TVアニメ『うるわしの宵の月』メインキャストの一宮 麗、鈴木崚汰、小野賢章にインタビュー!「ありのままのまっすぐな気持ちで収録に臨みました」(一宮)

2026年1月11日(日)からTBS系全国28局ネットにて放送中のTVアニメ『うるわしの宵の月』。
本作は、容姿端麗・スマートなふるまいで「王子」と呼ばれる女子・滝口 宵と、同じく「王子」と呼ばれる1つ上の先輩男子・市村琥珀、2人の「王子」が繰り広げるラブストーリーです。

今回、滝口 宵役・一宮 麗さん、市村琥珀役・鈴木崚汰さん、大路拓人役・小野賢章さんにインタビューを実施し、作品の見どころやキャラクターの魅力など、たっぷりとお話しいただきました。

本記事を読めば、TVアニメ『うるわしの宵の月』がより楽しめるはず♪ 最後までお見逃しなく!

琥珀と宵には似ている部分も? 大路は“めっちゃいいやつ”!

――まずは本作品への出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

一宮 麗さん(滝口 宵役/以下、一宮さん):私は事務所にいるときに直接マネージャーさんから「宵ちゃん役に決まりました!」と教えていただいて。あまり大きい声を出してはいけない場所だったのですが「え! 本当ですか!?」とマネージャーさんの手をギュッと握ってしまうくらいには驚きましたし、同時に元々知っていた作品でもあったので嬉しかったです。
ただ後々になって、責任が重くのしかかってきまして……。「しっかりしないと」と思いました。

鈴木崚汰さん(市村琥珀役/以下、鈴木さん):僕も元々『うるわしの宵の月』の読者で、好きな作品だったので、出演が決まったときはすごく嬉しかったです。実は、今まであまりアニメでイケメンと言われるようなキャラクターを演じたことがなくて、しかも少女漫画が原作のアニメに出演するのが初めてでした。なので、いつもとは違う表現をする僕を皆さんに見せられるんじゃないかなと思って、新鮮な気持ちと楽しみな気持ちが強かったですね。

小野賢章さん(大路拓人役/以下、小野さん):僕はオーディションではなく、指名していただきました。役が決まったときに、原作を買おうとしたら、すでに持っていまして。たぶん発売された当時に、表紙買いしていたんです。そこにすごく運命を感じました。
大路は途中から登場するキャラクターなので、僕の参加も途中からでしたが、アフレコに参加するのが楽しみで。崚汰とは他の現場で結構会っているんですが、他の方は初めましての方が多かったので、皆さんどんな方でどういうテンション感なのかなと思っていました。

鈴木さん:ぶっちぎりで先輩ですもんね(笑)!

小野さん:そうなんです。ぶっちぎりで先輩だったので、緩んでいたら気合い入れてやろうかなと思っていたのですが……現場で一番なめられていました(笑)!

一同:(笑)

――ご自身が演じるキャラクターについて、どういうことを考えながら、また、どう解釈しながらお芝居に反映させたのか教えてください。

一宮さん:演じていく中で、私が宵ちゃんに抱く印象は少しずつ変化していきました。
最初はクールで口数が少ない子で、でも、のばら(利根のばら)や寿(日比谷 寿)、お父さんなど、心を開いた相手の前ではよく話す子なのかなと思っていて。

ただ、収録を重ねるうちに、宵ちゃんは決して感情が希薄なわけではなく、心の中でしっかりといろんなことを考えている子なんだと分かっていきました。外見や言動から“完璧”に見られがちなところもありますが、実際はとてもまっすぐで優しくて、少し不器用な一面もある……そんな素直な“ひとりの女の子”なんだなと、今は感じています。

鈴木さん:琥珀は、臆病で不器用なところがあって、宵と似ている部分もあるなと思います。
彼はこれまで、肩書ばかりを見られてきた人なんです。だからこそ、人を寄せつけないようにするための“処世術”のようなものを、自分なりに身につけてきたのかなと。その結果、デリカシーがなかったり、人を突き放すような強い言葉を使ったりする一面もあります。

