとした姿のギャップが一番の魅力だと思っています。
戦っているときはもちろんかっこいいんですけど、ふわっとしているときも、ただ可愛いだけじゃなくて、どこか奥が見えないというか…。
気分屋というのとも少し違って、なんとなく掴めない感じがあって。「この子は何を考えてるんだろう?」って、どんどん知りたくなってくる魅力があります。
きっと過去に色々なものを背負ってきて、それが今の彼女に繋がっていると思うので、その掴めない感じもそこから来ているのかなって。黒猫みたいな子だなと思います。
でもきっと、信頼できる人には心を寄せるし、自分が信じるものや大切にしたいものは、彼女の中ですごくはっきりしているんじゃないかなって。だからこそ、もっと早く彼女のことを知りたいし、理解したいなと思っています。
あと…とにかくビジュアルがいいですよね(笑)。

里中さん:タムジーはクールで、思いやりのある優しい人なのかなと思っていたんです。
でも、読めば読むほど、自分の価値基準を持って動いている人だなと思いましたね。自分で選択して動いているというか。
自由さと危うさが混ざり合っている感じがします。
一歩引いたところから俯瞰しているような余裕もあるし、周りに合わせつつも、実は周りのことを気にせず動いているという怖さも持ってるというのが、タムジーの魅力なんじゃないかなと。
演じる上ではキャラを作るというよりも、人としての気配だったり、奥行きみたいなものを立体的に再現できたらと思っています。

──舞台の見どころとメッセージをお伝えください。

今牧さん:「アート」というキーワードを出させていただいたんですけれども、舞台上でも絶対に(植木)豪さんはそこを大事にされると思っています。
原作は今まで見たことのないような画や世界観が詰め込まれている作品なので、舞台でもきっと、皆さんがこれまで劇場では見たことのないような世界を体験できるんじゃないかと思います。
バトルもありますし、登場人物も含めて全体的にとても派手な作品だと思うので、漫画や映像の中だけではなく、三次元として楽しめる『ガチアクタ』を期待していただきたいです。
個人的な願望としては、劇場がちょっとゴミの匂いがしたらいいなって思ってるんですけどね(笑)それくらい作品の世界観に入り込めたら素敵だなと思います。
特に世界観へのリスペクトが強い作品になると思っていますので、観に来てくださる皆さんには間違いなく楽しんでもらえると思います。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

立花さん:冒頭でもお話ししたように「アート」という要素がすごく重要視されていて、作品の中でもそういう話が出てくるし、舞台自体も芸術の一つだと思うので、そのあたりはしっかりリンクしているなと感じています。
実際に衣裳もかなり気合いを入れて作っていただいていますし、見た目やビジュアル面からも説得力のある作品になると思います。
内容は本当にびっくりするほど面白いので間違いないです。
観に来てくれた方の度肝を抜くような作品にしていきます! 楽しみにしいてください。

福澤さん:演出の(植木)豪さんとは、これまで何度もご一緒してきましたが、毎回「圧倒的な画を作る方だな」と。だからこそ、『ガチアクタ』の世界観にも絶対に合うと確信していますし、そこは自信を持ってお客様にお届けできると思っています。
そして、脚本の(私)オムさんは絶対的な信頼と安心感がある方ですよね。
僕は今回初めてご一緒するのですが、これまでの作品や関わっている役者の方を見ていても、オムさんが描く世界は本当に魅力的だと感じています。
僕たち役者は与えられた役を演じる立場なので、まずは原作へのリスペクトを込めながらしっかりと自分の役と向き合っていきます。
ただ、そのうえで“舞台でしか見られない『ガチアクタ』”がある方が面白いと思うので、「これは舞台『ガチアクタ』にしか出せないエネルギーだよね」と感じていただけるように、僕たちがキャラクターをしっかり背負って表現できたらと思っています。
観に来てくださるお客様も、まだ迷っている方も、ぜひ一度劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。きっと「すごいものを観た」と感じていただけるそんな作品になるんじゃないかなと思っています。

星波さん:正直、まだ稽古が始まっていないので、自分でもどうなるのか分からない部分ではあるんですけど。
今回演出してくださる植木 豪さんとは、これまでも何度かご一緒させていただいていて。稽古場では「どういうことなんだろう?」と、豪さんがおっしゃっていることが結構ハテナなこともあるんです。でも、いざ劇場に入ると「そういうことか!」ってキャストみんなが驚くくらい、色々な見せ方や表現の引き出しを本当にたくさん持っている方で。
もうとにかく豪さんを信じて、この『ガチアクタ』の世界をみんなで一つひとつ丁寧に作り上げていけたらいいなと思っています。
私自身は、リヨウという掴みどころのないキャラクターを演じさせていただくので、自分なりにしっかり寄り添いながら、私らしいリヨウをお届けできるように頑張っていきたいと思います。
そしてやっぱり、『ガチアクタ』といえば迫力満点のアクションシーンだと思うので、そこも原作やアニメに負けないように、しっかりパフォーマンスで魅せられるよう、全力で挑みたいと思います。

