100人が選ぶ「人間関係の築き方が学べる漫画BEST10」発表《TVマガ調べ》第1位は『君に届け』

エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」を運営する株式会社WonderSpaceより、「人間関係の築き方が学べる漫画BEST10」が発表されました。今回は10~50代以上の男女100人が回答したWeb調査アンケートをもとに、1位~10位を選出(調査期間:2023年10月10日〜11月30日)。

その結果、第1位に『君に届け』、続く第2位には『ONE PIECE』がランクインしました。アンケート回答者の選んだ理由とともに、ランキングをご紹介します。

《TVマガ調べ》「人間関係の築き方が学べる漫画BEST10」

1位:『君に届け』
2位:『ONE PIECE』
2位:『SLAM DUNK』
2位:『キャプテン』
2位:『闇金ウシジマくん』
2位:『鬼滅の刃』
7位:『Artiste』
7位:『アオハライド』
7位:『ドラえもん』
7位:『のだめカンタービレ』
7位:『ハイキュー!!』
7位:『ルーキーズ』
7位:『宇宙兄弟』

【調査概要】
■調査期間:2023年10月10日〜11月30日
■調査機関:「TVマガ」を運営する株式会社WonnderSpaceによる自社調査
■調査対象:10~50代以上の男女(性別回答しないを含む)
■有効回答数:100名
■調査方法:公式X(旧Twitter)アカウント、他インターネット

1位:『君に届け』

第1位には、椎名軽穂先生の代表作『君に届け』が選ばれました。別冊マーガレットで連載され、『君に届け』が全30巻、『君に届け 番外編〜運命の人〜』が全3巻で完結。
長い黒髪の高校生・黒沼爽子が主人公。暗い雰囲気と見た目から「貞子」と呼ばれていた爽子がクラスメイトの風早翔太と出会い、恋に友情に青春を謳歌していくさまを描く学園ラブストーリーです。アニメ化、実写映画化、ドラマ化も相次ぎました。

【選んだ理由】

「主人公が、周りの人間と関わり、時にはぶつかり合いながら、友情や恋を育んでいく様子が描かれているからです。自分だけが不器用なのではなく、みんなそれぞれ、心にいろんなものを持っていて、それが交わっていく様子が素敵な漫画でした」(まい)

「自分が変わらないと相手も変わらないということを主人公が身を持って教えてくれる作品だと思うからです。また主人公の頑張りを見ていると、自分も勇気をもって親しくなりたい人に近づいてみようと思えます」(まみ)

「友達がいない主人公が恋をして、友達もできて、世界が広がっていく過程が細かく描かれている。一歩一歩進んでいく主人公を応援したくなるし、自分も頑張ってみようという気持ちになれる」(れみ)

2位:『ONE PIECE』

第2位にランクインしたのは、尾田栄一郎先生の初連載作品にして代表作の『ONE PIECE』。週刊少年ジャンプにて1997年より連載開始し、2024年3月4日に第108巻が発売。
麦わら帽子を被る少年、モンキー・D・ルフィが、海賊王になるためにひとつなぎの大秘宝、ワンピースを探し、仲間たちと共に航海の旅をしていく冒険アクションです。アニメ化、映画シリーズも長きにわたり、人気を誇っています。

【選んだ理由】

「ルフィが仲間を勧誘の仕方や、出会ったばかりの人たちへの距離のつめ方が参考になるから。また、だんだんと仲間が増えていくといろんな境遇で育ってきた、年齢も性別も種族もバラバラであるのに、船長のルフィを介してまとまっていく姿がためになります」(あおいあお)

「いつも正直でいること、真っ直ぐでいることの大切さや、自分の周りの人を大切にすることを学びました。また仲間を信じることによって、自分も信じてもらえるということも学びました」(ミラン)

2位:『SLAM DUNK』

同率2位は、井上雄彦先生の代表作『SLAM DUNK』。週刊少年ジャンプにおいて1990年から1996年まで連載され、全31巻で完結しました。
不良少年の高校生・桜木花道が一目惚れをきっかけにバスケットボール部に入部し、生まれ持った才能を開花。チームメイトたちと切磋琢磨していく青春バスケットボール漫画です。2022年に劇場版が公開され、大ヒットを飛ばしました。