でも実は、その裏には不器用さがあって……。本気で向き合いたいものに対しては、特に不器用さが出てしまうところが愛らしいと感じます。
一方で、不特定多数の人に対しては“王子様っぽく”手を振ったり、きちんとした振る舞いをする。そういうところが面白いキャラクターだと思いますね。
まとめると、琥珀はまだどこか子どもっぽくて幼さの残る、そんなキャラクターです。

小野さん:大路は、すごく単純明快で「宵ちゃんが好き!」という印象ですね。
3人とも外見が整っていて、一見そうは見えないんですが、実はそれぞれ心の中に孤独や、共感してもらえない悩みを抱えている部分があるんです。

その中でも大路は、もっと男同士でバカなことをしていたい気持ちが強かったり……でも彼の中にも、いろんな想いがちゃんとあって。シンプルに言うと、めっちゃいいやつです!
その印象を最初から持っていて、それは最後まで崩れなかったですね。

一宮さん、鈴木さん、小野さんが語る、それぞれのキャラクターへの向き合い方

――キャラクターを演じる上で特に大切にしたことや、役作りにおいてこだわったところなどはございますか? また、印象深いディレクションなどがあれば教えてください。

一宮さん:宵ちゃんはとても考える子なので、私自身もお芝居の準備をするときは本当に色々なことを考えながら、キャラクター作りをしました。でも、マイクの前に立ったときは、良い意味で何も考えずにいたくて。鈴木さんの琥珀や小野さんの大路くんの声を聞いて感じたことを、そのまま素直に表現したいという気持ちが強かったです。

作られた“不器用さ”や“可愛さ”、“かっこよさ”ではなく、あくまでも自然な宵ちゃんの気持ちを大切に……この作品の魅力でもある、繊細な心の移ろいを丁寧にお芝居で表現したいと思っていました。
また、監督とも「琥珀に対する宵の心の変化」や「自分が王子と呼ばれることへの受け入れ方」については丁寧に作っていこうとお話していたので、そこは特に意識して演じていました。

鈴木さん:僕は“夜の雰囲気”が出ないように気をつけました(笑)。保健室のベッドで二人きりになるシーンなど、距離がグッと近づく場面が多いんですが、高校生の青春を描いた作品なので、いわゆる乙女ゲームで出すような雰囲気とは少し違うんです。そこは「エロくならないように!」と、何度も言われましたね(笑)。

その塩梅がすごく難しかったんですけど、自分が興味のあるものとそうでないものに対して、はっきりと雰囲気を変えなければと思っていました。だから、宵に対する声のかけ方と、その他大勢への話し方は大きく変えています。他の人に対しては、本当に興味がなさそうに話したつもりです。
また、仲の良い仙太郎(茜仙太郎)や春(桑畑 春)との関係も少し違っていて。その他大勢、仙太郎や春、そして宵――それぞれに対する接し方を変えました。

琥珀はどこか“腹の読めなさ”というか、ミステリアスな雰囲気を持っているキャラクターですが、その一方で勇気を出して言葉を発するシーンも多くて。どこまで感情を乗せるか、というのがとても難しかったです。
でも、話が進むにつれて少しずつ感情が豊かになっていくキャラクターでもあるので、駄々をこねるじゃないですが、ムキになったりするような子どもっぽさもあるなと感じました。

小野さん:最初に登場するとき、キャラクターを作っていく段階で「もう少しトーンを低めで」とディレクションをいただいたことが印象に残っています。
普段話すときや、自分が演じやすい声の高さよりも低いトーンで演じると、どうしても暗い印象になってしまいそうで……。その“雰囲気”のバランスにはすごく気をつけていました。暗い子に見えてしまわないように、自分の中で意識して演じていましたね。

それから、琥珀がぐいぐい引っ張っていくタイプのキャラクターだとすれば、大路はその対極にいる存在だと思っています。彼はすごく優しく背中を押してあげるようなイメージです。だからこそ、話し方や雰囲気から「そのイメージが伝わればいいな」と思いながら演じました。

一宮さんにとって鈴木さんは“気さくなお兄ちゃん”、小野さんは“気さくな先輩”!? 3人の仲の良さが垣間見える掛け合いは必見!

