TVアニメ「アオアシ」大鈴功起、河瀬茉希に特別インタビュー!お2人のお気に入りのシーンには共感必至!

4月から大好評放送中のTVアニメ「アオアシ」。
本作はサッカーJ リーグのユースチームを舞台に、プロを目指し奮闘する高校生たちの青春を描いた新作アニメです。

今回、第6話まで放送されているTVアニメ「アオアシ」で青井葦人を演じる大鈴功起さん、一条花を演じる河瀬茉希さんにインタビューしました!キャラクターの魅力や、収録現場でのびっくりエピソードなど、ここでしか見られないインタビュー内容をぜひチェックしてみてください。

大鈴功起さん、河瀬茉希さんにインタビュー!

アシトは気づいたら応援しちゃうキャラクター

―――大鈴さんは一条花の魅力、河瀬さんは青井葦人の魅力、とお互いの演じるキャラクターの魅力を教えてください。

大鈴:僕がアシトを演じているからというのもあるのですが、花はアシトのことをすごく考えてくれて、アシトのために怒ったり、泣いたりしてくれるところが本当に素敵だなと感じます。
花は自分の夢のために勉強している中で、栄養学だったり、アシトの精神的な面だったりを一番近くで支えてくれるキャラクターにもなっています。
実際にスポーツをやっている方は、「花みたいな人が近くにいてくれたらな」って思うと思うんです。
なので花っていう存在自体が「アオアシ」という作品彩る、1つの「花」のような存在かな。

河瀬:アシトは本当にThe主人公!という感じで、ちゃんと壁にぶつかりに行ってくれるので、もうほっとけないです(笑)
でも理不尽にぶつかりに行くんじゃなくて、ちゃんと目標や目的、自分なりの考えがあるので、見ている人も「なんでぶつかったんだろう?」ってアシトと同じように疑問を持てると思います。
そこで監督やコーチ、チームメンバーたちがしてくれたアドバイスをずっと忘れずに持っていてくれて、本能だけでプレーを続けるわけじゃなく、いったん自分の中で立ち止まってそれを試合中に思い返してプレーすることができる。

そういう一枚ずつ壁を破って成長していくところに主人公らしさがあるので、知らない間に好きになっているというか、気づいたら応援しちゃうキャラクターだと思います。
多くの魅力的なキャラクターが出てくる中で、やっぱりアシトだけは自分を投影して見てしまうからこそ、別格な立ち位置のキャラクターになるんじゃないかなって思います。

―――キャラクターたち、もしくは作品全体がご自身にもたらしたプラスの変化などがありましたら教えてください。

大鈴:僕は事務所に所属した1年目にこの作品のオーディションを受けたので、もしあと1年所属が遅かったら、オーディションを受けられていなかったんです。本当にタイミング的にも、この作品に出会えて良かったなって思います。
収録も含め、色々なお仕事させていただくことができて、本当に「アオアシ」という作品が生まれてくれて良かったなと。

河瀬:出会えて本当に良かったね。

大鈴:この先も色々なお仕事させていただけるように頑張りたいんですけど、やっぱり原点にはこの作品がずっと僕の中にいてくれるので、作者の小林先生とスタッフの皆さんには頭が上がらないです(笑)

河瀬:私としても、こんなに真っ直ぐな花のようなキャラクターを演じる機会があまりなかったし、声質的にも今まであまり演じてこなかったタイプのキャラクターだったので、どう演じるか最初は悩んでいました。
そんな中、小林先生に初めてお会いし「河瀬茉希です」ってお話したときに、第一声で「もう声を聞いた瞬間に、花だって思った」って言っていただいたんです。

花を描いている人だからなのか、やっぱりその一言に重みがあってすごく嬉しかったし、自信にも繋がりました。
自分の中でも花を演じるということは本当に挑戦だなって思いますし、こんなにもヒロインらしいヒロインを演じることが自分の中でプレッシャーではあるものの、「今はもうそんなこと考えない!先生が花の声だって言ってくれたんだから、思いっきりやるぞ!」という気持ちになりました。
先生からすごく幸せになる一言をいただけたし、私も全力でアシトたちを応援しようと改めて思いました。

収録現場で一番びっくりしたエピソードは…?

