10月9日より放送が開始される…
10月9日より大好評放送中のTVアニメ「最果てのパラディン」。
本作は、前世の記憶を持って生まれた少年ウィルが、最果ての街に秘められた不死者たちの謎を解き明かしながら、さまざまな人と出会い成長していく物語です。
今回は第6話まで放送されているTVアニメ「最果てのパラディン」ウィル役の河瀬茉希さん、メネル役の村瀬歩さんにメールインタビューを実施しました。
これまでのお気に入りのシーンやキャラクターとの共通点など、インタビューした内容をたっぷりとお届けします!
―――ブラッド、マリー、ガスとの幸せな生活、そして別れを経て1人で旅に出たウィルですが、第6話までのお話を振り返っていただいて、お気に入りのシーンを教えてください。
4人での暮らしのシーンはどこも尊くて大好きなのですが、不死神スタグネイトとの戦闘シーンで聖痕や聖餐、筋力、魔法。みんなから教わってきた全てが繋がった瞬間は本当に感動しました。
5話の最後にマリーとブラッドの「意志の兜」のシーンがあったのも嬉しかったです。
―――メネルは、ウィルにとって初めて会った自分以外の人間(ハーフエルフ)です。河瀬さんから見た、メネルというキャラクターの魅力を教えてください。
メネルは本当に優しい人だなと。
初対面のウィルと食事をしたり道を教えてくれたり、間違った形だったかもしれないけれど、村の人たちのために行動して。
ハーフエルフであるメネルにも様々な過去もあります。
なので彼について、ぜひこの先のお話も楽しみにしていただけると嬉しいです。優しくて、美しくて、強くて、でも儚い。そんな魅力に溢れた人です。
―――さまざまな経験をして、力強く成長していくウィルですが、キャラクターを演じられるうえで「ここを意識した」というポイントを教えてください。
生まれてから15歳までのさまざまな年齢のウィルを演じさせていただきましたが、年齢感も意識しつつ、家族と過ごす時間は、素直に笑って怒って泣いて、どこかみんなに甘えているような、大切な家族に真っ直ぐな感情でぶつかりたいなと思っていました。
「ズルしてもいいから残って」と言葉にする時、ああ、これがきっと最後のわがままなんだなと。
でも旅立つ時の手を振るウィルがとても逞しく見えて、きっとここからウィルは大人になったんだと意識もまた変わっていきました。
―――ウィルというキャラクターとご自身との共通点などありますか?
ブラッドに褒められて「へへーん!」とちょっとおどけるところやガスに煽られて「言ったなぁ…!?」と燃えちゃうところとかでしょうか。
どちらかというと私はゲームとか脳筋タイプなのでブラッドの方が似てるかもしれないです。
―――隣村へと一緒に向かうものの、まだメネルはウィルのことを信用しきっていなかったり…と2人の関係がどうなるか気になりますが、今後どのようなところに注目して欲しいですか?
ふたりの関係もそうですし、ウィルの成長、メネル自身についてや、今後二人が出会う人々とのこと…
原作で描かれているあのシーンや…このシーンも…
3人からの教えが役立っているところも、私はなんだか親心な気持ちでした。
沢山の人や場所との繋がりを持っていくウィルを楽しみにしていただけると嬉しいです。
―――最後に、第7話以降の放送を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
6話までご覧いただきありがとうございます。
悲しい別れもありましたが、家族に教えてもらったことやもらった愛情を武器に、そしてお守りにしてウィルは旅を続けていきます。
はじめて知る世界で何が起きているのか、ウィルやメネルに何が待っているのか。
ちゃんと生きて、そして死ぬ。誓った言葉を胸に、この世界で生きていく彼らをこの先もどうか見守ってください。
―――美しいハーフエルフのメネルがついに登場しました。仲間思いの印象が強いメネルですが、キャラクターを演じられるうえで「ここを意識した」というポイントを教えてください。
長く生きて死や悲劇をより多く見てきたことでの厭世観がありつつも、どうしても自分自身の根っこの優しさが滲んでしまう…みたいな塩梅に聞こえたらいいなという所を意識させていただきました。
―――アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?思い出に残っているエピソードなどがあれば教えてください。
僕は途中からの参加で、丁度タイミング的に人がガラリと入れ替わる時だったのもあり、今まで信田監督と河瀬さんが培ってきた信頼関係が眩しいなあと思ったのが印象に残っています。
―――お人好しすぎるウィルにメネルは面食らっていましたが、村瀬さんから見たウィルというキャラクターの魅力を教えてください。
とても冷静な論理的思考能力と同時に自分の情動がまだ頭のレベルにまで追いついていない感じが、ただ強いだけじゃなくて面白いなあと思いました。
あとは天性の人懐っこさといいますか、素直さも素敵です。
―――メネルというキャラクターとご自身との共通点などありますか?
