2024.01.09

TVアニメ『女神のカフェテラス』小野白菊を演じる和氣あず未にインタビュー！　理想的な女の子“白菊”の意外なギャップとは⁉

2023年4月7日から放送中のシーサイドラブコメアニメ『女神のカフェテラス』。

そこで本記事では、ヒロインの1人である小野白菊（おのしらぎく）役の和氣あず未さんにインタビューを実施！　白菊の魅力、主人公である粕壁隼や他ヒロイン4人への印象、またお気に入りのセリフなどをたっぷりと伺いました。

TVアニメ『女神のカフェテラス』は、東大現役合格の秀才・粕壁隼と、亡き祖母が営んでいたカフェ「Familia」を舞台に、“おばあちゃんの家族”を語る見知らぬ美女5人との出会いから始まる、運命の人×５との贅沢すぎる共同生活を描いたシーサイドラブコメです。

5人全員「正ヒロイン」！？　ここでしか読めない“作品の魅力”をたっぷりお届けします。

『女神のカフェテラス』は和氣さんの憧れが詰まった作品！　白菊の〇〇の演技を頑張ろうと思った

―――最初に原作に触れたときの印象や、読んでみて好きだったシーンなどございましたら教えてください。

小野白菊役和氣あず未さん（以下、和氣さん）：
原作に初めて触れたのは、オーディションのときでした。私はハーレム系のアニメはロマンがあるので好きなのですが、本作は可愛い女の子・女神の5人と一緒に共同生活ができるという夢のような作品ですよね。
また私がもし声優ではない人生を送るなら、シーサイドのカフェでアルバイトしたいなと思っているので、私の憧れが詰まった作品だなと思いました！

あと目を惹いたのは、自分が演じる白菊ちゃんのギャップですね。良いところ全部持っていっている、ずるい女の子だなって（笑）。普段あんな清楚系の女の子が酔っぱらったら大胆になるなんて、すごいキャラクターだと思いました。

和氣あず未さん演じる小野白菊▲

―――小野白菊役として出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

和氣さん：
大人しい、女の子らしいキャラクターがすごく好きで、そういう子をあざとさも残しつつ演じたいなと思っていたので、白菊役で決まったときはとっても嬉しかったです！
ただ、清楚で可愛らしい家庭的な女の子という反面、お酒で豹変するキャラクターなので、酔うシーンは面白おかしくセクシーに演じたいなと。「白菊ちゃんらしさを残しつつ、大胆な女の子の演技を頑張らなくては」と思いました。

―――ハーレム系のアニメが好きということで、ハーレム系アニメ好きな人から見た、この作品ならではの魅力を教えてください。

和氣さん：
共同生活で仕事場も同じ、本当に24時間一緒にいられるというのが良いなと思っています。
最初はみんな主人公の隼くんに対して最悪な印象があるんですけど、でも白菊ちゃんは過去に隼くんと会っていたので、最初から印象は良いんですよね。

みんなに嫌われている隼くんだけど、白菊ちゃんの「私はずっとあなたのことを思っているよ～」というところも少しずつ出していきたいなと思っていたので、白菊ちゃんが隼くんを見る目つきにも注目していただきたいです。

本当に絵がすごく可愛くて、シーサイドが舞台なので爽やかさもあって、みんなの青春や憧れが詰まっているハーレム物語だなって思います。

和氣さんが感じた隼、4人のヒロインたちの印象

―――主人公である隼への印象はいかがでしょうか？

和氣さん：
隼くんは、すごく冷たくてぶっきらぼうな感じで登場し、つっかかる子やふざけすぎる子が多いので、呆れたりツッコミながら話したりすることが多いんですが、白菊ちゃんに対しては最初から対等に接してくれているという印象がありました。