――今回共演をしてみてのお互いの印象を教えてください。またお互いの演技を見たり、掛け合いをしたりしてみていかがでしたか?

一宮さん:鈴木さんも小野さんも、いつも私や周りの方々に気を配ってくださって、現場の雰囲気をとても明るくしてくださるんです。すごく気さくな方々で、私にも気軽に話しかけてくださるので、本当にありがたいなという印象をずっと持っています。

また、お二人と話していると、それぞれ自然と意識が変わるというか……鈴木さんは“気さくなお兄ちゃん”、小野さんは“気さくな先輩”な感じです。もちろん鈴木さんを先輩として見ていないとかではないのですが!

お二人はお芝居のことも色々と教えてくださって。小野さんから「すごくよかったよ~」と言っていただけたときは、とても嬉しかったですし、自信にもつながりました。
お二人ともこれまでたくさんの現場を経験されているので、そういった方々に「今のすごくよかった」とか「変わったね」と言ってもらえたことは本当に嬉しくて。もっと頑張ろうという気持ちになりました。

――鈴木さんはいかかがでしょうか?

鈴木さん:賢章さんは以前から色々な現場でご一緒させていただいています。本当にラーメンがお好きで……僕からしたらラーメンマンです(笑)!

小野さん:ラーメンマン(笑)!

鈴木さん:賢章さんはとにかく優しいですね。僕も賢章さんに対して雑ないじりをしてしまうんですけど……。

小野さん:めちゃくちゃ雑ですよ……。

鈴木さん:それを寛容に受け入れてくれて……その絡みが心地よくて。大先輩なのに、雑にいじらせてくれるおちゃめで優しい先輩、という印象です!

麗ちゃんは、最初こそ緊張していたというか、すごくきちんとしていたんですけど……意外と生意気なことも言うなって思いました(笑)。打ち解けてくると表情もどんどん豊かになって、よく笑う“ゲラ”な一面もあるんです。
そして先輩をいじれる度胸と愛嬌があって、お芝居もしっかりしている。本当に頼もしいルーキーだと思います!

――小野さんはいかがでしょうか?

小野さん:崚汰とはこれまでもいろんな現場でご一緒しているんですが、今回の現場では「同年代や後輩、年下の子たちと接するときって、こういう感じなんだな」と感じる部分が多かったです。これまで崚汰が一番年下の現場が多かったので、今回はその立ち回り方を見るのがちょっと新鮮でしたね。
でも、僕に対する態度はまったく変わらないので、「あ、なめているな(笑)」と思いました。

鈴木さん:もちろんリスペクトゆえの、です(笑)!

一同:(笑)

小野さん:麗ちゃんは、最初にお会いしたときは「こういう一年目の子、いるな」という印象でした。すごくしっかりしていて、「頑張っているなあ」と思っていたんです。でも、崚汰と同じで、みんなでご飯に行ったり話したりしていくうちに、だんだんと麗ちゃんの人間性とかがすごく見えてきて……「あ、お酒に興味がある女の子なんだな」って(笑)。

一宮さん:若さ全開で……すみません(笑)。

小野さん:「ここから私の知らない世界に足を踏み入れるぞ!」っていう勢いを、すごく感じました(笑)。

お互いに向き合うことで相手を通して自分を知っていく…恋愛はもちろん、それ以外のテーマもある作品

――最後に本作の見どころと、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

小野さん:大路は途中から登場するキャラクターなので、登場を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
僕自身も、この年になってもすごくドキドキするというか……いち視聴者としても楽しめる作品だと思っています。「わ~恋愛っていいな」「恋って素敵だな」と、そんな気持ちになれました。
本当に楽しく収録させていただいたので、そのときの明るくて温かい現場の雰囲気が、画面を通して皆さんにも伝わったら嬉しいです。ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

