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TVアニメ『女神のカフェテラス』月島流星を演じる山根綺にインタビュー! 印象に残ったシーンはやっぱり…

2023年4月7日からスタートしたシーサイドラブコメアニメ『女神のカフェテラス』は、2023年6月5日現在、第9話まで放送されました。

そこで本記事では、ヒロインの1人である月島流星(つきしまりほ)役の山根綺さんにインタビューを実施! アフレコ現場での裏話やキャラクターを演じるうえで意識したポイント、さらに印象に残っている場面などを伺いました。

TVアニメ『女神のカフェテラス』は、東大現役合格の秀才・粕壁 隼と、亡き祖母が営んでいたカフェ「Familia」を舞台に、“おばあちゃんの家族”を語る見知らぬ美女5人との出会いから始まる、運命の人×5との贅沢すぎる共同生活を描いたシーサイドラブコメです。

5人全員「正ヒロイン」!? ここでしか読めない“作品の魅力”をたっぷりお届けします。

流星を演じたいと直感で思った…素の声で勝負して、オーディションに受かったのは初めて

―――オーディションに受かった当時のお気持ちを教えてください。

月島流星役 山根綺さん(以下、山根さん):
マネージャーさんから「流星役に決まりました」とお電話をいただいて、本当に嬉しくて「わーーーー!!」と叫びました(笑)最初に原作を読んで、流星が「君が粕壁隼くんか」と言う一コマを見た瞬間に、「わ! この子やりたいな!!」と直感で思っていたので、流星役に決まったと聞いて収録がすごく楽しみになりました!

―――流星を演じたいなと思った理由を教えてください。

山根さん:
流星の性格を見てです。ちょっと小悪魔っぽい感じの子で、あと自分の地声と流星のイメージを照らし合わせたときに、個人的に一番しっくりきそうだなと思いまして……。普段、役を演じるときはある程度そのキャラクターに寄り添った声を作っていくのですが、この子は自分のほぼ素の声で演じられそうだなと。
このままの素の声で勝負して、全く作らずにやりやすいトーンでオーディションに受かったのは初めてかもしれません。
それくらいピンときたというか、しっくりくるキャラクターだったのかなと思っています!

山根さんが演じる月島流星▲

山根さんと流星は“生きざま”が似ている⁉  そして初挑戦のラブコメに苦戦…

―――流星を演じる上で特に大切にしたポイントはございますか?

山根さん:
パッと見たとき、ちょっと小悪魔な、いたずらっ子っぽい印象を皆さんは受けたかなと思うんですけど、実は彼女、とても繊細な子なんですよ。私が思う限り5人のヒロインの中で一番みんなのことをよく見て、色んなものを感じ取り、繊細に対応できる女の子かなと思いました。

そういう芯のしっかりした部分と、ちょっと頑張りすぎて倒れちゃうくらい自分の限界を超えて「何かを頑張りたい」と思っているところが自分と似ているなと思いました。自分と似ている部分を照らし合わせながら、大切に演じました!

―――ご自身の今までの体験の中で、特にここ似ているな、共感するなと思った部分はありますか?

山根さん:
「お休みはいらない」って言うところです! 私は流星の気持ちが本当に分かるんですよ……。だって休んでいる場合じゃないんですもん。やっぱり他の人から必要とされたいし、求められたいし、何か大きなものを成し遂げるときにみんなと一緒にやって力になりたいという気持ちが自分の中で強くて。流星もずっとそうなんです。

隼くんとか4人の優しさに触れて、「休むことも仕事のうちで大切なことなんだ……私にはこんな素敵な仲間がいるんだ」と気付くシーンがあるので、流星は休むことの大切さは知っています。ただ根本的には「休まないで働いていたい」という気持ちが強いので、そういう必要とされたい、力になりたいって思う“生きざま”が似ていますね。

―――逆に自分にはないところなどございましたら教えてください。

山根さん:
ないところが本当にないですね……!「自分かな?」って思うくらい私と流星は似ているからこそ、この子を演じたかったです。
彼女の気持ちはよく理解できたんですが、ラブコメは自分の今までの演じ方では上手くいかず、「もう少し分かりやすく」っていうディレクションがすごく多かったんです。もっと気持ちを全面に出して、視聴者の方にも分かりやすく喜怒哀楽を出した方がこの作品には合うという部分がすごく難しくて。

収録の前半はラブコメの難しさを感じていましたが、彼女がどうしたら皆さんによく伝わるかなと試行錯誤していって、後半は感情が分かりやすく出るようになっていったんじゃないかなと思います。その変化を温かい目と心で見守っていただけたら嬉しいです……!

アニメの中だけでなくみんな仲良し! ほっこりエピソードが次々と

―――共演者の皆様と一緒に収録してみていかがでしたか?

山根さん:
全員と掛け合いをすることができ、序盤は隼くんや桜花ちゃん、秋水ちゃん、後半は白菊ちゃんと紅葉さんと一緒に収録することが多かったです。
一度だけ、私一人で抜き録りをしたのですが、やりやすさや空気感が全然違っていて……。皆さんが先に録ってくれたものを聴きながら演じるのもやりやすかったんですけど、やっぱりその場で同じ空気感で録るのと比べると全然やりやすさが違いました。皆さんと一緒に掛け合って声が乗っていき、お芝居がどんどん良くなっていくという感覚が大事だなと感じたので、一緒に収録できて、とても感謝しています。

また皆さんのお芝居が抜群に面白くて……! 特に秋水(あみ)ちゃん役の鈴代紗弓ちゃんはアドリブがすごく多いんですよ。どんどんやっていくうちに「実はあれもやりたいと思ったんですけど……」と提案される方だったので、そこがすごく勉強になり、思いついたらやるというのが大事なんだなと思いました! 