里中さん:今回の舞台は、本当に未知なところが多いですね。
稽古場では映像含め何もない状態なので、僕らも想像と戦いながら作っている時があるんです。でも、ちゃんと豪さんを信頼してついていくと、本番で幕が開いたときに、見たことのない機材があったりして、「こんな表現の仕方があるんだ」と感動します。
豪さんは本当にイマジネーションが止まらない方だと思います。これまでご一緒してきて、期待を超えなかったことが一度もないので、自信を持って豪さんの演出をお届けできるかと。音楽とお芝居、いろんな要素が混ざりあって作られた、新しく、未来的で、想像をはるかに超えた見たことのない舞台になると確信しています。
それに僕たちが応えられるように、メンバー全員が本気で取り組んでいきます。
「キャラクターが本当にそこにいる」と思えるような感覚を体感してください。
ぜひ、楽しみにしていてほしいです。

スタッフ対談インタビュー

■インタビュー対象者
植木 豪氏(演出)
私 オム氏(脚本)
※豪氏とオム氏は対談インタビューとなります。

──ご依頼が来た時のお気持ちをお聞かせください。

豪氏:僕は『ガチアクタ』の表紙を見て、「あ、もうこれだ」と思ったんです。いわゆるストリートカルチャーの新しい分野をいち早く漫画に取り入れている作品で。ファッションやカラー、タッチまで全てがすごく新しいなと思いました。舞台化にあたって、実際に漫画を読んだ時のインパクトは、とにかく大事にしたいと思いました。「ここは絶対に欲しい」「こうなったら面白いな」といったアイデアをメモしながら、漫画を読み進めていきました

──どういった部分が一番印象に残りましたか?

豪氏:まずキャラクターの表情の描き方が、これまでにないものだと感じました。現代作品にはあまり見られないような力強いタッチもあって。
そこに、グラフィティの持つストリート感や、フレーバーが加わってすごく強い印象を受けました。それが作品全体からひしひしと伝わってくる感じで、見れば見るほどその匂いが強くなってくる。グラフィティはこの題材にはぴったりだし、尖ってる部分でもあるなと思いました。今までの作品にはなかったカルチャーへの純粋な「好きさ」や、知ってる人だからこそ出せるフレーバーが多くの人を惹きつけていくんだろうなと感じましたね。

──オムさんは脚本に落とし込む際、どのように組み立て、制作スタッフと共に対話を重ねていったでしょうか?

オム氏:当初「ここまで舞台化します」とお話をいただいたとき、僕の感覚では「結構いくな」と率直に思いました。
原作漫画を読んでいると、本当に省きたくないシーンや会話ばかりなんです。
出会いひとつを取っても、ポップな出会い方もあれば、ドラマチックな出会い方もある。そのすべてが素敵だったので、どれも欠かせないと思いました。
原作の良さをそのままお届けしなければという強い想いがあり、(植木)豪さんと打ち合わせをしていく中で、本当に大切なものをよりピックアップして、引き立つように描いていく方法を取って、結果的にほとんど省かず、削らずに執筆することができたのではないかなと思っています。

──「このシーンだけは絶対省きたくない」と考えたシーンは?

豪氏:まずは「天界から落とされる」シーンです。かなり衝撃的で。「あ、こういう世界の話なんだ」って思わせておいて、実はそこから全く違う方向へ展開していく。そこが最初に掴まれるところですね。
その部分は(私)オムさんとたくさん話し合いました。オムさんがそこをすごくリズミカルに、テンポよくストーリーへ落とし込んでいただき、美しくまとめてくれました。
「なるほど、こういう風に感情が動いていくと、舞台でもっと入り込めるんだな」と、勉強になった部分もあり。
原作が好きな方にも本当に納得してもらえる脚本をオムさんに書いていただき、僕自身も本当に感動しました。

オム氏:豪さんから、長文のすごく熱い、絵文字まみれのLINEが届いて(笑)。そのLINEを見るだけで、元気をもらえます。

──冒頭以外に、こだわりの抜いたシーンは?

豪氏:やはり「バトル」と「斑獣」ですね。
「これ、舞台でできるのかな?」というところにむしろヒントがある気がして、そこはオムさんとかなり話しました。
舞台って「不可能って言われてるところに可能性がある」じゃないですか。
「え、それやっちゃうんだ」とか、「あ、そうやって見せるんだ」みたいなことが、特に2.5次元だとすごく大事だと思っていて。ピンチがチャンスのように、無理だと言われるところにこそ可能性がある。オムさんと「これどうします?」みたいな話しを何度もしましたね。

──オムさんの豪さんとのやりとりで印象深いお話を教えてください。

オム氏:「このキャラクターの人器の表現を、こういうふうにしようと思うんだよね」と言われ、素材の映像を見せてもらったんです。それが別に舞台用でもないし、何の競技の動画なのかも、正直いまだによく分かっていないんですけど(笑)。
とにかく、人がとんでもない動きをしている映像を見せてもらって、それを舞台に取り入れて、生だからこその良さを最大限に生かして届けようとしてるんだというのが伝わってきて、そのときに、やっぱり演出家・植木 豪すごいんだなと、改めて感じました。