鈴木さん:この作品は本当にファンの方が多い作品ですが、キャストである僕たちも同じ気持ちなんです。この作品が好きで、携われることを嬉しく思っているキャストやスタッフさんがたくさんいて、みんなが同じ方向を向いて一つの作品を作りました。だからこそ、原作ファンの皆さんにもきっと満足していただけるものになっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。

この作品は、突飛な出来事が起こるわけではなくて、登場人物たちが一歩一歩、互いに歩み寄っていく物語なんです。僕が演じる琥珀のセリフの中で、「自分のことは自分が一番わかっていない」という言葉があるのですが、それがこの作品のテーマのひとつでもあると感じています。お互いに向き合うことで相手を通して自分を知っていく――この作品が、自分自身を見つめ直すきっかけにもなったら嬉しいです。

一宮さん:「本当に人を好きになるって、どういうことなんだろう」「人に“好き”を伝えるって、どうすればいいんだろう」「自分を受け入れるって、どういうことなんだろう」――そんなことを考えさせられるような作品になっていると思います。

私たちキャストも、それぞれがぐちゃぐちゃになりながらも、ありのままのまっすぐな気持ちで収録に臨みました。アニメの“声”だからこそ表現できる空気感や温度感を、ぜひ感じていただけたら嬉しいです。原作と同じように、この作品もたくさんの方に愛していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

TVアニメ『うるわしの宵の月』作品概要

■放送情報
2026年1月11日(日)よりTBS系全国28局ネットにて毎週日曜ごご4時30分から放送中

■配信情報
2026年1月11日(日)より毎週日曜17時00分から ABEMA、U-NEXT、アニメ放題にて先行配信
ほか配信サービスでも1月16日(金)より毎週金曜17時00分から順次配信

■イントロダクション
高校1年生の滝口宵は、誰もが憧れる存在。整った容姿、まっすぐな心。“お姫様というより、ヒーローか王子がしっくり来る”……自分も、周囲もそう思っていた。

「好きで王子やってるわけじゃないんだけど…」

だけど、ある日、現れたのはもうひとりの「王子」。同じ学校の先輩・市村琥珀に言われた一言が、宵の世界を揺らし始める。

「……あんた、めちゃくちゃ美しいな」

芽生え始める戸惑い、そして大きくて強いこの鼓動は……。

ともに「王子」と呼ばれる男女が紡ぐ、等身大の青春ラブストーリー。

■スタッフ
原作:やまもり三香(講談社「月刊デザート」連載)
監督:丸山裕介
副監督:割田圭介
シリーズ構成:久尾 歩
キャラクターデザイン:福田裕樹
音楽:伊藤 翼
音響監督:大寺文彦
美術監督:中尾陽子
色彩設計:佐々木梓
撮影監督:青木睦希
編集:須藤 瞳
アニメーション制作:イーストフィッシュスタジオ アトリエププリエ

■主題歌
オープニング主題歌:UNISON SQUARE GARDEN「うるわし」
エンディング主題歌:UNISON SQUARE GARDEN「アザレアの風」

■キャスト
滝口 宵:一宮 麗
市村琥珀:鈴木崚汰
利根のばら:山根 綺
日比谷寿:瀬戸桃子
茜仙太郎:葉山翔太
桑畑 春:熊谷健太郎
大路拓人:小野賢章
宵の父:津田健次郎

■原作情報
『うるわしの宵の月』
著:やまもり三香
(講談社「月刊デザート」連載)
https://go-dessert.jp/c/uruwashi.html

■TVアニメ公式HP/X
TVアニメHP:https://uruwashi-anime.com/
TVアニメ公式X:https://x.com/uruwashi_anime

(C)やまもり三香・講談社/うるわしの宵の月製作委員会

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