TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』に出演中の森久保祥太郎&小野大輔の対談インタビュー! 2人が『オーフェン』の魅力やお互いの印象をたっぷり語る

2023年1月18日(水)から放送中のTVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』。

本アニメの原作となる『魔術士オーフェン』(原作:秋田禎信/TOブックス刊)は、1990年代のラノベ界を牽引してきた作品で、シリーズ累計1,400万部(電子書籍含む)を突破している時代を超えて愛されるダークファンタジー。1998年と1999年、そしてシリーズ生誕25周年を記念して2020年に『魔術士オーフェンはぐれ旅』、2021年には『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』がそれぞれ放送され、2023年、新たに『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』が放送中です。

話数を重ね、『アーバンラマ編』の物語もいよいよ佳境に差し掛かっていますが、今回は主人公・オーフェン役の森久保祥太郎さん、本作のキーマン・エド役の小野大輔さんの対談インタビューをお届けします。作品の魅力はもちろん、アフレコ現場の様子やお互いの印象についてなどたっぷりとお伺いしました!

「森久保さんはオーフェンみたい!」「小野さんはエドがぴったり!」お互いに断言した理由とは?

――森久保さん(オーフェン側)から見たエド、小野さん(エド側)から見たオーフェンの印象について教えてください。また、お互いが演じる役どころのそれぞれの良さについても教えてください。

森久保:オーフェンから見たエドはライバル的な存在です。掴みどころのない人ですが、彼の実力や存在は認めていて……。旅の先にエドが現れることはオーフェンにとっては複雑で、すごく脅威も感じています。そもそもエドは同じ釜の飯を食った仲ですし、味方につけたら心強い人ですけど、敵には回したくないなと。キャラクター的にはミステリアスでクール、しかもカッコいいのに、どこか天然なところもあって。だからD(※小野さんの愛称)がエドを演じると聞いたときはぴったりだなと思いました。

小野:(笑)。それは褒められてます……?

森久保:うん。クールで面白いところがあるキャラを、面白い人物だと分かったうえで演者が演じると、わざとらしくて面白くなくなってしまうんですけど、その辺をDはうまく演じていて。

小野:ありがとうございます。ぴったりって思っていただいたのはありがたいですし、今森久保さんにそう言われて腑に落ちました。エドは思っていることもたくさんありますし、自分が背負っているものが何なのか認識していますけど、それを表に出さない人なんです。溜め込んで、溜め込んで、急に相手に伝えるタイプ。その感じが僕と似ているので、確かにそういう意味でもぴったりだったんだなと。

森久保:ず~っと黙っているのに、急にポンとすごいこと言ったりするしね。

小野:(笑)。エドも本当はいろいろと考えているんですけど、器用にアウトプットできない人なので、そこは僕自身に似ています。森久保さんは「天然」という風におっしゃっていますが、それも含めて僕らしいと言ってくださるのは嬉しいですね。
僕から……エドから見たオーフェンですが、兄弟弟子の弟分で、青春時代を一緒に過ごした仲間、というよりは自分と似ている部分があって、自分とは袂を分かつライバルという風に見ているんじゃないかなと。マジクがエドを見て魔術士だと気づく場面があって、それはエドを見たときにオーフェンが浮かぶという描かれ方をしてまして。僕はそれを見て、なるほど、と思ったんです。やっぱりお互いに似ているところがあるからこそなんだなと。
生き方や魔術士としての矜持は同じなんですけど、その先に求めているものが全く違う。それがちょっと悲しくもあるんですが、男から見るとカッコいいなと。こういう関係性のライバルは見ていて痺れますし、魅力的だなと思います。

――森久保さんはエドを演じる小野さんは役にぴったりと感じているとのことですが、小野さんはオーフェンを演じる森久保さんを見てどのように思いますか?