―――ユースのセレクションに合格し、ついに東京にやってきたアシトですが伊達コーチに「あの子にプロは無理だ」と言われてしまうところで終わった第6話でした…。今まで放送されたお話の中で、お気に入りのシーンを教えてください。

大鈴:僕はやっぱり4話のセレクションで点を決めるシーンです!
みんなが絶望していく中で、アシトも楽な方向に逃げちゃおうと無意識に考えるんですけど、そこで福田監督に「やめるか?」って聞かれて、母ちゃんと瞬兄の顔を思い浮かべるんですよ。そこからの鼻息荒く「誰がやめるかぁ!!!」は、もう原作を読んでいる頃から大好きで、すごく言うのを楽しみにしていたんです。そこからの点を決めるシーンはかっこよすぎるし、収録現場の熱量もすごかったです。

河瀬:花が拍手するところもまたいいよね。

大鈴:そうですね!「今日のキミは、よくやってる!頑張ってるぞ!!」って。

河瀬:私は5話のお母さんとのお別れのシーンですね。やっぱり親だからこそ簡単に東京に出したり、「サッカーで食べれるくらい頑張って」って簡単に言えるわけないじゃないですか。
一番近くにいて、一番子どものことを考えているからこそ、素直に「行って来い」って言うのが難しい中で、しっかりとお金やスパイク、手紙を持たせるというのが、不器用だけどすごく愛のこもった送り出し方だなって思いました。
原作でもすごく素敵なシーンなんですけど、これが映像とお芝居が加わると本当に泣けました……。
サッカー以外のシーンにも力が入っているのが、またいいですよね。

大鈴:しかも地元の愛媛を出るまでに5話も使って丁寧に描いているんです。「アオアシ」という話の本筋は6話以降のユースに入ってから始まるんですけど、やっぱりそこまでの丁寧な5話があるからこそなんですよね。

―――収録現場はどのような雰囲気でしたか?また収録時に印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

大鈴:特にサッカーのシーンの収録はキャストの皆さんの熱がもうすごくて……!
熱いお芝居をしている他の人の声を聞いて、自分も引っ張り上げられるといった高め合いをお互いにやっていたので、相乗効果が生まれてすごい熱い収録でした。
ただ休憩時間中や、テストが終わって本番を待っている時間とかは、世間話など色々なお話ができたので、メリハリがしっかりしている現場だったなという印象です。

河瀬:収録現場で聞いて一番びっくりしたのは、大鈴さんが実際に愛媛に行ったというエピソードです。しかも友達と家族と一緒に旅行に…というわけではなくて、ただアシトの生まれ育った大地を踏みしめるために1人で1週間滞在するっていうのが「面白いなこの子」って思いました(笑)行動力がアシトなみだなって。

大鈴:アシトが15年間住んできた場所だし、自分は愛媛に行ったことがないうえに、そんなに詳しくも知らなかったので、「これはもう行っとかないと!」と思って……!

河瀬:パッと行動に移せるところもすごいなと思いましたし、方言監修の方と実際にアニメで出てくる場所や美味しい食べ物などの話をしているところを聞いて、情勢が落ち着いたらみんなで愛媛に行こうという目標を立てました!

―――最後に第7話以降の放送を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いいたします!

大鈴:アシトがユースに入って、たくさんの壁にぶつかります。本当はもっと正しくサッカーを学んで成長していけると思ったのに、ボコボコに言われたり、試練がたくさんあったり……ユースに入る前に描いていた未来とは、ちょっと違うと思います。でもそこで折れないのがアシトのすごさ。これから先、色々なキャラクターたちが出てきて様々な問題にぶち当たっていく中で、そのキャラクターと協力して一緒に進んでいく姿が本当に熱いです。ぜひ楽しみにしていてください!

