2025年10月2日(木)よる…
2025年10月2日(木)よる11時56分から放送がスタートするTVアニメ『太陽よりも眩しい星』。今回、主人公・岩田朔英役の藤寺美徳さんにインタビューを実施し、作品の見どころやキャラクターの魅力など、たっぷりとお話しいただきました!
累計320万部を突破した、河原和音氏の最新作『太陽よりも眩しい星』は、平均より少し頑丈な女の子・岩田朔英と、か弱い男の子から爽やかイケメンに成長した神城光輝の“きらめく初恋ストーリー”が描かれます。
本記事を読めばTVアニメの放送がより楽しみになるはず♪ 最後までお見逃しなく!
――原作を読んだときの印象や感想を教えてください。
藤寺美徳さん(岩田朔英役/以下、藤寺さん):原作を読んだとき、とても温かくて、キラキラしていて……登場人物がみんな魅力的で、心が優しくなるなと思いました。人と人との触れ合いによって動いていく心情や考え方の変化が、自分と登場人物たちの年齢が近いこともあって共感できて、毎話惹き込まれていきました。
収録して改めて感じた作品の印象ですが、朔英ちゃんはモノローグで常に「俯瞰しよう、俯瞰しよう」と考えているんだなと感じて。モノローグは詩のように素敵な表現が多く、「どう演じれば、その魅力を伝えられるだろう」と考えながら収録に臨みました。
朔英ちゃんは表に出る言葉以上に、モノローグで色々なことを考えていることを収録を通してより実感しました。
▲藤寺美徳さんが演じる岩田朔英
――通常のセリフとモノローグで演じ方の違いを意識されたのでしょうか?
藤寺さん:そうですね、そこの切り替えがすごく難しかったです。ただそのことを小野友樹さん(神城光輝役)にご相談したときに、貴重なお言葉をたくさんいただいて。そこから「こういう風に演じてみようかな」と、演技の幅が広がっていったような感覚があります。
――小野さんからのアドバイスとは、どのようなものだったのでしょうか?
藤寺さん:アフレコの2話あたりの話なのですが、モノローグとの差別化が難しい理由の一つとして、「オンのセリフが少しモノローグと近いしゃべり方をしているのかもしれないね。」というアドバイスをいただきました。
小野さんがおっしゃっていたニュアンスをうまく言葉にできていないかもしれませんが、小野さんが私の心の中で思っていたことを完璧に言語化してくださったおかげで、それが自分の中に響き、表現できるまで少しずつかみ砕いて練習しようと思いました。
――ご自身でも手応えを感じたということでしょうか?
藤寺さん:感覚的にも「モノローグはこういう感じかな」とか、「モノローグの中でも色々な種類があるな」とそのときに感じました。
また、収録の中盤くらいに河原先生が現場にいらっしゃったときに「モノローグが素敵」と言ってくださったので、「この方向でやっていこう!」と改めて思いました。
さらに、お会いできたことだけでも嬉しいのに「朔英を藤寺さんに演じてもらえてよかった」と言ってくださったことが何よりも嬉しくて! 心の中ですごく浮かれて(笑)、ずっとニヤニヤしてしまいました。
――演じた朔英の魅力を教えてください。
藤寺さん:彼女の物語に沿って読み進めていくうちに、私も彼女と一緒に心が動かされ、ドキドキしました。また、彼女とは年齢が近いこともあって、その心情に深く感情移入することができたので、愛おしさも感じています。
彼女の子どもの頃から変わらない優しさ、誰に対しても分け隔てなく接する姿勢がとても印象的ですし、だからこそ先生や友達からも信頼されているんだなと思いました。
また、人の気持ちに寄り添いつつ、深く物事を考えられるタイプで、その優しさが言葉の端々から感じられるところも彼女の魅力だと感じます。
――朔英を演じるうえで大切にしたところ、役作りにおいてこだわったところはどこでしょうか?
藤寺さん:朔英ちゃんはすごく素直な子だと感じていたので、収録しているときは相手の言葉を真っ直ぐ聞いて、それに素直に返せるように意識しました。
また、河原先生が書かれる言葉がスッと自分の中に入って、リアルな高校生の言葉として自分の中に落とし込むことができたような感覚があったので、“飾らないで演じる”ということも大切にした点です。
――藤寺さんは収録時、朔英と同じ高校生だったとお聞きしたのですが、ご自身の高校生活と役を重ねて考えたことなどはありましたか?
藤寺さん:はい、収録当時は高校生でした! オーディションを受けるにあたり、原作を拝読したのですが、そのときから朔英ちゃんにシンパシーを感じていて。マネージャーさんからも「真面目なところが似ているね」と言っていただいたことが嬉しくて、「オーディションに合格して朔英ちゃんを演じたい!」とすごく思いました。
また、オーディションで合格したときから、自分の高校生活において「朔英ちゃんがこの景色を見たらどう思うか」「朔英ちゃんならどう考えるかな」ということを日常から考えるようにしたので、いざ収録に臨むときも自分の中に役がスッと入ってきたような気がします。
――本作のアフレコに臨んでみていかがでしたか?