ドライな所(メネルの場合はそう生きたいと思ってる所)はとても分かるなあと思いました。
あまり他人に期待をせずに生きていこうとは思っているのですがまだまだ僕もその辺未熟です。
―――まだまだウィルを怪しむメネルですが、これからの2人の関係の変化が気になります。今後どのようなところに注目して欲しいですか?
ついついウィルの強靭さに目がいってしまいますが、この2人の凹凸でお互い必要とされている関係に注目していただけると。
―――最後に、第7話以降の放送を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
やっとこさ登場です!
大事にお芝居させていただいたので、是非見守ってください!
メネルも登場し、今後の展開がますます気になる「最果てのパラディン」。キャラクターを演じているからこそ分かる、作品の魅力や今後の注目ポイントなど貴重なお話ばかりでした。
「ブラッドの方が似ているかも」という河瀬さんから意外な回答も飛び出した場面も。
第7話以降の放送も待ちきれません……!
ON AIR
TOKYO MX 10月9日(土)より 毎週土曜22:00
AT-X 10月9日(土) より毎週土曜23:30
毎週火曜 29:30 ※リピート放送
毎週土曜 8:30 ※リピート放送
BS日テレ 10月9日(土)より 毎週土曜24:00
dアニメストア 10月9日(土)より毎週土曜 22:00
この他の配信サイトでも配信予定!
STORY
かつて滅びた死者の街――
人里離れたこの地に一人の生きた子供、ウィルがいた。
少年を育てるのは三人の不死者。
豪快な骸骨の剣士のブラッド。淑やかな神官ミイラのマリー。偏屈な魔法使いの幽霊のガス。
彼ら三人に教えを受け、愛を注がれ少年は育てられる。
そしていつしか少年は一つの疑念を抱く。
「……この『僕』って、何者なんだ?」ウィルにより解き明かされる最果ての街に秘められた不死者たちの抱える謎。
善なる神々の愛と慈悲。
悪なる神々の偏執と狂気。
――その全てを知る時、少年は聖騎士への道を歩みだす。
STAFF
原作 :柳野かなた(オーバーラップ文庫刊)
キャラクター原案 :輪くすさが
監督 :信田ユウ
シリーズ構成 :髙橋龍也
キャラクターデザイン:羽田浩二
音楽:高田龍一 (MONACA)、帆足圭吾 (MONACA)
アニメーション制作 :Children’s Playground Entertainment
CAST
ウィル(ウィリアム) :河瀬茉希
ブラッド :小西克幸
マリー :堀江由衣
ガス(オーガスタス) :飛田展男
メネル(メネルドール) :村瀬歩
ビィ(ロビィナ・グッドフェロー):鈴木絵理
トニオ(アントニオ) :遊佐浩二
グレイスフィール :悠木碧
スタグネイト :高橋広樹
公式HP: https://farawaypaladin.com
公式Twitter:@faraway_paladin
©柳野かなた・オーバーラップ/最果てのパラディン製作委員会
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