TVアニメ「カッコウの許嫁」メインキャストの石川界人、鬼頭明里に特別インタビュー! まだまだ「人生とラブが大交錯!」は止まらない…!

2022年4月からスタートしたTVアニメ「カッコウの許嫁」は、2022年6月6日現在、7羽目までの放送が終わりました。

そこで本記事では、海野 凪役の石川界人さん、天野エリカ役の鬼頭明里さんに独占インタビューを実施!

7羽目までを振り返っていただき、キャラクターを演じるうえで意識したポイントや印象に残ったシーンなどを伺いました。

「カッコウの許嫁」は、吉河美希先生による大人気の人生交錯ラブコメディ作品です(週刊少年マガジンにて連載中)。

石川界人さんと鬼頭明里さんがどんなことを意識して各キャラクター演じているのか、ここでしか読めないインタビュー内容をお楽しみください!

海野 凪役の石川界人さん、天野エリカ役の鬼頭明里さんに独占インタビュー!

現実とは違う“ラブコメだからこそ笑って許せちゃうところ”をありのまま演じる

―――キャラクターを演じるうえで「ここを意識した」というポイントを教えてください。

石川さん:
キャラクターを演じる上で意識したことは、あまり考えすぎないということです。
僕は普段コメディ系、ラブコメというもので主人公を演じることはあまりなく、そういう意味でも「どうしたらいいのかな」っていう……。

自分の役幅としてなかなか無い引き出しのものだったので、色々考えようと思ったんですが、そうすると「現実ではなかなかないよね」とか、「感情の起伏がこうだよね」っていう自分なりに通らないところが結構出てきちゃって。

でも、それがやっぱりラブコメの面白いところだし、感覚的にみんなが受け入れて笑えるってところに魅力があるんだなと思ったんですよね。

自分自身で小難しいことをこねくり回して考えるのではなく、今キャラクターの目の前に起きている事象に対して、反射的にどう反応しているかということを大事に演じさせていただいております。

鬼頭さん:
エリカはすごく元気で。ちょっと言い方が悩ましいのですが“ばかな子”というか、「たぶんそんなに深く考えてないんだろうな」と原作を読んでいて思ったので、私もあまり深く考えずに元気というのを意識しました。

天真爛漫でわがままな子ではあるんですけど、“でもなんか許せちゃう”みたいなところがあるので、そういう“なんか許せちゃう感”を出せたらいいなって思いながら、演じています。

キャラクターたちが頑張っているところをみると……

―――収録現場の雰囲気や、思い出に残っている収録現場でのエピソードを教えてください。

鬼頭さん:
石川さんは凪のアドリブを入れるんですけど、テストでみんなが笑ってしまうようなアドリブを入れていても、監督たちが結構そのまま採用してくれているのを見て 「さすがだな!」と思いました。

―――キャラクターたち、もしくは作品全体がご自身にもたらしたプラスの変化を教えてください。

鬼頭さん:
アニメではエリカがSNSをよくやっているんですが、それに載せる写真をめちゃめちゃ凝って頑張って撮っているシーンを見ると、やっぱりSNSで盛れている人はこれだけ苦労しているんだなって……。

かわいい人ってどこを切り取ってもかわいいんだろうなって思っていたんですが、本当に素からかわいい人でも考えて写真を撮っているんだなって思えました。
私は写真を撮られることに苦手意識がありますが、エリカのようにかわいい人も努力しているんだから、私も頑張ってようやく撮れた1枚で良いんだなって。今どきの子たちもエリカに共感できるのかな?

石川さん:
凪は勉強をすごく頑張っていて、何か一つ目標があるっていうのは良いことだと思いましたね。高校生なので長期目標ではないですけど、それを自分の中では長期目標だと思って一生懸命頑張るっていうのは大事なのかなと思えたので、「自分も何か目標を決めたいな」というところで止まってます!