藤寺さん:最初のころは、もうガチガチに緊張していました。マイクをすごく意識してしまったり、台本を読むことに集中しすぎてしまったりしたんですけど、小野さんが隣に立ってくださったときに、いつも台本を持っている手とは逆に台本を持って、私の方を向いてお芝居をしてくださったことがすごく嬉しくて。
そのときに隣の人を意識することの大切さを改めて感じましたし、それによってお芝居も変わっていくんだなと気づきました。
――収録現場には、小野さん以外のキャストさんもいらっしゃったのでしょうか?
藤寺さん:はい、皆さんで収録させていただきました。笑いが絶えない温かい現場で、本当にみなさんに救われました。緊張していたこともあり、自分からというよりも皆さんから声をかけていただくことが多かったです。収録のあとにご飯に行く機会もあって、タピオカを飲みにいったり、パスタを食べにいったりしました。
――そのような現場でご自身の成長を感じたことはありますか?
藤寺さん:演じ方について悩んでいるとき、音響監督さんからディレクションをいただくことが多いのですが、最終回の収録後に「これという正解を提示すれば、その通りになってしまう。しかし、藤寺さんはこちらが求めていることを自分の中で広げて表現してくれるので、その自由な発想を壊したくなかった」と言ってくださったのが、すごく嬉しくて。
私のお芝居を聞いて、その上で色々な方向から丁寧にディレクションをしてくださったので、私もそのディレクションにお芝居で返していこうという思いが強くなっていっていきました。
他にも、皆さんすごく温かくて、「のびのびとやっていいんですよ」という空気を作ってくださったのが有難かったです。
――藤寺さんから見た神城光輝の魅力を教えてください。また、アフレコを一緒にした小野さんのお芝居について、どのように感じられましたか?
藤寺さん:神城くんは本当にカッコ良いなと! 運動神経もバツグンで、優しくて背が高くて、「周りにいたら、みんなからモテモテなんだろうな」と原作を読んでいてもすごく思いました。彼の幼い頃のエピソード(小柄だったことや、牛乳が苦手で朔英ちゃんに飲んでもらっていたことなど)が、高校生になっても変わらない優しさにつながっていると感じますし、太陽のように明るく、人を惹きつける彼の魅力は、まさにその変わらない優しさにあるなと。だから彼の周りには、自然と人が集まってくるんだろうなと思います。
あと、収録前に自分の中で「このセリフは、こういう風に言おうかな」と考えていたことがあっても、小野さんのカッコ良いお芝居や声を聞いて、「もっとこうしてみよう!」と思ったりしました。
朔英ちゃん目線のフィルターがかかっているのかもしれないですが、朔英ちゃんを通して「神城くんカッコ良い!」と心の底から感じました(笑)!
――小野寺翡翠など女の子のキャラクターの印象と、アフレコ時の思い出を教えてください。
藤寺さん:翠ちゃんはすごくパワフルな印象がありつつも、とても優しくて友達想いで! 一緒に恋バナがしたいなと思います(笑)。私は女の子3人組(岩田朔英&小野寺翡翠&香川美織)の空気感がすごく好きで……彼女たちもそうですが、この作品の登場人物たちの会話は、お互いを思いやる気持ちから生まれていて、それが本当に素敵だなと。
また、アフレコ現場の雰囲気はすごく温かくて。まさに作品の温かさそのもののようで、優しい皆さんにいつも助けられているなと感じました。
――男の子のキャラクターの印象はどうでしょうか?
藤寺さん:鮎川(陽太)くんはずっと芯が通っていて、ブレない男の子だなと感じることも多かったです。物語が進んでいくと「鮎川くんが何を考えていたのか」「その行動の理由は何だったのか」が少しずつ分かってくるのが、とても愛おしいと感じました。
また、個人的に(井沢)優心くんが推しでして(笑)! 彼がいると場が明るくなると言いますか、すごく面白い子だなと。でもすごくピュアな一面もありつつ、一緒にいたら笑顔にしてくれると思うので、ずっと隣にいてほしいです。
――普段、少女漫画を読むことは多いのでしょうか?
藤寺さん:多いです! 初めて買った単行本の中にも少女漫画があって、小さい頃から触れていました。
――よく読まれるという少女漫画のアニメ化作品に出演するというのは、ドキドキしたり楽しみだったりしましたか?
藤寺さん:声優人生の中で「少女漫画のヒロインの女の子を演じてみたい」という目標があったので、オーディションの結果を聞いたときは本当に嬉しかったです。朔英ちゃんとの共通点も感じていたのですが、まさか選んでいただけるなんて……がむしゃらに頑張ろうと思いました。
――藤寺さんの中で印象に残っている学生生活や思い出はありますか?