小野:森久保さんがオーフェンを演じていることに関しては、昔からアニメを見ていてオーフェンというキャラクターにぴったりだなと思っていましたし、憧れでした。今回出演させていただいて、改めて森久保さんってオーフェンだなと。オーフェンはすごく広い視野で物事を見ていて、見たうえで「これを言わなきゃいけない」「こういうことをしないといけない」という場面で、必ずやってくれる人なんです。飄々として掴みどころがないところもあるんですけど、決めるところは決める人。必ず人のために何かをしている人。そこは森久保さんとオーフェンってシンクロしているなって。もはや役作りしてないんじゃないかなと思うくらいです(笑)。

森久保:その通り(笑)!
20年以上前にオーフェンを演じたときは、いろいろなことにまだ気づけなかったこともあって、だからこそ等身大でオーフェンというキャラクターを演じられたと思うんです。それから20年以上経って、いろいろな経験を積んで、そのうえで原作を読み直してオーフェンというキャラクターを見ると、当時とまた違って見える部分もあって……。演じるときには昔のまま演じてはいますが、オーフェンに対する理解はものすごく深まっていると思います。

――『オーフェン』シリーズをまだ見たことがない、原作をこれから読む、という方のために作品の魅力を教えてください。

森久保:前作の「キムラック編」からそうですが、特に「アーバンラマ編」は原作により忠実に描かれています。
原作の秋田先生は“言葉の魔術士”なので、原作を読むと秋田節が癖になってくるんですよ。そこが魅力ではまる人が多いと思うんですけど、そんな原作を限られた話数のなか、忠実にアニメに落とし込むのは大変だと思うんです。でもセリフは原作通りの部分が多く、秋田節が生かされているので、原作ファンの人は「あのセリフだ!」と楽しめるでしょうし、まだ作品を知らない人は新しいファンタジー作品として楽しめると思います。話がやや難しいと思うかもしれませんが、気づいたらはまる世界観を『オーフェン』は持っているので、アニメも原作も見てほしいですね。

小野:森久保さんがおっしゃる通りで、間口が広く、中に入るとどんどん情報が増えていって、言葉の魔術に取り込まれていく感覚があります。掴みどころがないようで、でも掴んだ瞬間に離せなくなる……やみつきになる魅力がありますね。原作を読んでいると、マニアックに魔術のことや設定が事細かに描写されていくんですが、そのあとにちょっとしたギャグや凝り固まった頭を解きほぐしてくれるようなほんわかシーンがあって、その配分が絶妙で作品にはまっていくんですよ。

森久保:確かに。アニメもそんな感じだしね。ボルカンとかドーチンとか。

小野:ボルカン、ドーチンはその最たるものですね。ただただ笑って見ることができますし、エドですら「ちょっと何言ってんの……?」みたいな場面もありますから。

森久保:ただシリアスで難しい話、というだけではなくていいテンポ感でギャグもある。それが『オーフェン』らしい魅力だと思います。

アフレコ現場でのキャスト陣は…

――ありがとうございます。では、アフレコ現場についてはいかがでしょうか?

森久保:世の中の情勢的なものもあり、演者全員揃ってのアフレコというのは難しいのですが、掛け合いのあるキャストは一緒にアフレコをしています。エドとは後半の方で一緒にアフレコしたよね?

小野:そうですね。物語の後半で一緒にアフレコしたので、劇中と同じだなと。劇中でもエドとオーフェンはずっと別行動をしていて、のちに邂逅するんですけど、エドとオーフェンが対面したおかげで一緒にアフレコができたのは嬉しかったです。わ~森久保さんだ!って(笑)。やっぱりオーフェンをやっている森久保さんって、僕ら世代では伝説的な存在なんですよ。

森久保:(笑)。まさかDが『オーフェン』を見ている世代だとは思わなかったからさ。マジク役の小林裕介とかクリーオウ役の大久保瑠美ちゃんもそう言ってくれるんだよ~。瑠美ちゃんは原作ファンで小学生の時に読んでいたみたいだし。

小野:よくあの難しい内容を理解できましたね、小学生で。

森久保:ね! 瑠美ちゃんは「『オーフェン』wiki」みたいな子だから、何かわからないことがあるとすぐに聞きますし。前作の主題歌を作らせていただいた際も、瑠美ちゃんにテーマの方向性について感想もらったりしてました。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、スタジオで、僕と入れ違いでDが来てアフレコするときは、Dがアフレコしている様子をこっそり見てたよ。

小野:わ、嬉しい……。

森久保:そもそもさ、一緒にアフレコするの、久しぶりじゃない?

小野:確かに久しぶりでしたね。

森久保:一緒にアフレコしたあと、久しぶりに本気のDをちゃんと横で感じたから、カッコいいなぁと思って、マネージャーに「やっぱDってかっこいいよ」って報告しちゃったもん。

小野:何を報告してるんですか(笑)。そもそもこんなにがっつりセリフの受け渡しがあって、ライバルという関係性のキャラクターを演じるって、もしかしたら初めてじゃないですか?