血の繋がりのない家族でも恋のライバル同士でも仲がいいのが好き

―――大好きなひろと一緒に行動できて嬉しいはずなのになぜかエリカを気にしてしまい、最後はエリカの意味深な発言で終わった7羽目でした。これまで放送された7羽目までを振り返っていただいて、印象に残っているシーンを教えてください。

石川さん:
僕はやっぱり海野家の家族のシーンはすごく好きですね。取り違い子で血が繋がっていないことが分かってからも、この作品内では海野家の様子は積極的に描かれています。

血の繋がりで息子と親の関係性が変わることはないということが作品を通してずっと表現されているので、海野家のシーンは全部好きです。

鬼頭さん:
ヒロインたちって凪を取り合っている状態というか、一人の男の子に対してのヒロインではあるんですが、そのヒロインたちが仲良くしているシーンが多いんですよね。

バチバチするんじゃなくて、仲良くするのがすごく微笑ましいなって、いつも見ていて思います。

―――凪は他の人に何を言われても一心不乱に勉強を頑張り、エリカは可愛い写真をSNSに写真をアップすることが趣味ですが、お二人が高校生時代に夢中になったことを教えてください。

鬼頭さん:
私は絵を描くことが好きだったので、ずっと家に帰って絵を描いてましたね。ピクシブ(※)にはまっていて、ランキングに載るためにめっちゃ絵を描いていました。

(※)イラストや漫画さらには小説の投稿、閲覧に特化した会員制サイト

石川さん:
僕は仕事ですかね。高校生から声優をやらせていただいていて、その時頂ける数少ない仕事にどれだけ全力で全力投球できるかという感じでした。

もらった台本をずっとチェックしていたり、あとは生活費のためにバイトしたりとか。そういう一つ一つを含めると、ずっと仕事していましたね。

ヒロインたちの魅力的な表情がたくさん見られる8羽目以降も見逃せない!

―――まだまだ『人生とラブが大交錯!』が止まらない本作の8羽目以降の放送を心待ちにしている読者へ、メッセージをお願いいたします。

石川さん:
7羽目までご覧いただいている皆さん、本当にありがとうございます。この作品の良いところはヒロインたちも、もちろん凪も含めて登場人物たちがギスギスしないところです。

キャラクターたちが純粋な動機で動いていたりとか、本当に心の綺麗なキャラクターが多くて。
そういう意味で見ていて全く心が擦れないというか、「自分もこういうキャラクターたちみたいな心持ちでいられたら人生豊かなんだろうな」と思える作品になっています。

今後も、もちろん大交錯はしていくんですが、どんどん展開が進むにつれてヒロインたちの可愛い表情や魅力的な表情がたくさん見れますので、ぜひとも最後までついてきていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!

鬼頭さん:
まさに「人生とラブが大交錯!」ということで本当に誰と結ばれるんだっていうもどかしさがありつつ、でもヒロインたちも仲良くなっていくし、凪との関係も進んでいって……という本当に目が離せないお話に8羽目以降もなっています!
ぜひぜひ最後まで見届けていただけたら嬉しいなと思います。

TVアニメ「カッコウの許嫁」作品情報

ONAIR
4月23日より毎週土曜日深夜1:30~テレビ朝日系全国ネット”NUMAnimation“枠と各種配信サイトにて放送&配信同時スタート!

INTRODUCTION
赤ちゃんの頃に取り違えられ、ついに本当の両親と面会することになった高校生・海野 凪。
その日、名門お嬢様学校の女子高生・天野エリカに偶然出会い、許嫁との結婚を阻止したい彼女の頼みで半ば強引に彼氏役を演じることになってしまう。
…… だが、この2人こそが取り違えられた子どもであり、許嫁だった!
2人の子どもが愛しい親たちによって凪とエリカは両家公認の許嫁関係となり、同居生活を送ることに。
クラスメイトの瀬川ひろに恋する凪と父親に反発するエリカが取り決めたのは、「お互い一切関与しないこと」。
ちぐはぐで、どたばたな人生交錯ラブコメディがスタート!

STAFF
原作:吉河美希 (講談社「週刊少年マガジン」連載)
総監督:赤城博昭
監督:白幡良志之
シリーズ構成:中西やすひろ
キャラクターデザイン:髙野 綾
総作画監督:蔡 孟書、滝本賢児、萩原しょう子、槙田一章、渡辺まゆみ
音楽:石塚玲依
アニメーション制作:シンエイ動画/SynergySP

CAST
海野 凪役:石川界人
天野エリカ役:鬼頭明里
瀬川ひろ役:東山奈央
海野 幸役:小原好美
海野洋平:木村良平
海野奈美恵:日笠陽子
天野宗一郎:森川智之
天野律子:有賀由樹子
遊馬シオン:松岡禎丞

関連サイト
公式HP: https://cuckoos-anime.com
公式Twitter: @cuckoo_anime

(C)吉河美希・講談社/カッコウの許嫁製作委員会

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