藤寺さん:体育祭が思い出に残っています。借り人競走をやったんですけど、そのきっかけがこの作品で! 原作を読んだときに1話に出てくる借り人競走に憧れて、行う競技を提案できる体育祭の実行委員に立候補しました(笑)。そして、借り人競走を提案したらそれが通って、実際に借り人競走に出ることができて、作中のようにお題を引いて走れたんです。学生生活を『太陽よりも眩しい星』に変えていただきましたね(笑)!
――朔英にとって神城は眩しい星のようですが、藤寺さんにとって眩しい星、憧れの存在や目標にしている方はいらっしゃいますか?
藤寺さん:憧れはずっと母で、母みたいな明るくて優しい人になりたいなと思っています。
また、声優さんでいうと憧れの方はいっぱいいますが、そのなかでも目標にしている先輩は羊宮妃那さんです。自分がデビューした作品にも出演されていて、そのときに初めてお会いしました。温かいお人柄や、お芝居が素敵だなと感じて、「またご一緒したい!」と思っていたので、この作品でご一緒できてすごく嬉しかったです。
――最後に作品の見どころ、ファンの方へのメッセージをお願いします。
藤寺さん:これからもたくさんのキャラクターが登場し、それぞれが深く掘り下げられていきます。みんなの魅力や、抱えている思い、そして人間関係がどう変化していくのか、ぜひ楽しみにしていてください!
また、朔英ちゃんの恋の行方も見どころなので、こちらもぜひお楽しみに。
【応募条件】
(1)「eeo Media」の公式Xアカウントをフォローする。
(2)「eeo Media」の公式Xから発信される該当ポストをリポストで応募完了。
【プレゼント詳細】
藤寺美徳さんのサイン色紙
【キャンペーン期間】
2025年10月1日(水)17:00~2025年10月8日(水)16:59まで
【当選結果発表】
当選結果は<当選者のみ>に、2025年10月24日(金)頃、DMにて通知いたします。
【注意事項】
・リポストしていただくアカウントは「公開設定」にしてください。
・該当ポストへの「いいね」や「リプライ」、また該当ポストの「引用リポスト」を行っても抽選の対象とはなりませんのでご注意ください。
・XのDM受信設定が「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」になっていない場合、DMをお送りできないため、設定をご確認ください。
・賞品の発送にはeeoの会員登録が必要なため、事前に会員登録をお願いいたします。
・サイン色紙には、当選者の方の本名(eeo会員登録をしていただいているお名前)を記載し、発送させていただく可能性がございますので、予めご了承ください。
■放送情報
2025年10月2日(木)よる11時56分からTBS系28局にて全国同時放送開始
※放送日時は変更になる場合があります。
■イントロダクション
『俺物語!!』(作画:アルコ)『高校デビュー』『先生!』と多くの作品でメディアミックス化されている河原和音の最新作。
平均より少し頑丈な女の子・岩田朔英と、か弱い男の子・神城光輝。
小学生の頃、神城の笑顔にひとめぼれした朔英だったが、細くて小さかった神城は、中学生になると、爽やかイケメンに成長。遠い存在になってしまった。
そんな中、中学最後の体育祭で一緒になり、心の奥にしまってきた初恋が動き出す。
どんなに遠くなっても、私の眩しい星はずっと君――。きらめく初恋ストーリーが始まる!
■スタッフ
原作:河原和音(集英社「別冊マーガレット」連載)
監督:小林 彩
シリーズ構成:中西やすひろ
キャラクターデザイン:曾錦峰
サブキャラクターデザイン:村長由紀
プロップデザイン:益田賢司
美術設定:青木智由紀・イノセユキエ
美術監督:氏家こはく
色彩設計:横山さよ子
3DCGディレクター:山内郁人
画面設計:田村 仁
撮影監督:澤見泰治
特効:原田祥子(グラフィニカ)
編集:丹 彩子
音響監督:吉田光平
音響効果:吉澤美寿恵
音響制作:ダックスプロダクション
音楽:田渕夏海・櫻井美希
音楽制作:日音
チーフアニメーションプロデューサー:柴 宏和
アニメーションプロデューサー:伊藤太貴
アニメーション制作:スタジオKAI
■キャスト
岩田朔英:藤寺美徳
神城光輝:小野友樹
小野寺翡翠:羊宮妃那
鮎川陽太:坂 泰斗
香川美織:田村睦心
井沢優心:逢坂良太
神城 昴:白石晴香
■オープニングテーマ
秦 基博「Stellar Days」
■エンディングテーマ
和ぬか「最新話」
■原作情報
『太陽よりも眩しい星』
著:河原和音(集英社「別冊マーガレット」連載)
別冊マーガレットにて連載中
https://rimacomiplus.jp/betsuma/episodes/1efe960ad612f
1~12巻:好評発売中
■TVアニメ公式HP/X
◆アニメ公式HP:https://tamahoshi-anime.com
◆アニメ公式X:@tamahoshi_anime
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