【選んだ理由】

「チームプレイだから自分の事ばかり考えていてはだめだし、色々なタイプのキャラがいるので観ていて勉強になるなと思った。最終的にはまとまっていくし、物語も感動的で学びがたくさんあると思う」(きえ)

「バスケットを通して、時には喧嘩をしてぶつかり合いながらもチームとして団結していく素晴らしさを教えてくれた作品だから。中でも三井寿がバスケットに復帰するやり取りは、人間関係の素晴らしさを教えてくれた場面でした」(BOX)

2位:『キャプテン』

同率2位に、ちばあきお先生の代表作『キャプテン』がランクインしました。中学2年時に野球の名門・青葉学院中学校から墨谷第二中学校(墨谷二中)に転校してきた谷口タカオが主人公。名門校では2軍で補欠だったタカオが陰で頑張り、やがてチームのキャプテンとして活躍する姿を描きます。
現在は『キャプテン2』がグランドジャンプで連載中。アニメ化、実写映画化もされて話題になりました。

【選んだ理由】

「野球を通じて、中高生の機微を上手く表現できている作品であると感じられたから。キャプテンとしての責任、重圧など、スポ根漫画でしたが、今でも大切な想いだと感じています」(ryo.)

「谷口キャプテンが率いる墨谷二中は谷口がキャプテンに就任した当初は部員からの信頼が殆どなく部も空中分解寸前の危機もありました。しかし谷口が部員達の知らない所で猛特訓をしている姿を部員に見られる事により、それまでキャプテンの悪口を言ったり信頼できないという態度をや言動をあからさまにしていた部員達がその日を境に心を入れ替えてキャプテンについていこうという気持ちになったからです」(natsu)

2位:『闇金ウシジマくん』

同率2位は、真鍋昌平先生の社会派金融マンガ『闇金ウシジマくん』。ビッグコミックスピリッツにて連載され、全46巻で完結しました。
法外な金利で金を融資している無届けの貸金業者(闇金)、カウカウファイナンス社長・丑嶋馨が主人公。彼のもとに訪れる顧客たちの人間模様、社会の闇を描き、「最高の社会勉強の教材」と評されている作品です。実写ドラマ、映画化されて人気を呼びました。

【選んだ理由】

「借金をしている生活破綻者を中心に人間の醜い部分にフォーカスして描写した作品です。主人公が取り立てを行う関係上、人を見る目が養われており返済を通じて一部の人間とは信頼関係を気づいていたりと、きれいごとではない生々しい作品だからこそ本当に信頼できる人間の見極め方のヒントがちりばめられていると個人的には思ったのでこの作品を選びました」(ザワハン)

「闇金ウシジマくん」はお金を持つ者と持たざる者のリアルな描写が描かれており、強者に対して弱者がどう立ち回るべきなのかがしっかり理解できます。これは現実社会でも活かせます」(アレアレ)

2位:『鬼滅の刃』

同率2位は、吾峠呼世晴先生の『鬼滅の刃』がランクイン。大正時代の日本を舞台にした冒険ダークファンタジーです。週刊少年ジャンプで連載され、全23巻で完結。
家族を鬼に殺された主人公・竈門炭治郎が鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すべく鬼狩りになることを決意。仲間とともに人間を鬼に変え、世に放っている鬼舞辻無惨を倒しに行く物語が描かれます。国内外で大ヒットし、劇場版やミュージカルも人気を集めました。

【選んだ理由】

「鬼と戦って友情が芽生える話で良かったです。かなりの絆を感じる物語で見ていて感動できます。世間にもこの関係が存在したら、チームワークが促進されて良い活動ができると思いました」(たち)

「家族愛が主な題材かと思いますが、組織での身のこなし方、仲間同士の助け合いなど、とてもわかりやすいからです。読者の年齢層を問わず、登場人物も様々な年齢層のため,いろんな立場に現在いる人全てに当てはまるような気がします」(綾乃加純)

7位以降のランキング結果

7位:『Artiste』
7位:『アオハライド』
7位:『ドラえもん』
7位:『のだめカンタービレ』
7位:『ハイキュー!!』
7位:『ルーキーズ』
7位:『宇宙兄弟』

関連サイト

エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」:https://saru.co.jp/tvmaga/

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