──奈落の世界をどう表現するのか、このタイミングでお話しできることを教えてください。

豪氏:今回は、とにかく一番“没入感”を出したいなと思っています。
舞台に来てくださる皆さんが、本当に『ガチアクタ』の世界に飛び込めるかどうかが、チャレンジだと思っているので。
漫画もアニメも、ある意味あり得ない世界じゃないですか。でもそこにちゃんと入り込めるし、感情移入もできる。
皆さんが本当にその世界に飛び込めるかどうか。
極端に言えば、客席を“ゴミ山”にできるかどうか、みたいな。
そこを意識しながら、いろいろアイデアを出し合って話し合いをしています。

──舞台の見どころとメッセージをお伝えください。

オム氏:舞台の脚本化って、舞台の演出家と偉大な原作の間に存在する立ち位置だと思っています。
原作の素晴らしさを演出家に手渡すまでの“橋渡し”のようなものだと。だからこそ、何もこぼさずに、どうやったらよりよい形で、“生”として届けられるか、それだけを考えて脚本を書き、演出家さんにお渡ししました。
豪さんも一緒に作っていただいて。
そしてこれからは、それをお客さんに届ける作業に入っていくんだと思います。
全セクションが敬意を持って作品に向き合っていますし、原作ファン・アニメファンの皆さまに観ていただくことに対して、「怖い」というのとは少し違うかもしれませんが、ちゃんと緊張感を持って創作に取り組んでいます。
ぜひ厳しい目で観に来ていただいても大丈夫です!
それぐらいのリスペクトを持って作っていますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

豪氏:やっぱり『ガチアクタ』の素晴らしさ、魅力的なキャラクターたち、そしてグラフィティを含めた世界観を、本当に真摯に舞台で表現できたらいいなと思っています。
オムさんもおっしゃっていた通り、脚本・演出、そしてキャストのみんなが、『ガチアクタ』という世界を表現するために、ここから本番まで全力で稽古に向かっていくと思います。
それを皆さんと一緒に共有できることがすごく素敵な時間になると思っていますし、今からとても楽しみにしています。

舞台『ガチアクタ』公演概要

■上演期間
2026年5月22日(金)~5月31日(日)[東京:15公演]
2026年6月5日(金)~6月7日(日)[京都:5公演]

■劇場
[東京]品川プリンスホテル ステラボール
〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30
https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/stellarball/

[京都]ロームシアター京都サウスホール
〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13
https://rohmtheatrekyoto.jp/

■チケット情報
価格:全席指定 13,500円(税込)[来場者特典あり]
※未就学児入場不可
※詳細はお申し込みページにてご確認ください。

■来場者特典
舞台『ガチアクタ』オリジナルお菓子(ランダム4種)
▼デザイン
(1)メインビジュアル
(2)ルド奈落への追放ビジュアル
(3)キャラクター前進ビジュアル
(4)原作コミックスコラボビジュアル
※特典は4種ランダム配布となります。
※特典内容は変更になる可能性がございます。
※場内での飲食は不可となります。お持ち帰り用としてお楽しみください。

■原作
『ガチアクタ』(講談社「週刊少年マガジン」連載中)
原作:裏那 圭
graffiti design:晏童秀吉

■STAFF
演出:植木 豪
脚本:私 オム
音楽監督:KEN THE 390
音楽:YOSHIZUMI、田中マッシュ
美術:松生紘子
映像演出:佐々木章介
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:前田真里
照明:大波多秀起
音響:山口剛史
アクション監督:下川真矢(B.O.S Action unity)
映像操作:荒川ヒロキ
特殊造形:林屋陽二
特殊道具:アトリエカオス
舞台監督:倉科史典
演出助手:杉山 恵
制作:S-SIZE
宣伝美術:江口伸二郎
宣伝写真:中村理生
宣伝衣裳(ルド天界服):清水喜代美

■CAST
ルド:今牧輝琉
エンジン:立花裕大
ザンカ:福澤 侑
リヨウ:星波
コルバス:磯野 大
セミュ:青野紗穂
タムジー:里中将道
デルモン:新井 將
グリス:寺山武志
アモ:相馬結衣
レムリン:七瀬恋彩
ジャバー:田中涼星
[Scrap Breaks]
Toyotaka、RYO、HILOMU、Dolton、KIMUTAKU、KENTA、金川希美、渡来美友

■STORY
犯罪者の子孫たちが暮らすスラム街で生きる人間たちは、境界線の向こうの人々から“族民”とさげすまれ差別を受けながら生活している。
そんな世界で、孤児の少年・ルドは、育ての親であるレグトとともに、“ゴミ場荒らし”と呼ばれながらも常人離れした身体能力を武器に生計を立てていた。
だがある日、身に覚えのない罪を着せられ、誰もが恐れる「奈落」へと落とされてしまう。

■原作コミックス情報
原作コミックス『ガチアクタ』(講談社「週刊少年マガジン」連載中)
1巻~18巻発売中!
原作:裏那 圭
graffiti design:晏童秀吉

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https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496757736611

■WEB関連
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(C)裏那圭・晏童秀吉・講談社/舞台『ガチアクタ』製作委員会2026

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