―――隼を演じる水中さんとは掛け合いなどありましたか？

和氣さん：
結構ありました！　水中さんとは何回か共演させていただいたことがあり、初めて共演した作品も水中さんを取り合うようなアニメでした（笑）。シャイな方で、その初々しさが本当に可愛くって！　今回またガッツリ水中さんと共演させていただいて、やっぱりお芝居はめちゃめちゃ上手だし、「隼くんだ」と皆さんが思うお芝居で演じてくださっていました。

動揺している隼くんを見ると水中さんとかぶって、慣れていない感じが可愛いなって思います（笑）！　水中さんも隼くんも可愛いです。

―――他の4名のキャラクターの好きなところや魅力的だなと思ったことを教えてください！

和氣さん：
桜花さんは、登場したときから隼くんに対して結構キツくあたるツンデレ系なのかなと思っていたのですが、私たちヒロインに対しては「もう仕方ないな～」という感じですごく甘やかしてくれる、お姉さんっぽい子です！

秋水ちゃんはもうアホの娘ですね（笑）。鈴代さんのお芝居も全部パワフル100％なので、より秋水ちゃんの魅力が引き出されていて、元気な暴れん坊ワンちゃんという感じがたまらなく可愛いです！

紅葉さんはバンドもやっていて、すごくクールな印象があったんですけど、意外と積極的なキャラクター。掴みがたいけど2人っきりになると女性らしさがふと出てきて、ドキっとする姿をたまに見せてくる、最高な女の子だなと思います！

流星さんは今どきの陽キャな女の子というイメージがあるのですが、表ではキラキラしていて、裏では努力をしている子なんだろうなと思いました。その流星さんの努力のおかげでお店が盛り上がっている部分もあるので、すごくお店のことを大切に思ってくれている、とにかく良い子ですね！

白菊は理想的な女の子！　和氣さんとの共通点は？

―――キャラクターを演じる上で大切にしていることはありますか？　また印象深いディレクションなどがあれば教えてください。

和氣さん：
この作品のお仕事で関わる方が『カノジョも彼女』という作品でお世話になっている方が多かったので、そのとき私が演じたキャラクターのように、「守りたくなる女の子のイメージで演じて欲しい」と1話を収録する前にお話をいただきました。なので、そのキャラクターとはまた違った、か弱くて守りたくなるような理想的な女の子にしようと思いましたね。

また、白菊ちゃんの可愛らしさをより引き出すために、あざとさとアルコールを摂取したときの豹変するギャップをもっと大きく演じようと思いました！　お酒を飲んだときの演技は、白菊ちゃんをぶれない程度にギリギリを狙いましたので、ぜひ楽しみにしていてください!!

―――ご自身が演じる白菊との共通点や、憧れる部分などありましたら教えてください。

和氣さん：
家庭的な雰囲気がすごく憧れます。私は家事がちょっと苦手なので、そういうところは白菊ちゃんと自分が似ていない部分だなと………。ただ友達とご飯に行ったときの立ち位置が似ていると思っています。複数人でご飯を食べに行ったときに、お肉を焼いてあげたり、お鍋を取り分けたり……お世話をしたくなるんです！　

私も食べるのがすごく好きなので、ベストなタイミングで食べて欲しくなるという気持ちもあるんですけど、みんなが美味しそうにご飯を食べていると、すごく嬉しい気持ちになります。そういうところが自分の手料理をみんなに振舞ったときの白菊ちゃんの気持ちと、似ている部分があるのかな。

酔っぱらったお芝居が楽しかった！　鈴代さんは秋水に似ていた⁉

―――印象に残っているシーンや、演じていて楽しかったシーンはありますか？

和氣さん：
印象に残っているのは「家族なんだからご飯は一緒に食べるの」と白菊ちゃんが言うシーンです。すごく白菊ちゃんの良さが出ている台詞だなって思いましたね。一応ハーレム共同生活アニメではあるんですけど、“家族の絆”というテーマもあり、家族を大切にしているすごく優しい子というのが、その台詞から伝わってきました。