河瀬:7話以降も花がたいそう可愛いです!
セレクションの時点で強い人たちばかり出てきて心が折れそうになっていたのですが、もちろんユースに入ってからが本番ですので、ここから先出会う人たちはみな強敵。
でもこの人たちが味方になった時、「どれだけすごい試合になるんだろう」という常にワクワクが止まらない展開で進んでいくので、1話も見逃さずに一緒に追いかけていただけたら嬉しいです。
サッカーの知識がなくても花と一緒に学べるし、アシトと一緒に色々考えながら見ることができますので、「サッカー分からないから、アオアシ見るのためらうな」って思っている友達がいたら、ぜひおすすめしてください!
私たち自身もおすすめしたい作品になっていますので、よろしくお願いします!

TVアニメ『アオアシ』作品情報

アオアシ

<放送情報>
4月9日(土)より放送中
NHK E テレにて毎週土曜日午後6時25分〜

<イントロダクション>
「世界へ、連れていってやる。」
愛媛に暮らす中学生・青井葦人(あおいアシト)は弱小サッカー部のエース。
中学最後の大会で負けた日、悔しさをぶつけるように海辺で走り込んでいたアシトは、試合を見ていた一人の男と出会う。
その男——福田達也は、J リーグ有数のクラブ「東京シティ・エスペリオン FC」で、高校生年代を育成する組織「ユースチーム」の監督だった。
荒削りだが、ある特別な才能を持つアシトに無限の可能性を見出した福田は、自らの野望を語り始める。
「俺には野望がある。俺の作り上げたクラブで、世界を掌中に収める。世界への踏み台じゃない。我がクラブこそが世界だと。その野望のすべてを担うもの、育成<ユース>だ。」
福田の誘いを受け、入団試験<セレクション>を受けに上京することを決意するアシトだったが──
常にサッカー漫画の最前線を走り続ける『アオアシ』が、ついに待望の TV アニメーション化!
挫折、成長、友情—青春の全てがここにある!

<スタッフ>
原作:小林有吾「アオアシ」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:さとう陽
シリーズ構成:横谷昌宏
副監督:曽我準
サッカー監修:竹下健一、曽我準、飯塚健司
キャラクターデザイン:中武学、川村敏江、山口飛鳥、長谷川早紀
サブキャラクターデザイン:清池奈保、渡部由紀子、大導寺美穂、白井英介、本田真之
総作画監督:中武学、山口飛鳥
アクション作画監督:興村忠美、窪敏
プロップデザイン:伊東ありさ、津坂美織
色彩設計:上野詠美子
美術監督:垣堺司、竹田悠介
美術設定:金平和茂、伊井蔵
2Dワークス:濱中亜希子
プリビジュアライゼーション:前島昌格
3D:森本シグマ
撮影監督:今関舞子
編集:村上義典
音響監督:はたしょう二
音楽:横山克
アニメーション制作:Production I.G

<キャスト>
青井葦人:大鈴功起
大友栄作:橘 龍丸
橘総一朗:山下誠一郎
冨樫慶司:八代 拓
黒田勘平:堀江 瞬
朝利マーチス淳:加藤 渉
本木遊馬:榎木淳弥
竹島龍一:熊谷健太郎

阿久津渚:武内駿輔
栗林晴久:梅原裕一郎
中村 平:小野賢章
桐木曜一:内山昂輝
高杉榮太:古川 慎
義経健太:興津和幸

一条 花:河瀬茉希
海堂杏里:上田麗奈
金子 葵:小松未可子

福田達也:小林親弘
伊達 望:安元洋貴

青井紀子:園崎未恵
青井 瞬:中島ヨシキ

<原作情報>
『アオアシ』
著:小林有吾
小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載中!
既刊1~27巻 好評発売中!

<関連サイト>
公式 HP:https://aoashi-pr.com
公式 Twitter:https://twitter.com/aoashi_pr
推奨ハッシュタグ:#アオアシ

©小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会

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