―――収録以外のところでも他の共演者の方々とお話しましたか? もし裏エピソードがございましたら教えてください。

山根さん:
鈴代紗弓ちゃんと別の作品で何回かご一緒したことがあったのですが、今回ある日の収録終わりに初めて一緒にご飯を食べに行けてもっと仲良くなりましたね! 実は鈴代紗弓ちゃんと誕生日が一緒なんです。そこでも「うちらって似てるよね」てなって、16タイプ別パーソナリティ診断をその場でやってもらったんですが、それも見事に一緒だったんですよ! 同じ星のもとに生まれたみたいで嬉しかったです。

また青木瑠璃子さんや和氣あず未さんがメッセージで励ましてくださったり、瀬戸麻沙美さんも会うたびに明るく声をかけてくださったり……皆さん本当に優しいです! 水中雅章さんとは麻雀の話で盛り上がり、いつか打ちましょうという約束をしました(笑)そのくらい皆さんと仲が良かったですね。

“あの場面”は思いっきり演じられた! 山根さんの気になるキャラクターや好物も必見

―――演じていて楽しかったシーンや、印象に残っているシーンはございますか?

山根さん:
やっぱり隼くんに大泣きするシーンです。自分の子役時代のこととかがバレて、過去を振り返って「なんの意味もなかった……ほんとウケる」ってちょっと自嘲気味に言うところとか、気持ちが特に乗りました。

それを受けてくれる水中さんのお芝居もすごく温かくて素晴らしかったので、思う存分泣けたなって思います(笑)
あそこは実際に私も泣きながら「じゃあどこにも行かないでよ! うわーーーーーん」って言いながら思いっきり演じられたので、そこが印象に残っています!

―――本作品において仲良くなりたい、気になるキャラクターはいますか?

山根さん:
秋水ちゃんと友達になりたいですね! この子と友達になったら毎日楽しそうだなって純粋に思えるので。
自分が思いつかないような奇想天外なことをたくさんやってくれるので、一緒にいたら人生がすごいハッピーになりそうだなって思って。絶対自分から「仲良くなろうよー!」って話しかけると思います(笑)

―――本作は喫茶店「Familia」が舞台となっていますが、山根さんが好きな喫茶店のメニューを教えてください。

山根さん:
オムライスが好きです! あと最近はプリンにハマっていて、喫茶店の固めのプリンがお気に入りです。固ければ固いほどいいんですよ……!
喫茶店のプリンとオムライスで大満足なので、その2つは絶対に頼みますね。余裕があったらバタートーストを食べます。シンプルな厚切りがいいんですよ……!

―――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

山根さん:
最後までインタビューを読んでいただいてありがとうございました!
原作を読んでアニメを楽しみにしてくださっていた方と、アニメからこの作品を見始める方もいらっしゃるかと思うのですが、原作とアニメ、それぞれの魅力があると思っています。
キャスト一人一人が収録時間以外でも、ずっとこの作品の話をしているぐらい本当に愛を持って演じているので、原作もアニメも同じくらい大きく愛していただけたら嬉しいです!

TVアニメ『女神のカフェテラス』作品情報

■イントロダクション
――どこかの海辺にある、古びた喫茶店。そこには…女神様がいるらしい――
ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」。
「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と
主人公、粕壁 隼が3年ぶりに帰省をすると
そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人のカワイイ女の子が!!
いきなり下着? 全裸!? ちょっとまて、誰が空き巣だ!
ここはオレの家だ! 絶対に追い出してやる!
最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ!
5人全員「正ヒロイン」の、夢のハーレム共同生活!
ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ!!

■放送情報
2023年4月7日(金)から毎週金曜深夜1時25分~
MBS/TBS系 全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送

BS日テレ:2023年4月10日(月)から毎週月曜夜11:30~
AT-X:2023年4月12日(水)から毎週水曜夜9:30~
※リピート放送 毎週金曜午前9:30~・毎週火曜午後3:30~

■配信情報
DMM TV、ABEMAにて最速配信
dアニメストアほか各配信サイトでも配信予定

■スタッフ
原作:瀬尾公治(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:桑原 智
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:野口征恒
音楽:兼松 衆、櫻井美希
アニメーション制作:手塚プロダクション

■キャスト
粕壁 隼:水中雅章
小野白菊:和氣あず未
月島流星:山根 綺
鶴河秋水:鈴代紗弓
鳳凰寺紅葉:瀬戸麻沙美
幕澤桜花:青木瑠璃子
粕壁幸子:伊倉一恵

■音楽
オープニングテーマ:音莉飴「運命共同体!」
エンディングテーマ:佐藤ミキ「ドラマチック」

■原作情報
『女神のカフェテラス』
(講談社『週刊少年マガジン』連載)
著:瀬尾公治
第1~9巻好評発売中
第10巻は4月17日(月)発売
試し読み:https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269632237257218878

■WEB関連
【公式サイト】https://goddess-cafe.com/
【公式Twitter】https://twitter.com/goddess_cafe_PR

(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS

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