森久保:あ~確かにそうかも。エドは存在感で魅せつつもセリフに重みがあるという、演じるのが難しいキャラクターだと思うんです。僕は逆立ちしてもできないキャラクター。それを演じられるDはお見事! って思いましたし、ロッテーシャ役の青木志貴ちゃんは今回初めてご一緒したんですけど、お芝居がよくて……。いろいろな発見のあるアフレコ現場だったけど、Dはどうだった?

小野:エドやロッテーシャは抱えているものがたくさんあるんですけど、それをセリフで説明してはいけないキャラクター。でも役を演じる熱量はセリフに乗っていないといけない。その辺は難しかったんですが、自信を持ってやれましたね。それは、森久保さんがオーフェンをやっていることが大きかったと思います。「オーフェンなら(こちらの芝居に対して)これくらいやってくれるはずだ!」という明確なビジョンが見えましたし。
エドとクリーオウは接点があったので、大久保瑠美ちゃんと一緒にアフレコする機会が何回かあったんですが、彼女が演じるクリーオウはど真ん中のクリーオウだったんです。森久保さんが演じるオーフェンのことは知っていましたし、一緒にアフレコすることでクリーオウのこともわかりましたし……。
オーフェンとクリーオウが光だったら、エドとロッテーシャは影なので、その対比を直接感じられたことで自分の役を、自信を持って作れたなと思います。

役を離れた森久保さんと小野さんの関係性

――オーフェンとエドは同じ釜の飯を食べた仲間でもあり、ライバルでもあり……という関係性ですが、森久保さんと小野さんお二人の関係性はどのような関係でしょうか?

小野:森久保さんは“こうなりたい先輩”ですね。後輩の面倒見がいいですし。なんであんなに後輩のことを見てるんですか?

森久保:僕が先輩にすごくお世話になったから、それを(後輩たちに)返さなきゃいけないなと思ってるだけかな。

小野:それを意識しないでやってくださっている……。

森久保:デビュー時は同じ事務所に同期がいなかったし、そのあとに所属した事務所でも最初は一人だったし、ずっと一人だから、現場に入ると後輩とか同年代がいて楽しくなってるからかも。

小野:森久保さんって一匹狼感があって、一番前を一人で突っ走っているんですよ。でも後輩が付いていくと、それに気づいて後輩に寄り添ってくれて、背中を押して一緒に走ってくれる……自分たちを引き連れてくれる感じがあるんですよ。

――狼の群れのリーダーのような感じですね。

森久保:いや~でも、僕にとってはDの方がリーダーというイメージがありますね。僕たちは一緒に音楽活動をしているんですが、Dはそのグループのリーダーなんですよ。なるべくしてなったリーダーだと僕は思っているんですが、彼がトップにいることで僕を含めた他のメンバーは「Dはこういうことをしてくれるから、自分はここを中心に盛り上げよう!」みたいなイメージがすごく湧きやすくて……。

――お互いにリーダーらしさを感じているのはとても面白いですね。

森久保:(笑)。あとは意外性ナンバー1の人物かな。お酒に強いし、詳しいし。プロ並みの知識を持っています、Dは。

小野:一緒に飲んでも森久保さんが先に酔うので、僕がお酒に強いことは全然バレてなかったんです。
先輩にこんなことを言うのは失礼かもしれないですが、森久保さん、酔ったときの可愛い感じはギャップがあっていいなと思いました。そこも森久保さんを大好きになる要因です。一匹狼でもあり、前をどんどん突っ走っていく先輩でありながらも後輩の背中を押してくれる……正直、それだけだと「完璧」な人なんですけど、たまに可愛いときがあるというのはずるいなって思います(笑)。

森久保:(笑)。

小野:そういう隙を見せてくれるところが魅力的な人だなと思います。

――本編中、オーフェンのセリフの中で「面倒に巻き込むのはいつも女だ」という言葉があります。オーフェンの周りにはアザリーやクリーオウ、ロッテーシャというかなり個性的な女性キャラクターがいるからこそのセリフだと思いますが、森久保さんと小野さんから見て、なかなかに手ごわそうという女性キャラクターはいますか?

森久保:事の発端と言いますか、オーフェンの根底にはアザリーという存在があり、その先にクリーオウとの出会いがあり……。面倒を起こすとはいえ、二人ともタイプが違いますけど、今回の「アーバンラマ編」に限って言えば、クリーオウが起こしたアクションに巻き込まれることでオーフェンも成長すると言いますか、彼の世界観が広がっていくので、「面倒に巻き込むのはいつも女だ」と言いつつも、必要な試練を運んできてくれる存在として彼女たちを見ているのかなと思います。

小野:エドから見ればロッテーシャですね。ロッテーシャを演じている青木志貴さんのお芝居が熱量は乗っているんですけど、どこか寂しさや無機質な感じを含んでて、じつはそれがこの先のロッテーシャという人物を象徴しているんですよ。エドにとっては自分の生き方を左右する存在でもあり、同時に得体の知れない存在でもあり。
複雑な感情を秘めながらもエドはそれを表に出さずに会話をし、ロッテーシャは寂しさや無機質さを、自分で気づかないなかで会話をしている。それがとっても哀愁を帯びていて、良いですよね。ロッテーシャもエドも奥の深いキャラクターです。

森久保さんが芝居を深く学んだきっかけになった『魔術士オーフェン』

――小野さんにお聞きします。今回、キーパーソンのエドを演じるうえで心がけたことはどういったことでしょうか?

小野:原作を読んだり、現場で大久保ちゃんに聞いたりして、エドはこういう思いでこのセリフを発している、というのは理解したうえで演じているんですが、思いを込めすぎると違う気がしていて。説明するのが難しいんですが、セリフから「彼が何のために生きているのか」が分かってしまう、見ている人に伝わってしまうと物語が成立しなくなると思ったんです。だからこそ思いは込めつつも“隠し通す”という覚悟を持って演じることを心がけました。

森久保:最後まで見ていただけるといろいろなことがわかってくるので、そこからキャラクターに対する愛情も湧いてくると思います。

――森久保さんにお聞きしますが、第2期の「キムラック編」と比べて、今回変化のようなものを感じる部分はありましたか?

森久保:変化とは違うかもしれませんが、「キムラック編」まではオーフェンにとってアザリーという存在に対するモチベーションが高かったと思うんです。でも、今回の「アーバンラマ編」は彼女に対するモチベーションはありつつも、違う運命に巻き込まれていく。物事に向き合う“衝動”が違うかなと思います。あと、割とほのぼのと物語が進んでいくところも違うかな。新しい登場人物がどんどん増えていくところも違う点かなと思います。

――20年以上携わっている『魔術士オーフェン』という作品、またオーフェンというキャラクターは、森久保さんの声優人生でどのような立ち位置のキャラクターになりましたか?

森久保:いわゆる主人公という立ち位置……台本の最初に名前を書いていただいたテレビアニメシリーズは、『魔術士オーフェン』が僕のキャリアの中では最初の作品です。当時はラジオをやったり、イベントに出たり、媒体さんに取材をしていただいたり、初めてなことをたくさん経験させていただきましたし、たくさん教わりました。また、デビューしたてのときから大変お世話になっていた先輩の玉川砂記子さんとご一緒させていただいた作品でもあります。デビュー当時から僕を見てくださっている先輩なので、主人公役をやらせていただけるまでになりましたよ、という姿を見ていただけたかなと。しかも一緒にアフレコした日にNGをあまり出さなかったので、帰りに「褒めてもらえるかな?」と思っていたら、すごいダメ出しをされたんです。「あなた、NGを出さなきゃいい芝居してると思ってるんでしょ?」って。

小野:見透かされてる……。

森久保:そこで教わったことが今でも生きています。「もっとソリッドな芝居をしなさい。平均点を取りに行くような芝居じゃなくて、こうですか? 違いますか? って言えるような芝居をしなさい。あなたは可もない、不可もない芝居をしている」って。今でも僕の芝居の根底にはその言葉があります。その一言で多くを学びました。

小野:じつは以前このお話を森久保さんから聞かせていただいたことがあるのですが、今あらためて深いお話だなと感じています。僕たちも気を付けないといけないことなんですよね。自分では気づけないことですし、先輩と共演する機会がないと、言われることもないですからね。

森久保:そうそう。だから僕は後輩に同じことを伝えたいですね。

――ありがとうございました。それでは最後に今後の展開を楽しみにしているファンへ、見どころを含めてメッセージをお願いします。

小野:“とあるセリフ”をエドが言うんですが、そのセリフに感動しました。「『魔術士オーフェン』ってこれだよな」と思える象徴的なセリフです。多くは語りませんが、そのセリフ自体がオーフェンを表しているような気がしているので、楽しみにしていてください。
「アーバンラマ編」は『魔術士オーフェン』を好きでよかったと思えるようなお話なので、最後まで『魔術士オーフェン』という作品に出会えた喜びを感じていただけたら嬉しいです。

森久保:僕はオープニング主題歌も担当させていただきましたが、作詞も担当しています。話が進むたびに、歌詞の意味がよりわかってくると思いますし、話が進むごとに歌詞の感じ方も変わってくると思いますので、本編はもちろんその辺も見どころのひとつにしていただけたら何よりです。

TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』放送&作品情報

(C)秋田禎信・草河遊也・TOブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅製作委員会2023

■作品概要&あらすじ
【アーバンラマ編】
秋田禎信先生による「魔術士オーフェン」は、1994年の第一巻が刊行以降、様々なシリーズが発表され、累計1,400万部(電子書籍含む)を突破。1998年と1999年に続き、シリーズ生誕25周年を記念して2020年『魔術士オーフェンはぐれ旅』、2021年『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』が放送されました。

そして2023年、新たに『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』の放送が決定!
キムラック教会総本山での戦いは、オーフェンの義姉アザリーの犠牲によって終結した。
行方知れずとなったアザリーを探す道中、オーフェン一行は謎の女剣士ロッテーシャと出会う。彼女との出会いから始まる、《魔剣フリークダイヤモンド》を巡る戦い、≪聖域≫からの暗殺者との衝突、かつての兄弟子との再会…。そして、明らかになるロッテーシャの正体と目的…。
世界の運命を変える旅が始まる。

【聖域編】
オーフェン一行は領主アルマゲストに招かれて≪最接近領≫を訪れる。≪最接近領≫は人間種族を守るため、ドラゴン種族の≪聖域≫に攻め入ろうとしていた。だが貴族連盟傘下の魔術士集団≪十三使徒≫は、双方とも危険視して滅ぼそうとする。
そして迫り来る大陸滅亡の時。これを回避するため、アザリーが、全ての関係者が≪聖域≫に集う。大陸の命運を賭けた、オーフェンたちの選ぶ結末とは――。

■放送情報
『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』
2023年1月18日(水)より放送中

AT-X:2023年1月18日(水)より毎週水曜日20:30~
   [リピート放送]毎週(金)8:30/毎週(火)14:30
TOKYO MX:1月18日(水)より毎週水曜日22:00~
WOWOW:1月18日(水)より毎週水曜日24:00~
BSフジ:1月19日(木)より毎週木曜日24:30~
※放送時間は予告なく変更になる場合がございます。

『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編・聖域編』
2023年4月よりTV放送決定!
放送局:AT-X、TOKYO MX、WOWOW、BSフジ

■スタッフ
原作:秋田禎信(TOブックス刊)
原作イラスト:草河遊也
監督:浜名孝行
シリーズ構成:古怒田健志
キャラクターデザイン:菊地洋子・りお
色彩設計:桂木今里
美術監督:荒井和浩
撮影監督:近藤慎与
CG監督:大嶋慎介
音響監督:平光琢也
音楽:Shinnosuke
音楽制作:ランティス
編集:小野寺桂子
アニメーション制作:スタジオディーン

■主題歌
OP:「HYSTERIC CARAVAN」森久保祥太郎
ED:「ファンタジック・パートナー」渕上 舞

■キャスト
オーフェン:森久保祥太郎
クリーオウ:大久保瑠美
マジク:小林裕介
ボルカン:水野まりえ
ドーチン:渕上 舞
エド:小野大輔
ロッテーシャ:青木志貴
ライアン:榎木淳弥
ヘルパート:江口拓也
ダミアン:楠大典
ウィノナ:相羽あいな

【聖域編】
アザリー:日笠陽子
アルマゲスト:石田彰
ジャック:安元洋貴
プルートー:日野聡
銀月姫:金田朋子

■WEB関連情報
公式サイト:https://ssorphen-anime.com
公式Twitter:@orphen25_tv

(C)秋田禎信・草河遊也・TOブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅製作委員会2023

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