あとやっぱり楽しかったのは、酔っぱらったお芝居です（笑）！　台詞もセクシーになったり、隼くんに対して積極的になったりと、ドキドキするような、でも笑えるようなお芝居をしました。

―――共演者の皆様と一緒に収録して、もし裏話がありましたら教えてください。

和氣さん：
皆さんキャラクターと演じるキャストのイメージがぴったりだったんですよ。たぶん皆さんも、そう思っているんじゃないかなぁ。
また秋水役の鈴代さんが皆さんにまんべんなく質問を投げかけていて、そういうムードメーカーなところが秋水ちゃんと似ていると思いました。他にも紅葉さんがバンドのボーカルなので、「いつか瀬戸さんの歌聞きたいです！」というお話をしましたね（笑）。

―――本作は喫茶店「Familia」が舞台となっていますが、和氣さんが好きな喫茶店のメニューを教えてください。

和氣さん：
カフェやレストランに行くとオムライスにまず目がいくんですけど、中にグリンピースが入っていると頼めなくて……。そうなったらホットサンドを注文します。喫茶店らしい本当にシンプルなハムとチーズだけが挟まっているようなホットサンドがめちゃめちゃ好きです！　他にもバナナジュースがあると本当にテンションが上がります!!　あと炭酸苦手なのですが、クリームソーダは喫茶店のロマンが詰まっていると思って頼みます（笑）。

白菊をぜひ皆さんの推しキャラに…！『女神のカフェテラス』は魅力が詰まった作品

―――最後に本作の推しポイントを含め、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

和氣さん：
皆さんの、そして和氣あず未の理想が詰まった作品です！　5人の女神が本当に面白いし可愛いし、かっこいいし……「1クールで収まらないんじゃないか？」というくらいの魅力がたくさんあります。どの回もキュンポイントや胸に刺さるポイントがあると思いますので、もちろん原作も読んでいただきたいのですが、アニメの方が気軽に見られるかもしれないので、ぜひ観ていただきたいです。
そして白菊ちゃんをぜひ推しキャラにしてください！

TVアニメ『女神のカフェテラス』作品情報

■イントロダクション
――どこかの海辺にある、古びた喫茶店。そこには…女神様がいるらしい――
ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」。
「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と
主人公、粕壁隼が3年ぶりに帰省をすると
そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ５人のカワイイ女の子が！！
いきなり下着？　全裸！？　ちょっとまて、誰が空き巣だ！
ここはオレの家だ！　絶対に追い出してやる！
最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ！
5人全員「正ヒロイン」の、夢のハーレム共同生活！
ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ！！

■放送情報
2023年4月7日(金)から毎週金曜深夜1時25分～
MBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送

BS日テレ：2023年4月10日(月)から毎週月曜夜11:30～
AT-X：2023年4月12日(水)から毎週水曜夜9:30～
※リピート放送　毎週金曜午前9:30～・毎週火曜午後3:30～

■配信情報
DMM TV、ABEMAにて最速配信
dアニメストアほか各配信サイトでも配信予定

■スタッフ
原作：瀬尾公治（講談社「週刊少年マガジン」連載）
監督：桑原智
シリーズ構成：大知慶一郎
キャラクターデザイン：野口征恒
音楽：兼松衆、櫻井美希
アニメーション制作：手塚プロダクション

■キャスト
粕壁隼：水中雅章
小野白菊：和氣あず未
月島流星：山根綺
鶴河秋水：鈴代紗弓
鳳凰寺紅葉：瀬戸麻沙美
幕澤桜花：青木瑠璃子
粕壁幸子：伊倉一恵

■音楽
オープニングテーマ：音莉飴「運命共同体！」
エンディングテーマ：佐藤ミキ「ドラマチック」

■WEB関連
【公式サイト】https://goddess-cafe.com/
【公式Twitter】https://twitter.com/goddess_cafe_PR

(C)瀬尾公治・講談社／「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS